
空の検索で888件の結果が見つかりました。
- ダイナースクラブのポイントが円ステーブルコイン「JPYC」に交換可能に
image : JPYC株式会社 日本のクレジットカードで初、三井住友トラストクラブ×JPYC×HashPortが6月1日サービス開始 JPYC株式会社は5月26日、三井住友トラストクラブが発行するダイナースクラブカードおよびTRUST CLUBカードのリワードポイントを、日本円ステーブルコイン「JPYC」に交換できるサービスを6月1日から開始すると発表した。クレジットカードのポイントをステーブルコインに交換できる仕組みは国内初となる。 3社の連携でポイントとWeb3をつなぐ 今回のサービスは、クレジットカード発行会社の三井住友トラストクラブ、日本円ステーブルコインを発行するJPYC、そしてノンカストディアルウォレット「HashPort Wallet」を提供するHashPortの3社が共同で構築した。ユーザーはHashPort Wallet上で、貯まったリワードポイントをJPYCに交換し、実店舗・ECサイトでの支払いやWeb3サービスでの決済、個人間送金などに活用できる。 image : JPYC株式会社 毎年2.8兆円以上発行されるポイントがステーブルコインの起爆剤に ポイントの活用場面はこれまでキャッシュバックや商品交換が中心だったが、ステーブルコインとの連携により選択肢が広がる。HashPortによると、国内では毎年2.8兆円以上のポイントが新規発行されており、ステーブルコインの社会実装を加速させる資金プールとして機能する可能性があるとしている。HashPort WalletはJPYCユーザーの8割超に利用されている国内最大規模のノンカストディアルウォレットだ。 既存金融とブロックチェーンが接続する入口として クレジットカードという日常的な金融インフラとステーブルコインをつなぐ今回の取り組みは、Web3を意識していない一般ユーザーが自然な流れでデジタル資産に触れる機会を生む設計だ。ポイント交換で得られるJPYCは日本円と1対1で交換可能で、価格変動リスクなく利用できる点も普及のハードルを下げる。既存の決済インフラとブロックチェーンの接点が着実に広がっている。 参照サイト PR TIMES JPYC株式会社プレスリリース ~日本のクレジットカードで初!~ カード利用で貯まるポイントをステーブルコインに。2026年6月1日、ダイナースクラブのポイントを日本円ステーブルコイン「JPYC」に交換するサービスがスタート。 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000320.000054018.html TAGs
- Google、米国外初の直営店を東京・表参道に今夏オープン
image:Google GoogleがAI体験も提供する米国外初の直営旗艦店を東京・表参道に2026年夏オープンすると発表した。 Googleは2026年6月1日、直営旗艦店「Google Store 表参道」を今夏、東京・東急プラザ表参道「オモカド」1階にオープンすると発表した。米国外で初の直営店となる。 取り扱い製品とサービス Google Store 表参道では、Google Pixel スマートフォンをはじめ、Google Nest 製品、Google Fitbit 端末、アクセサリなど、Google 製品およびパートナーブランドによる幅広いラインナップを展開する。Google Store オンラインで注文した製品の店頭受け取りにも対応する。 また、店内では最新のAI体験のほか、Google の製品やサービスが日常生活をどのようにサポートできるかを体験できるコーナーも設ける。 スタッフによるサポートとワークショップ 店内には専任のスタッフが常駐し、トラブル対応や Google Pixel の店頭修理、初期設定のサポートなどを提供する。ワークショップの開催も予定している。 日本への出店の背景 Googleにとって日本は、米国外で初めて海外オフィスを設立した地であり、グローバル展開の起点となった市場だ。同社は今回の出店について、長年 Google を支えてきた日本のユーザーに製品とサービスを直接届けるための場と位置づけている。 「体験の場」としての直営店戦略 Googleはこれまで日本市場でのハードウェア販売をオンラインと量販店経由に依存してきた。今回の直営店オープンは、製品を試してから購入できる環境の整備という意味で、特に Pixel スマートフォンの認知拡大と購買転換率の向上に直結する施策といえる。AppleがApple Storeを通じてブランド体験を構築してきた手法に近い動きであり、AI機能を前面に押し出した体験型の展示が競合との差別化軸になるとみられる。表参道という立地の選定も、ファッションや先端トレンドに敏感な消費者層へのリーチを意識したものと読み取れる。 TAGs
- ファミマ、セブン銀行ATMを全国展開 1.6万台規模へ
image : 株式会社ファミリーマート スマホ決済チャージや本人認証にも対応、コンビニ金融サービスを強化 ファミリーマートは6月1日、セブン銀行と連携した「ファミマATM」の設置を開始した。全国のファミリーマート店舗(一部店舗を除く)へ順次導入し、約4年をかけて約1万6000台規模まで拡大する計画だ。 現金取引に加えデジタル金融機能も提供 新たなファミマATMは、現金の入出金だけでなく、各種スマホ決済サービスや電子マネーへの現金チャージに対応する。さらに、セブン銀行の金融プラットフォーム「+Connect(プラスコネクト)」を活用し、本人認証や各種手続き機能の提供も予定している。コンビニATMを単なる現金取扱端末から、デジタル金融サービスの窓口へと進化させる狙いがある。 提携を経て導入が本格始動 今回の取り組みは、2025年9月の基本合意、2026年3月の正式契約締結を経て開始された。ATM本体にはファミリーマートのブランドカラーである緑を基調とした専用デザインを採用し、店舗内での視認性向上も図る。 コンビニ業界で進む金融プラットフォーム競争 コンビニ各社は近年、店舗網とデジタルサービスを組み合わせた金融事業の強化を進めている。決済、送金、チャージ、本人認証といった機能を集約し、生活インフラとしての役割を拡大する動きが加速している。ファミリーマートも、3000万ダウンロード超のスマートフォンアプリ「ファミペイ」と全国約1万6400店舗のネットワークを活用し、金融サービスの拡充を進める方針だ。 参照サイト 株式会社ファミリーマート ニュースリリース 「ファミマATM」設置開始に関するお知らせ https://www.family.co.jp/company/news_releases/2026/20260601_01.html TAGs
- Appleのスマートグラス、発売は2027年後半か
