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  • OpenAI、「GPT-5.6」シリーズをプレビュー Sol・Terra・Lunaの3モデルを限定公開

    image : OpenAI コーディング・生物学・サイバー分野で性能向上 米政府との協議を経て段階提供へ  米OpenAIは現地時間6月26日、次世代AIモデル群「GPT-5.6」を発表した。ラインアップは、最上位モデル「Sol」、バランス型の「Terra」、高速・低コスト志向の「Luna」の3モデルで構成される。現時点では、APIとCodexを通じて一部パートナー企業・組織向けに限定提供しており、ChatGPTやAPIへの一般提供は数週間以内を予定している。 「Sol」、複数エージェント連携や長時間推論に対応  最上位モデルのSolは、コーディング、生物学、サイバーセキュリティ分野で性能を向上させた。複雑な問題に長時間取り組む「max」推論モードに加え、複数のサブエージェントを連携させる「ultra」モードを搭載する。 image : OpenAI  コマンドライン操作を評価するベンチマーク「Terminal-Bench 2.1」では高いスコアを記録したとしており、AIエージェント用途を意識したモデルとみられる。 サイバー分野の性能向上で安全性も焦点に  特にサイバーセキュリティ分野では、脆弱性調査や解析能力を強化した。一方で、高度化したAIの悪用リスクも懸念されることから、OpenAIは従来より厳格な安全対策を導入したとしている。同社によると、Solは「Preparedness Framework」における「Cyber Critical」の基準には達していないという。ChromiumおよびFirefoxを対象とした評価では、脆弱性や攻撃に利用可能な要素を特定できたものの、自律的にフルチェーン攻撃を生成するには至らなかったとしている。 TerraとLunaは低コスト展開、政府関与にも注目  一方、TerraはGPT-5.5と同等クラスの性能を低コストで提供し、LunaはOpenAIのモデル群で最も低コストなモデルとして展開する。性能と価格帯を分けた複数モデル戦略を鮮明にした形だ。また今回の発表では、米政府との協議を踏まえ、提供範囲を限定している点も注目される。報道によれば、先端AIモデルのサイバー能力に対する懸念から、政府側が事前レビューを求めたとされる。  AIモデルの公開プロセスに行政が関与する動きは、今後の生成AI業界でも議論を呼びそうだ。 参照サイト OpenAI News Previewing GPT-5.6 Sol: a next-generation model https://openai.com/index/previewing-gpt-5-6-sol/ TAGs