Image is for illustrative purposes only. Bloombergのマーク・ガーマン氏の報道によると、Appleのスマートグラスは当初2027年初頭の発売予定だったが、開発上の遅延により同年末に後ろ倒しとなった。 Apple関連の信頼性の高いリーク情報で知られるBloombergのマーク・ガーマン記者は、2026年5月31日付のニュースレター「Power On」にて、Appleのスマートグラスが「2027年末」の発売を目指していると報じた。当初は2026年末に発表・2027年初頭の出荷を計画していたが、コード名「N50」と呼ばれるこのデバイスは開発の遅延により、発売時期が2027年末へとずれ込んだ。 スマートグラスの主な仕様 グラスには楕円形のカメラ、複数のカラーオプション、複数のフレームスタイルが採用される予定だ。機能面ではカメラによる写真・動画撮影のほか、スピーカーとマイクを内蔵し、音楽再生・通話・Siriによる通知に対応する。また、徒歩でのターンバイターンナビゲーション機能(目的地までのルートを「次の角を右折してください」「200メートル先を左折してください」のように、一手順ずつリアルタイムで案内するナビゲーション機能)も搭載が検討されている。 フレームのデザインについては、Ray-BanのWayfarerに近い大きめの長方形フレーム、ティム・クックCEOが着用しているようなスリムな長方形フレーム、大型・小型の楕円形または円形フレームの計4種類が検討されている。カラーはブラック、オーシャンブルー、ライトブラウンなどが候補とされ、カメラレンズは縦向きの楕円形になる可能性がある。 ARディスプレイは非搭載—将来的な拡張に含み 初代モデルにはレンズ内のARディスプレイは搭載されない見込みで、この機能の実装は数年先になるとガーマン氏は述べている。一方で、将来的にはヘルスケアデバイスとしての機能や、ARへの対応も視野に入れているとされる。 このグラスはApple Intelligenceのハードウェアプラットフォームとして位置づけられており、開発の遅延にはAppleのビジュアルAI技術の完成度が関係しているとみられ、未完成の状態での製品投入を避けるための判断とされる。 競合との比較と市場戦略 このスマートグラスはMeta Ray-BanなどのAIグラスと競合するカテゴリに属し、iPhoneとのBluetoothペアリングを前提としたデバイスになるとされる。また、Appleは処方箋レンズを必要とするユーザー、サングラス着用者、ファッションアクセサリーとして眼鏡を使う層など、幅広い眼鏡ユーザーの取り込みを想定している。 なお、ガーマン氏の情報によれば、ティム・クックCEOは9月1日にジョン・ターナス氏へのCEO交代を控えており、このグラスを自身の最優先事項として位置付けているとされる。 発売時期・価格と日本展開 米国での価格帯は200〜500ドル(約3万〜7万5千円)を想定しており、Meta Ray-Banと競合する価格設定になる見込みだ。発売時期は2027年末とされているが、日本での展開時期については現時点で言及がない。Appleは一般的に、米国での発売後しばらくして日本でも順次展開する傾向があり、日本での発売は2028年以降となる可能性も考えられる。 Vision Airとロードマップ Vision ProのよりスリムかつリーズナブルなモデルとされるVision Airは、現在も開発が続いているとガーマン氏は報告している。発売の見通しは2028年末から2029年とされており、Vision Proが抱えるデザインと価格の問題を解決するまで、このカテゴリはいわば「休止状態」に置かれると述べている。 完成度を優先した判断、課題は普及へのハードル Appleが発売時期を後ろ倒しにした背景には、ビジュアルAI技術の完成度への懸念があり、拙速な市場投入を避けた判断といえる。Meta Ray-Banが価格・デザイン・実用性の三点で市場に定着しつつある中、後発のAppleに求められるのは単なるスペックの優位性ではなく、エコシステムとの統合体験だ。 ARディスプレイを持たない初代モデルは機能的にはシンプルで、「Apple製品だから買う」層以外へのアピールは課題となりそうだ。ただ、Apple Intelligenceとの深い連携や処方箋レンズへの対応など、独自の切り口で差別化を図れるかどうかが普及の鍵を握る。2027年末という時間軸はMeta、Google(Samsung連携)といった競合も製品を進化させる期間でもあり、競争環境の変化に注目が必要だ。 (Source:Bloomberg) TAGs
- Anthropic、Claude Opus 4.8発表 判断精度と誠実さを強化
image : Anthropic Mythos Previewクラスモデルの一般提供も数週間以内に予告 米Anthropicは現地時間5月28日、生成AIモデル「Claude Opus 4.8」を発表した。従来モデル「Opus 4.7」をベースに、コーディング・エージェント・推論・実務知識の各領域でベンチマーク性能を向上させた。価格はOpus 4.7と同一で、通常利用は入力100万トークンあたり5ドル、出力100万トークンあたり25ドル。 誠実さと判断精度の向上が目立つ改善点 今回の更新で最も際立つのが「誠実さ」の強化だ。AIモデルが根拠の薄い状態で自信を持って誤った主張をする問題に対し、Opus 4.8は不確実な点を自ら指摘する傾向が高まったとしている。公式評価では、Opus 4.7と比べてコードの欠陥を見過ごす確率が約4分の1に低下したとしている。アライメント評価でも、ユーザーの自律性を支援する特性や、欺瞞・悪用への協力といった不整合な行動がOpus 4.7より大幅に少なく、現時点の最高アライメントモデルであるClaude Mythos Previewに近い水準を達成したとしている。 video : @claude Claude Codeに「Dynamic Workflows」を追加 同時に発表された新機能「Dynamic Workflows」(リサーチプレビュー)は、Claude Codeで大規模なタスクを扱えるようにする仕組みだ。単一セッション内で数百の並列サブエージェントを起動・管理できるようになり、数十万行規模のコードベース移行をキックオフからマージまで一気通貫で実行できるとしている。Enterprise・Team・Maxプランで利用可能だ。 Effort Control、APIの新機能も同時提供 さらに、claude.aiとCoworkに「Effort Control」機能が追加された。モデルセレクターの隣に設けられた新しい設定で、ユーザーがClaudeの応答にかける処理の深さを選択できる。高めの設定では精度が上がり、低めの設定では速度が上がりレート制限の消費も抑えられる。Fast Modeの価格は前世代モデルと比べて3倍安くなり、入力100万トークンあたり10ドル、出力100万トークンあたり50ドルとなる。またMessages APIにシステムエントリーをmessages配列内に挿入できる機能も追加され、エージェント実行中にプロンプトキャッシュを壊さずに指示を更新できるようになった。 Anthropicは「Opusと同等の能力をより低コストで提供するモデルの開発・リリースにも取り組んでいる」としており、またProject Glasswingで一部組織に限定提供中のMythos Previewクラスのモデルについても、数週間以内に一般提供できる見通しを示している。 参照サイト Anthropic Introducing Claude Opus 4.8 https://www.anthropic.com/news/claude-opus-4-8 TAGs