  • Nothing Phone (4b)の公式デザインが公開

    image:@nothing on X Nothingがバジェットモデル「Phone (4b)」の公式デザインを公開した。透明バック+デュアルカメラを採用し、正式発表は7月7日19時(日本時間)を予定する。 イギリスを拠点とするスマートフォンメーカーNothingは、新モデル「Phone (4b)」の公式デザインをXの公式アカウントで公開した。同モデルはNothingとして初のバジェット帯(廉価モデル)に位置する端末となる。 公式デザインの概要 Nothingが公開した画像では、ブルーカラーをまとった筐体に横長のカメラアイランドが確認できる。背面にはデュアルカメラシステムを搭載し、モジュール右側には5つの正方形LEDライトが並んでいる。 Glyph Barらしき発光バーが背面右隅に縦向きで配置されており、Phone (4a)と同様の構成に見える。カメラ周囲にはネジが配置されており、Nothingらしさの一端を担っている。 バジェットモデルということもあり、ベゼルはやや太め。ただしインカメラはエントリークラスに多い水滴型ノッチではなく、パンチホール方式を採用している。 一方、ユーザーの一部からは端末下部のベゼルが目立つという指摘も上がっている。またデザイン全体がNothingよりもサブブランドのCMFに近いとの意見もあり、独自性を求めるユーザーからは物足りなさを感じるという声も出ている。 判明しているスペック(リーク情報) Geekbenchに掲載されたベンチマークによると、Phone (4b)にはSnapdragon 6 Gen 4チップ、Adreno 810 GPU、8GBのRAM、Android 16が搭載されており、シングルコアで1,088点、マルチコアで3,155点を記録している。 ディスプレイは6.7インチ120Hz AMOLED、メインカメラは50MP、バッテリーは5,400mAhとされている。ストレージ構成は8GB+128GBと8GB+256GBの2種類が用意される見込みだ。 現時点で確認されているスペックをまとめると以下のとおり(※正式発表前のリーク情報に基づく)。 項目 スペック(リーク) ディスプレイ 6.7インチ AMOLED、120Hz チップセット Snapdragon 6 Gen 4(4nm) GPU Adreno 810 RAM 8GB ストレージ 128GB / 256GB メインカメラ 50MP(デュアル構成) バッテリー 5,400mAh 充電 33W OS Android 16 カラー ブラック、ブルー、ホワイト Phone (4a)との位置づけ Phone (4b)はNothingとして初のバジェットモデルとなり、ミッドレンジのPhone (4a)の下位に位置付けられる。Phone (4a)はSnapdragon 7s Gen 4搭載で、インドでは₹37,999(約6万円前後)から販売されている。Phone (4b)はこれより₹3,000〜5,000ほど安い価格帯になると予測されている。 なお、Nothingの共同創業者はCMF Phone 3の開発をDRAM不足を理由にキャンセルしたことを認めており、Phone (4b)がその枠を引き継ぐ形で2026年のラインナップに加わったとされている。 発表日・価格情報 正式発表はイギリス時間の7月7日11:00、日本時間では同日19:00に予定されている。 インドでの発売は同日15:30 IST(日本時間18:00)とされており、Flipkartでの取り扱いが予告されている。価格は8GB+128GBモデルで₹25,999(約5万円前後)前後になると見られている。 日本での展開について 現時点でNothingから日本市場向けの発売に関する公式アナウンスはない。NothingはPhone (4a)を日本でも展開しているが、Phone (4b)の国内投入時期・価格については正式発表待ちとなる。 Nothingらしさをどこまで維持できるか Phone (4b)はNothingにとって初のバジェット帯への参入となる。透明バック、Glyph Bar、パンチホールといったブランドを象徴する要素は引き継がれているものの、デザインの独自性については賛否が分かれている。 注目すべきはその背景だ。CMF Phone 3がDRAM不足によりキャンセルされ、その代替として急遽ラインナップされた経緯がある。つまり、Phone (4b)は最初からバジェットモデルとして設計されたというよりも、市場環境の変化への対応という側面が強い。Snapdragon 6 Gen 4は日常用途では十分な性能を持つが、同価格帯にはXiaomi、Motorola、Realmeといった競合も多い。Nothingがデザインとブランドイメージをどこまでてこにできるかが、Phone (4b)の評価を左右しそうだ。 TREND 「Nothing」の最新トレンド TAGs