- Xiaomi、ライカ共同開発カメラ搭載「Xiaomi 17T Series」を日本で発売
シャオミ・ジャパンがライカ共同開発トリプルカメラ搭載の「Xiaomi 17T Series」を発表。5倍光学望遠や7000mAhバッテリーなど機能を強化し、6月4日に日本で発売する。 小米技術日本株式会社(シャオミ・ジャパン)は2026年5月28日、ライカと共同開発したトリプルカメラシステムを搭載するハイエンドスマートフォン「Xiaomi 17T Series」をグローバル向けと同日に日本向けにも発表した。グローバルと歩調を合わせた発売スケジュールの前倒しは、日本市場において好調な販売を記録するXiaomi Tシリーズの現状を背景にしている。同シリーズは「Xiaomi 17T」と「Xiaomi 17T Pro」の2モデル構成で、5月28日より予約受付を開始した。 スマホ撮影に関する独自調査 シャオミ・ジャパンは今回の発売に合わせ、全国18〜69歳のスマホカメラ利用者2,000名を対象とした独自調査(2026年5月実施)を公表した。 「スマホで上手く撮影ができなかった経験がある」と回答した割合は76.3%にのぼった。 また、子ども・ペット・スポーツ・推しの有名人といったすべての被写体カテゴリで、撮影失敗の経験者が80%を超えた。 一方で、撮影がうまくいかない原因を「自分の技術不足」と回答した人は79.4%に達し、「スマホのカメラ性能不足」を原因に挙げた人(50.5%)を大きく上回った。 さらに、「肉眼で見ているそのままの自然な色合いで撮りたい」と回答した人は73.1%だった。 カメラ性能 「Xiaomi 17T Series」はライカ共同開発のトリプルカメラシステムを搭載し、「Xiaomi 17T」では望遠カメラが5倍光学にアップグレードされた。ProモデルにはライカSummilux光学レンズを採用し、最大120倍までのAIズームにも対応する。テレマクロ撮影では最短撮影距離30mmで近距離被写体の細部まで捉えられる。 動画面では全焦点距離でHDR10+に対応し、4K 60fps 10-bit Log撮影やLUTインポートをサポートする。メインカメラでは4K 120fps撮影も可能だ。 実機レビューを行ったメディアからも「ライカ共同開発カメラの完成度が高く、欲しいものは全て揃っているハイエンド」と評価されている。 バッテリーとディスプレイ Xiaomi 17T Proには前モデル(5500mAh)から大幅に容量が増えた7000mAhのシリコンカーボンバッテリーを搭載し、100Wの超急速充電に対応する。最短48分でフル充電が可能で、充電サイクル1600回後も最大容量の80%を維持するとしている。Xiaomi 17Tは6500mAhバッテリーと67W急速充電に対応する。 ディスプレイは両モデルとも1.5K解像度の有機EL(AMOLED)を採用。業界初となるTÜV Rheinlandによる4つのアイケア認証を取得し、ハードウェアレベルでのブルーライト削減や、ちらつき防止機能を備える。リフレッシュレートはXiaomi 17T Proが最大144Hz、Xiaomi 17Tが最大120Hzに対応する。 日本展開・価格・発売情報 両モデルとも2026年6月4日(木)に日本で発売される(販売チャネルによって異なる場合あり)。市場想定価格(税込)は以下のとおり。 Xiaomi 17T Pro 12GB/256GBモデル:119,800円 12GB/512GBモデル:139,800円 Xiaomi 17T 12GB/256GBモデル:89,980円 12GB/512GBモデル:109,800円 販売チャネルはIIJmio・QTmobileのMVNO各社、エディオン・ビックカメラ・ヤマダデンキ・ヨドバシカメラなどの量販店、Xiaomi Store各店、Xiaomi公式サイト(mi.com)、Amazon.co.jp、楽天市場ほか。 なお、Xiaomi 17T Proのみおサイフケータイ(FeliCa)に対応する。また、アップデート後にはQuick Share経由でiPhone・iPad・MacBookのAirDropと直接連携が可能になる。 発売記念特典として、5月28日〜7月21日の期間中は最大6,000円の早割価格が適用される。予約・購入者にはXiaomi Tagのプレゼント(6月3日まで)や、YouTube Premium・Spotify Premium・Google AI Proの期間無料利用特典なども用意されている。 販売チャネル Xiaomi公式サイト(mi.com) Xiaomi公式 楽天市場店 Amazon.co.jp シャオミ・ジャパン公式 TikTok Shop Yahoo!ショッピング Xiaomi公式ストア 「撮れない」の原因はユーザーではなかった 今回の調査で浮き彫りになったのは、スマホ撮影の失敗を「自分の腕のせい」と思い込んでいるユーザーが大多数という実態だ。Xiaomi 17T Seriesが提示する答えは、カメラの性能そのものを引き上げることでその思い込みを解消するというアプローチである。 ライカとの共同開発によるカメラシステム、7000mAhの大容量バッテリー、業界初のアイケア4重認証、そしておサイフケータイとApple製品との連携——これらを約9万円台から提供する価格帯は、Galaxy S26 UltraやXperia 1 VIIIといった国内フラッグシップ機の半額程度に相当する。 コストパフォーマンスという観点だけでなく、「撮影体験の民主化」というコンセプトを軸に据えた今回の製品展開は、スマホカメラ市場における競争の土台を変えうる可能性がある。 TREND 「Xiaomi」の最新トレンド TAGs
- Anker、釘刺し試験100%通過の独自バッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」発表
アンカー・ジャパンが独自開発のバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」を発表。釘刺し試験を100%通過し、採用製品の予約販売も同日開始した。 アンカー・ジャパンは5月27日、釘刺し試験をクリアできるとする安全性に特化したバッテリーセル「Neo Lithium-ion Battery」を発表した。あわせて、同セルを初めて搭載したモバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」の予約販売も同日より開始した。 Neo Lithium-ion Battery(NLB)の概要 「Neo Lithium-ion Battery」は、発火の原因となる磁性異物や微量金属などの不純物を電極と電解質の双方で排除したリチウムイオン電池の独自バッテリーセルで、正極における磁性異物の含有量を約667万分の1以下に制限している。 独自表面処理を施した負極や配合を最適化した電解液により、経年劣化も抑制している。 耐久性の面では、満充電のセルに直接釘を刺して内部ショートを強制的に発生させる釘刺し試験を100%クリアしたほか、1.4トンの重さに耐える耐圧試験、過充電試験、耐熱試験といった条件もクリアしている。セパレーターは温度が上がっても収縮・変形しにくい設計で、熱が高まっても内部ショートへの進行を抑制する。 ハード・ソフト両面からの安全設計 バッテリーセルだけでなく、製品全体の安全性も強化されている。筐体には難燃性素材を採用し、万一の発火時にも炎の外部拡散を防ぐ構造とした。 バッテリーマネジメントシステム(BMS)も刷新し、各セルを秒単位で個別監視して微細な異常を検知する。異常の程度に応じて製品を一時ロックまたは強制停止する機能も備え、専用アプリによるリアルタイム監視にも対応する。 採用第1弾製品「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」の概要・価格・発売情報 採用第1弾製品の「Anker Nano Power Bank(MagGo, Plus)」は、Qi2規格に対応し、互換性のあるスマートフォンへ最大15Wの出力でワイヤレス充電が可能。容量は10,000mAhで、iPhone 17シリーズを約2回充電できる。 本体の厚みは約15mmの薄型設計。USB Type-CポートはPD対応で最大30W出力に対応する。 価格は1万1,990円。予約分は6月下旬以降の出荷予定で、一般販売は2026年夏頃を予定している。予約はAnker Japan公式オンラインストアで受け付けている。 Anker Nano Power Bank 「燃えないモバイルバッテリー」への本格的な取り組み モバイルバッテリーの発火・膨張は航空機への持ち込み規制強化など社会的な問題として認知が広がっており、安全性への関心が高まっている。今回Ankerが発表したNeo Lithium-ion Batteryは、業界で突破が極めて困難とされる釘刺し試験への100%通過を訴求点とし、セル素材・筐体・制御システムのすべてを刷新した取り組みだ。採用第1弾製品はQi2対応の薄型モバイルバッテリーに絞られているが、今後この技術がAnkerの製品ラインナップ全体へ展開されるかどうかが注目される。 製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/a1113 「Neo Lithium-ion Battery」詳細: https://www.ankerjapan.com/blogs/magazine/what-is-nlb TAGs
- AnkerがAIチップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンSoundcore Liberty 5 Proシリーズを国内発売
アンカー・ジャパンが独自AIチップ「Thus」搭載の完全ワイヤレスイヤホン2機種を5月27日に発売。通話品質でギネス世界記録を取得。 アンカー・ジャパンは、独自開発のAIチップ「Thus™(ザス)」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 5 Pro」および「Soundcore Liberty 5 Pro Max」を2026年5月27日より販売開始した。 独自AIチップ「Thus」の構造と性能 従来のイヤホン用チップはCPUとメモリが分かれた構造だが、Thusはこの2つを一体化することでデータ移動にかかる消費電力を大幅に削減。この省電力化により演算処理性能が従来比約150倍に向上した。 世界初のニューラルネットCIM(Compute-in-Memory)方式を採用している。 独自AIチップ「Thus」 ノイズキャンセリングと通話性能 両モデルには「ウルトラノイズキャンセリング4.0」を搭載。Thusと8つのセンサーがリアルタイムでノイズを処理し、前モデル「Soundcore Liberty 4 Pro」比で約2倍のノイズキャンセリング強度を実現する。 通話性能については、8基のマイクに加えて骨伝導センサーを新搭載し、騒がしい環境でもノイズを除去して声のみを届けられるとしている。完全ワイヤレスイヤホンにおける最高通話性能スコア(G-MOS)としてギネス世界記録に認定(認定日:2026年4月)を取得した。ただし認定対象はLiberty 5 Proのみで、Pro Maxは対象外。 8基のマイクを搭載 音響仕様と共通機能 両モデルとも9.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、LDAC対応によるハイレゾ音源再生、Dolby Atmosに最適化した立体音響に対応する。Bluetooth 6.1、最大3台のマルチポイント接続、ワイヤレス充電に対応。ANCオン時の再生時間はイヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース込みで最大28時間。充電ケースにはディスプレイを搭載し、電池残量の確認やモード切り替えが可能。 Pro Maxの独自機能 「Soundcore Liberty 5 Pro Max」は充電ケースにAIボイスレコーダー機能を搭載。ワンタッチで対面の会議や会話を録音し、AIが文字起こしから要約まで自動で行う。 発売時点では充電ケースを使用した対面録音にのみ対応で、スマートフォン使用時の通話やオンライン会議への録音対応は2026年夏頃を予定している。 価格・発売情報 2026年5月27日より、Anker Japan公式オンラインストア、直営店Anker Store、Amazon.co.jp、楽天市場および一部家電量販店にて販売中。 価格(税込)は以下の通り。 Soundcore Liberty 5 Pro:26,990円 Soundcore Liberty 5 Pro Max:36,990円 Liberty 5 Proのカラーはミッドナイトブラック/パールホワイト/スカイブルー/シルバーピンクの4色、Liberty 5 Pro Maxはミッドナイトブラックとシャンパンゴールドの2色展開。 Soundcore Liberty 5 Pro Soundcore Liberty 5 Pro Max チップ内製化で問われる実力 Ankerがイヤホン向けに独自AIチップを自社開発したこと自体、大手家電メーカーと真っ向から技術競争に踏み込む姿勢を示している。価格帯でいえば、Liberty 5 Pro Max(36,990円)はSony WF-1000XM5やBose QuietComfort Earbudsと直接競合するゾーンに位置し、AIボイスレコーダーという独自機能の差別化が購入判断の焦点になる。通話品質のギネス認定はG-MOSという客観指標に基づくものであり、信頼性は高い。一方でAIボイスレコーダーの機能がスマートフォン連携に未対応という現時点での制限は、ビジネス用途を訴求するうえで注目される点だ。夏頃予定のアップデートを経て、実用性がどこまで高まるかが評価のわかれ目になりそうだ。 特設ページ:https://www.ankerjapan.com/pages/soundcore-liberty-5-pro-series Soundcore Liberty 5 Pro Max製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/d1204 Soundcore Liberty 5 Pro 製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/d1203 TAGs
- Ankerが「安全性の再定義」と「ワンブランド化」を宣言—Anker Power Conference 2026 全発表まとめ
Ankerが2026年最大の新製品発表会を開催。新バッテリー技術「Neo Lithium-ion Battery」をはじめ、AIイヤホン、ロボット掃除機、ポータブル電源など多数の新製品を一挙公開し、全ブランドの「Anker」統一も発表した。 2026年5月27日、Ankerジャパンは「Anker Power Conference 2026」を開催した。冒頭、代表取締役CEO猿渡 歩氏は日本国内における累計販売台数が1億台を突破したことを報告。「国民全員が約1台Anker製品を持っている計算になる」と述べ、過去最大となる売上830億円の達成も明らかにした。 数字の大きさだけでなく「重み」を強調した代表は、2月に発表したリチウムイオン電池搭載製品の安全性強化に向けた取り組みを振り返り、「作る・使う・捨てるすべてのフェーズで品質を見直してきた」と述べた。本カンファレンスはその「作るフェーズ」における新たな答えを発表する場として位置づけられた。 Neo Lithium-ion Battery—釘刺し試験100%通過の独自セル技術 代替素材ではなく、リチウムイオン電池の「深化」を選択 Ankerが今回発表した独自バッテリーセルが「Neo Lithium-ion Battery」だ。近年、業界では半固体電池やナトリウムイオン電池など代替素材の採用が進んでいるが、Ankerはあえてリチウムイオン電池の進化の道を選んだ。 その理由として挙げられたのは主に3点。①実証実験データの蓄積がリチウムイオン電池に比べてまだ不十分であること、②航空機への持ち込み制限や廃棄ルールが整備されていないものがあること、③同容量でもサイズが大きく重くなりがちで、毎日持ち運ぶモバイルバッテリーには不向きであること——だ。 「安全性と利便性をどちらも妥協なく高い次元で両立させたい。その答えとして選んだのは、長年磨き上げてきたリチウムイオン電池をもう一段多角的に進化させるという道」と担当者は説明した。 アンカー・ジャパン株式会社、代表取締役CEO猿渡歩氏 Neo Lithium-ion Batteryの3つの革新ポイント ① 不純物の徹底排除 電極と電解液は、製造過程で微細な不純物が混入すると内部ショートや化学反応を引き起こし、発熱・発火の引き金となる。Neo Lithium-ion Batteryでは電極での異物含有量を667万分の1未満に抑え、電解液では水や過酸化物の含有率を業界最高基準で管理することで、発火原因を根本から絶つ仕組みを実現した。 ② 長期使用でも劣化しにくい安定性 充放電を繰り返す中でセル内部に物質が蓄積していく「デンドライト」という現象は、バッテリー業界が長年向き合ってきたテーマだ。Neo Lithium-ion Batteryは独自技術でこの経年変化の進行を大幅に抑制。電極の独自表面処理と電解液の配合最適化により、化学反応も同時に抑え、寿命の最後まで安心して使用できる設計を実現している。 ③ 過酷な物理テストへの対応—釘刺し試験100%通過 満充電のセルに直接釘を刺し、強制的に内部短絡を起こす「釘刺し試験」は通過が極めて難しいとされるが、Neo Lithium-ion Batteryはこれをすべてのセルでクリアした。さらに135℃での熱暴走試験、強い圧力をかける耐圧試験など複数の厳しい試験もすべて通過している。 ハードとソフト両面でも安全性を強化 バッテリーセルだけでなく、筐体素材とバッテリーマネジメントシステムも同時に進化した。 筐体には高い難燃性を持つ素材を採用。着火しても燃え広がらず、万が一の発火でも火を外部へ広げない封じ込め性能を備えている。 ソフト面では、Anker独自の新しいバッテリーマネジメントシステムを開発。セル1つひとつをミリ単位で個別に監視し、検知した異常の度合いに応じて製品を一時ロック、または使用不可にする機能を実装。使用回数が増えると充電電圧を自動で調整する機能も搭載した。これらの情報はAnker専用アプリと本体ディスプレイでいつでも確認できる。 第1弾製品「Anker Nano Power Bank Mag Boost Plus」 Neo Lithium-ion Batteryを搭載した第1弾製品として、Anker Nano Power Bank Mag Boost Plusが本日より数量限定で予約販売開始、今年夏から一般販売予定。今後、既存のモバイルバッテリーラインナップも順次Neo Lithium-ion Battery搭載モデルへ切り替えていく方針だ。 スターフライヤーとの連携—機内USBケーブル貸し出しサービスも開始 安全性への取り組みの一環として、Ankerジャパンは航空会社のスターフライヤーとの連携も発表した。2026年7月の法改正により、機内でのモバイルバッテリーからデバイスへの充電が禁止されることを受け、スターフライヤーが運航する全路線・全便でAnkerのUSBケーブルを貸し出すサービスを開始する。スターフライヤーはすでに全機全座席にUSBポートとPC電源ポートを設置しており、今後は機内へのモバイルバッテリー持ち込みに関する啓発コンテンツの共同制作や、客室乗務員向けの安全知識研修サポートにも取り組む予定だ。 Anker Style Pouch—難燃素材を採用したガジェットポーチ この夏に向けて登場するアクセサリーが「Anker Style Pouch」だ。モバイルバッテリーや急速充電器、ワイヤレスイヤホン、ケーブル類をすっきり収納でき、背面ポケットにはパスポートも収まる旅行対応のガジェットポーチとなっている。 最大の特徴は内部生地に国際的な難燃規格「UL94 V-0」に合格した素材を採用している点。機内での使用など旅先での予期せぬ事態にも、大切なガジェットを安全に守ることができる。安全性への意識をハードウェアだけでなくアクセサリーにまで広げた製品だ。 Soundcore Liberty 5 Proシリーズ—独自AIチップ「Thus™」で業界最高水準のノイキャンを実現 世界初・コンピュートインメモリをイヤホンに搭載 Soundcoreブランドのフラグシップシリーズ「Liberty」は国内累計販売台数250万台を突破。その最新作となる「Soundcore Liberty 5 Pro」と「Soundcore Liberty 5 Pro Max」が本日より販売開始となった。 両モデルに搭載されたのが、Anker独自開発のAIチップ「Thus™(ザス)」だ。従来のチップはCPUとメモリが分離した構造を持ち、驚くべきことにデータ移動だけで消費電力の約90%が費やされていた。Ankerはこの課題に対し、情報処理と保管を一体化させた「コンピュートインメモリ」アーキテクチャを採用。これを世界で初めてイヤホンに搭載することに成功し、演算処理性能を従来比約150倍に引き上げた。 Liberty 5 Proの主な進化点 ウルトラノイズキャンセリング4.0を初搭載。8つのセンサーとThus™の処理能力を組み合わせ、前モデルの約2倍のノイズキャンセリング性能を実現 骨伝導センサーをSoundcoreのイヤホンとして初採用。8つのマイクとの組み合わせで、騒がしい環境でもクリアな通話が可能に 完全ワイヤレスイヤホンにおける最高通話性能スコアとしてギネス世界記録に認定 9.2mmダイナミックドライバー搭載、Dolby Atmos対応、AIによるBluetoothサウンド補正で音質劣化を約65%低減 HearID 5.0によるパーソナライズイコライザー、3台同時接続マルチポイントに対応 Liberty 5 Pro Max—ケースに進化を詰め込んだ最上位モデル 上位モデルのLiberty 5 Pro Maxは、Liberty 5 Proの全性能に加え、充電ケース自体に1.78インチの大型ディスプレイを搭載。スマホを出さずにケースのタッチ操作だけで電池残量確認、モード切替、ノイズキャンセリング強度調整が可能だ。 さらにAIボイスレコーダー機能をケースに内蔵。ケースの録音ボタンをワンタッチするだけで即座に録音を開始し、データをリアルタイムでアプリに転送。文字起こしだけでなく、会議の要点整理まで対応する50種類以上のAI要約テンプレートも利用できる。 このAIボイスレコーダー機能のバックエンドにはMicrosoft Azure AIのテクノロジーが活用されており、150以上の言語・アクセントに対応したリアルタイム音声処理が可能。日本マイクロソフトの担当者も壇上に登場し、Ankerが2026年に「AIイノベーションアワード」を受賞したことを紹介した。 Soundcoreアプリも進化し、録音内容に対してAIアシスタントへのチャット検索機能、重要なポイントをワンタップで保存するインサイト機能が新たに追加された。 ポケモンデザインの充電関連製品やイヤホン—日常の旅を冒険に変える4製品 「ポケモンと一緒なら、日常の旅も冒険に変わる」をコンセプトに、今年30周年を迎えるポケモンとのコラボレーション製品4種が発表された。 ① ピカチュウデザインのUSB急速充電器(ケーブルバンド付き) 最大70W出力、3台同時充電可能なパワフルさながら、ピカチュウデザインのケーブルバンドが同梱されたコンパクトな急速充電器。 ② トラベルアダプター 世界200以上の国と地域で使用可能な主要プラグを備えたトラベルアダプター。通電するとモンスターボールが光るデザインが施されており、旅先での充電をさらに楽しくしてくれる。 ③ ポケモンデザインのワイヤレスイヤホン(初登場) 今回初めてポケモンデザインのイヤホンが登場。歩きながらでも周囲の音を聞き逃さないイヤーカフ型の完全ワイヤレスイヤホンで、ファッションアイテムのように身につけられるのが特徴。ピカチュウモデルは黒とビビッドイエローのアクティブなカラーリング、イーブイモデルはベージュとブラウンのナチュラルなツートンカラーで展開する。 ④ トラベルポーチ ジッパー部分にモンスターボールのデザインをあしらったトラベルポーチ。今回発表した3製品をまとめて収納できる。 Eufy Robot Vacuum Omni S2—吸引力3万Paのロボット掃除機最高峰 スマートホームブランドEufyの最上位ロボット掃除機「Eufy Robot Vacuum Omni S2」が本日より販売開始となった。 性能面では従来モデルの3.8倍となる最大3万パスカルの吸引力を実現。一般的にスティック掃除機に使われるサイクロン技術をロボット掃除機に応用した「エアラトアボシステム」を搭載し、フィルターが詰まりにくく高い吸引力が長時間持続する。 水拭き機能を担う「ハイドロジェットシステム2.0」も進化し、壁を検知すると自動でモップが伸びる伸縮ローラーモップを新搭載。壁際まで丁寧に水拭きできる。さらに1.5kgの圧力をかけながら床を押して磨くという、最高レベルの水拭き機能も搭載した。 ナビゲーションには新技術「CleanMind AIシステム」を搭載。障害物だけでなく、床の素材や汚れの種類、家具の配置まで理解し、部屋に応じた最適な掃除を自律的に判断する。自動車の自動運転やドローンに使われる3D技術を応用した「3D ToF X 2.0」では前モデルから大幅に増え、200種類以上の障害物を認識できる。 メンテナンスフリーの面でも、自動クリーニングステーションに汚れセンサーを新搭載し、モップの汚れ度合いに応じて洗浄時間を自動調整。「ヨースパイナルブラシ」により、ゴミ収集時にブラシが分割して髪の毛を吸い込み、毛からみのメンテナンスを大幅に削減している。 高性能と空間に自然と調和する洗練されたミニマルデザインを両立した「ロボット掃除機のSクラス体験」として展示された。 Anker SOLIX S2000 Portable Power Station—災害備蓄にも対応する世界最小・最軽量ポータブル電源 首都直下地震や南海トラフ地震への備えとして高まる防災ニーズに応えるべく、新たなポータブル電源「Anker SOLIX S2000 Portable Power Station」が発表された。2026年9月より販売開始予定。 本製品の最大の特徴は圧倒的な小型化だ。Ankerのポータブル電源として初めて、一般的な円筒型セルではなく角形のリン酸鉄リチウムイオン電池を採用。セル同士を隙間なく高密度に配置することで大幅なコンパクト化を実現。さらに基板設計をゼロから見直し、従来は大きなスペースを占めていたコンデンサーを容量維持のまま縮小。基板のサイズを約60%小型化することに成功した。結果として同容量帯の従来製品と比べて約36%の小型化を達成し、世界最小・最軽量を実現している。 長寿命化も両立しており、エネルギー効率が向上したセルの採用でサイクル回数が従来の1.5倍となる6,000回を実現。15年以上の長期使用に対応する設計となっている。 また、Anker独自の「OptiSave(オプティセーブ)テクノロジー」により、待機時の消費電力を従来の20Wから約6Wにまで削減。いざというときにバッテリーが切れていた、という事態を防ぐ。 本製品の大きな用途として強調されたのが据え置き型の家電バックアップだ。冷蔵庫などの家電につないだまま設置しておくことで、停電時に自動でポータブル電源からの電力供給に切り替わる。冷蔵庫であれば約2日間稼働させることができ、在宅避難時のWi-FiやデスクトップPCの電源維持にも対応する。 ANKERブランドの統一「Soundcore」「Eufy」もAnkerへ カンファレンスの締めくくりに、Ankerジャパン代表から大きな発表が行われた。新コーポレートミッション「Innovation Faster(イノベーション・ファースター)」のもと、2つのブランドアップデートを実施するという内容だ。 1つ目はAnkerロゴの刷新。進化と力強さを表現した新しいロゴデザインが披露された。 2つ目はブランドの統合。これまで充電・モバイル周辺機器の「Anker」、オーディオの「Soundcore」、スマートホームの「Eufy」と3ブランドで展開してきた製品群を、すべて「Anker」に統一する。Soundcore、Eufyブランドについては年内をめどにAnkerへ集約される予定だ。 質疑応答でこの背景を問われた代表は「創業当初はブランドを分けることで各カテゴリーに特化した印象を持ってもらえるメリットがあったが、今は低額から高額ラインまで全領域でトップシェアを取っている。プロジェクターを買った方が『Nebula (ネビュラ)ブランドよりAnkerのプロジェクターとして認知が強い』というケースも多く、アフターサポートの一体感という観点でも、ワンAnkerで展開することが自然な流れになった」と語った。日本では以前からAnkerブランドを前面に出す形をとってきたが、グローバルでも同様の方針に切り替えていく。 「安全のAnker」から「安全で革新するAnker」へ Ankerが今回のカンファレンスで見せたのは、「守りの安全性」と「攻めの技術革新」の同時進行だ。 Neo Lithium-ion Batteryの発表は、昨今のモバイルバッテリー発火問題を背景に、単なる製品スペックの話を超えて「Ankerが何を信じ、何に賭けるか」というブランドの姿勢表明でもあった。代替素材に飛びつかず、既存技術の深化で業界最高安全基準を目指すという判断は、地道だが説得力がある。 一方でThus™チップによるイヤホンの演算処理150倍向上、Microsoft Azure AIとの提携、ロボット掃除機の3万Pa吸引力など、技術的な攻めの姿勢も際立っていた。「Innovation Faster」という新ミッションは、こうした二面性を1つの言葉で束ねたものといえる。 ブランド統合については、消費者にとってわかりやすさが増すメリットがある一方、長年Soundcoreやeufyブランドに親しんできたユーザーにとっては少々寂しい知らせかもしれない。ただ、どのカテゴリーでも「Anker品質・Ankerサポート」を一貫した体験として提供するという姿勢は、1億台突破という実績を持つブランドとして自然な成熟の証かもしれない。 日本国内での存在感をいっそう高め、「Empowering Smarter Lives」から「Innovation Faster」へと旗を掲げ直したAnker。次の1億台をどう刻んでいくか、注目したい。 イメージギャラリー TAGs
- キャッシュレス決済は「スムーズさ」で選ぶ時代へ、Visaが国内調査を公表
image : ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 利用率92%に定着、モバイル決済は若年層中心に浸透し日常の買い物に溶け込む ビザ・ワールドワイド・ジャパンは5月26日、国内のキャッシュレス決済およびモバイル決済の利用実態に関する調査結果を公表した。対面決済においてキャッシュレスを利用する人は92%に達し、現金のみで支払う人は8%にとどまった。消費者が決済手段を選ぶ基準は「何を使うか」から「いかにスムーズに払えるか」へとシフトしている実態が浮かび上がった。 モバイル決済が4割超に拡大、若年層で特に浸透 調査によると、クレジットカード・デビットカードによるモバイル決済の利用者は43%に拡大し、月1回以上使う人は約6割に上った。若年層ほど利用率が高く、年代が上がるにつれて低下する傾向が見られた。 image : ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 利用シーンはスーパーマーケット(61%)、ファーストフードなどの飲食店(56%)、コンビニエンスストア(51%)が上位を占め、日常の買い物に深く溶け込んでいる。 image : ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 「スムーズさ」が決済手段の最大の選択基準に モバイル決済を利用する理由として最も多く挙げられたのは「レジでの支払いが簡単・スムーズで楽」(41%)だった。ポイント還元や財布を持ち歩かなくてよい利便性も上位に挙げられており、経済的メリットと体験価値の両面が選択を後押ししている。約9割の人が「支払い時間の短縮」「キャッシュレス」「ポイントや特典の活用」に関心を示しており、スムーズな決済体験への期待が幅広い年代で共通していることが分かった。 image : ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 使い分けが主流、「集約」よりも「分散」へ 普及が進むモバイル決済において、消費者は単一の手段に集約するのではなく、シーンに応じた使い分けを選んでいる。複数のモバイル決済を使い分けている・使い分けたいとする「使い分け派」は約69%に上り、「集約派」の31%を大きく上回った。今後の意向では集約志向がやや高まるものの、使い分けが引き続き主流とみられる。単純な「利用率の拡大」から「利用体験の最適化」へと、消費者行動の成熟が進んでいることを示すデータといえる。 image : ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 参照サイト ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 プレスリリース Visa調査:支払い手段は「スムーズさ」で選ぶ時代へ キャッシュレス決済は日常化、モバイル決済の利用と使い分けが進展 https://www.visa.co.jp/about-visa/newsroom/press-releases/nr-jp-260526.html TAGs
- シャオミ・ジャパン、6製品を一斉発売 初のヘッドホンや薄型バンドなど
image:Xiaomi シャオミ・ジャパンが2026年5月26日、スマートバンド・ヘッドホン・セキュリティカメラなど6製品を一挙に日本で発売した。 シャオミ・ジャパンは2026年5月26日16時より、ライフスタイル製品6モデルを一斉に販売開始した。スマートバンド「Xiaomi Smart Band 10 Pro」やセキュリティカメラ「Xiaomi 屋外カメラ CW100 Dual」のほか、Redmiブランドとして初のオーバーヘッド型ワイヤレスヘッドホン「REDMI Headphones Neo」など、多様なカテゴリーにまたがるラインナップとなった。 Smart Band 10 Pro ─ 薄型化と睡眠機能を強化 Xiaomi Smart Band 10 Proは厚さ9.7mmのスリムボディに1.74インチ有機ELディスプレイを搭載したスマートバンドで、画面輝度は最大2000nitsに対応する。前モデルの10.8mmから約10%薄型化しており、本体重量は21.6gとなっている。フレームには航空宇宙グレードのアルミニウム合金を採用。カラーはブラック・シルバー・ピンクの3色と、今回から加わったセラミックエディション(ホワイト)の計4展開。 健康管理面では、専門睡眠機関との共同開発により、HRV(心拍変動)のトラッキングを新たに追加。入眠や起床、睡眠ステージ判定の精度を高める「睡眠アルゴリズム 2.0」も導入している。GPS含む5つの衛星測位システムに対応し、スマートフォン未接続時でもルート記録が可能。バッテリー持続時間はライトな使用で最大21日間、通常使用で約8日間となっている。 Xiaomi Smart Band 10 Pro ( image:Xiaomi on X ) REDMI Headphones Neo ─ Redmiブランド初のオーバーヘッドホン シャオミ・ジャパンが投入したXiaomi初のワイヤレスヘッドホンで、最大42dBのアダプティブANCに対応する。40mmチタンコーティングダイナミックドライバーを搭載し、Bluetooth 5.4に準拠。コーデックはSBCとAACをサポートし、USB Audio接続ではロスレス再生やハイレゾオーディオにも対応する。 4種類のプリセットEQモードを搭載するほか、3マイクAI通話ノイズ低減により、最大風速5m/sの環境でも風ノイズキャンセルが機能する。バッテリーは1回の充電で最長72時間使用できる。カラーはオブシディアンブラックとサウンドホワイトの2色展開。 REDMI Headphones Neo ( image:Xiaomi on X ) 屋外カメラ CW100 Dual ─ 1台で180度をカバー 2つのレンズで180度の広範囲を記録できるセキュリティカメラ。2K解像度とフルカラー暗視を備え、デュアルビューAI検知により人物や車両を識別する。車両に近づく人物を検知した際はアラートを送信する機能にも対応する。防塵防水規格はIP66。映像はmicroSD(16〜256GB)に記録する。有線接続が必須だが、1本の配線で2方向を監視できる構成となっている。 屋外カメラ CW100 Dual ( image:Xiaomi on X ) スマートサーキュレーター ─ スタンド型・卓上型の2モデル DCインバーターモーターを採用したサーキュレーターで、スタンド型と卓上型の2モデルを用意。どちらも上下100度・左右120度の自動首振り機能に対応し、Xiaomi Homeアプリから風量切り替えや100段階の風速設定が行える。スタンド型はパイプを取り外すと卓上型としても使用できる。 スタンド型スマートサーキュレーター ( image:Xiaomi on X ) 卓上型スマートサーキュレーター ( image:Xiaomi on X ) Bluetooth スピーカー Essential ─ 1,980円のエントリーモデル 1.5インチフルレンジスピーカーと大型パッシブレーターによるデュアルドライバー構成を採用し、定格出力は5W。IP66の防塵防水対応で、バッテリーは1回の充電で最大10時間連続再生が可能。2台でステレオ再生、最大10台のマルチスピーカーペアリングにも対応する。 Bluetooth スピーカー Essential ( image:Xiaomi on X ) 日本での発売日と価格 シャオミ・ジャパンによる発売日はいずれも2026年5月26日16時。各製品の税込価格は以下の通り。 Xiaomi Smart Band 10 Pro(ブラック・シルバー・ピンク):10,800円 Xiaomi Smart Band 10 Pro(セラミックエディション):13,800円 REDMI Headphones Neo:7,980円(※5月26日〜6月8日は早割価格6,980円) Xiaomi 屋外カメラ CW100 Dual:6,380円 Xiaomi スタンド型スマートサーキュレーター:12,800円 Xiaomi 卓上型スマートサーキュレーター:9,980円 Xiaomi Bluetooth スピーカー Essential:1,980円 販売はXiaomi公式オンラインストア、直営店、Amazon・楽天市場など各ECサイトで行われる。 価格帯を広げながらカテゴリーを拡張 今回の一斉発売でXiaomiが示したのは、2,000円を切るスピーカーから1万円台のスマートバンドまで、価格帯を意図的に広く設定した製品群だ。中でも注目はREDMI Headphones Neoで、ヘッドホン市場への初参入にあたり7,980円という価格設定でANCやハイレゾ対応、72時間駆動を盛り込んできた。スマートホーム連携やサーキュレーターといった生活家電への展開も続いており、Xiaomiが日本市場でのラインナップを着実に拡充していることがうかがえる。 TREND 「Xiaomi」の最新トレンド TAGs
- MastercardのAI決済「Agent Pay」、日本で初の本番取引を実施
Image is for illustrative purposes only. MastercardはAIエージェントを活用した「Agent Pay」で、日本市場における本番環境での初取引を完了。三菱UFJニコス発行カードで銀座の送迎予約を実行した。 Mastercardは2026年5月20日、日本市場の本番環境(プロダクションサイト環境)において初となるエージェンティック取引を完了したと発表した。 AIエージェントが送迎を予約 仕組みと実施内容 今回の取引では、Evonetが提供するAIエージェント「Agenzo」が、送迎サービスプロバイダーのELifeを通じて銀座への移動に必要なライド予約を実行した。ELifeのタクシーおよび空港リムジンネットワークと接続されており、三菱UFJニコスが発行するMastercardカードのほか、複数のカード発行会社のMastercardカードを用いて実施された。 取引の認証には「Mastercard Payment Passkeys」によって保護されたトークン化クレデンシャルを使用し、本人確認とデータ保護を担保している。 Agent Payの技術的な仕組み クレジットカードで買い物をするとき、通常はカード番号や有効期限を自分で入力し、本人確認を行う。Agent Payはこの一連の操作をAIエージェントが代わりに行う仕組みだ。 ただし、AIにカード番号をそのまま渡すのはセキュリティ上のリスクがある。そこでAgent Payでは、取引のたびにそのエージェント専用の使い捨てに近い「Agentic Token(エージェンティックトークン)」を発行し、実際のカード番号を一切使わずに決済を完了させる。鍵のコピーを渡す代わりに、特定のドアしか開かない一時的なカードキーを渡すイメージに近い。 また、AIが勝手に高額な買い物をしてしまうリスクへの対策として、「Mastercard Payment Passkeys」による本人確認が組み込まれている。事前にユーザーが設定した範囲内でのみAIは決済を実行でき、確認が必要な取引ではユーザーへの承認を求める仕組みだ。銀行口座の引き落としに上限額を設けるのと同じ発想といえる。 国内・アジア太平洋での展開 今回の日本での実施は、シンガポール、オーストラリア、ニュージーランド、インドで実施された認証済みエージェンティック取引に続くものだ。今後の展開として、Mastercardはシンガポールに設置する地域AIセンター・オブ・エクセレンスを中核とし、日本を含むアジア太平洋地域で主要なLLMプロバイダーおよびAIエージェント事業者との連携を深める方針を示している。また、日本の金融機関や加盟店がエージェント主導型の決済へ移行できるよう支援する専門チームをアジア太平洋地域に展開するとしている。 「AIが代わりに払う」が日常になる日 今回の取引が示すのは、AIエージェントによる決済がデモや実証実験の段階を超え、実際のサービス環境で動き始めたという事実だ。ユーザーが指示を出せばAIが予約から支払いまで完結させるという体験は、一部の人にとってはすでに現実のものとなっている。Mastercardはアジア太平洋各国での実績を着実に積み上げており、日本での本番稼働はその流れの一環だ。交通・旅行・小売など対応領域の拡大が進むなか、こうした「エージェンティック・コマース」がどこまでの範囲で普及するかが、今後の焦点となる。 TAGs