  • arrows史上最高の耐衝撃と2日持つバッテリー、「arrows Alpha2 F-51G」発表

    FCNTがarrows最上位モデル「arrows Alpha2 F-51G」を発表。5370mAhシリコンカーボンバッテリーと世界最高水準の耐久性を備え、ドコモから8月下旬以降に発売予定。 スマートフォン「arrowsシリーズ」を手がけるFCNT合同会社は2026年6月25日、arrowsシリーズの最上位モデル「arrows Alpha2 F-51G」を発表した。2025年発売の「arrows Alpha」の後継機にあたり、NTTドコモ向けに提供される。 フラットデザインと耐久性の強化 本体はフラットなボディを採用し、フレームにはリサイクルアルミニウム、背面には傷がつきにくいグラスファイバーを使用する。 IP6X防塵、IPX6/8/9防水に加え、MIL規格(MIL-STD-810H)23項目に準拠。ディスプレイにはGorilla Glass Victus 2を採用し、1.8mの高さからコンクリートへの落下試験(画面割れ対象)をクリアしている。耐落下・耐衝撃性能はarrowsシリーズ史上最高とされる(2026年5月時点・FCNT調べ)。淡水環境での水中撮影にも対応する。 パフォーマンスとディスプレイ CPUにはMediaTek Dimensity 8350 Extreme(3.35GHz・オクタコア)を搭載する。標準モデルのRAMは8GBで、仮想メモリを最大16GB追加することで合計24GB相当として利用できる。ストレージは256GB(microSDXCで最大2TBまで拡張可能)。 ディスプレイは約6.4インチのLTPO有機EL(解像度1200×2670、460ppi)で、リフレッシュレートは最大144Hzに対応する。最大輝度は3000nit。Dolby Atmos対応の立体音響とハイレゾ再生(別途対応ヘッドホン等が必要)もサポートする。 カメラ メインカメラには約5030万画素のソニー製センサー「LYTIA 710」(1/1.56インチ、F値1.88)を採用する。前モデル比でノイズを約15%低減し、夜間撮影の精度が向上した。超広角カメラとフロントカメラはそれぞれ約4990万画素。4K/60fps動画撮影に対応する(高温環境下では録画時間が制限される場合がある)。AIによる被写体検出・露出最適化・ブレ軽減機能も搭載する。 バッテリーと充電 arrowsシリーズとして初めてシリコンカーボンバッテリーを採用し、容量は5370mAh(arrowsシリーズ史上最大)。独自の使用条件に基づく試算では、1回の充電で約2日間の使用が可能とされる。90W急速充電に対応し、1%から100%まで約40分で充電できる(FCNT環境での計測値)。独自の充電制御技術により、4年後も初期容量の80%を維持できるとしている(メーカー試算)。 また、本体に直接電力を供給する「ダイレクト給電」機能を搭載し、充電中の電池への負荷を軽減する。 AI機能と健康管理 独自のAI機能「arrows AI」を搭載し、録音データの文字起こしや通知の要約、画像生成、プレイリスト作成に対応する。検索にはPerplexity、ビジネス用途にはMicrosoft Copilotが利用できるほか、Google Gemini(かこって検索・Gemini Live・消しゴムマジック・編集マジック)にも対応する。アクションキーには最大3つのアプリやAIを割り当てられる。 健康管理機能として、カメラ下部の脈波センサーで指先からバイタルデータを取得し、自律神経活動の傾向を分析・レポートする機能を備える(医療行為・診断を目的とするものではない)。分析アルゴリズムは京都大学名誉教授の監修のもとAI技術を用いて構築されている。 OSはAndroid 16で、最大3回のOSバージョンアップと5年間のセキュリティアップデートが提供される。 主要スペック 項目 スペック ディスプレイ 約6.4インチ 有機EL(LTPO)、1200×2670、460ppi、最大144Hz、最大3000nit CPU MediaTek Dimensity 8350 Extreme(3.35GHz・オクタコア) RAM / ROM 8GB / 256GB(全カラー)、12GB / 512GB(インディゴ・ドコモオンラインショップ限定) 外部ストレージ microSDXC(最大2TB) アウトカメラ 約5030万画素(広角、F1.88、LYTIA 710、OIS付き)+ 約4990万画素(超広角、F2.05) インカメラ 約4990万画素(F2.0) バッテリー 5370mAh(シリコンカーボン)、90W急速充電 OS Android 16 防水・防塵 IPX6 / IPX8 / IPX9(防水)、IP6X(防塵) 耐衝撃 MIL-STD-810H 23項目準拠 生体認証 指紋認証(側面)、顔認証 接続端子 USB Type-C Wi-Fi Wi-Fi 6E(802.11 a/b/g/n/ac/ax) Bluetooth 5.4 SIM nanoSIM+eSIM または eSIM×2 サイズ 約155×72×8.6mm 重量 約187g 発売・価格・キャンペーン NTTドコモは2026年8月下旬以降の発売を予定しており、2026年6月25日から事前予約の受付を開始している。価格は本稿執筆時点で未公表。カラーはインディゴ、ホワイト、レッド、ブルーグリーンの4色で、レッドとブルーグリーンはドコモオンラインショップ限定となる。 発売記念として2種類のキャンペーンが実施される(主催:FCNT合同会社)。 事前応募キャンペーン:2026年6月25日10:00〜発売前日23:59の期間中にキャンペーンサイトへ事前エントリーし、arrows Alpha2を購入した全員にAmazonギフトカード5,000円分を進呈。 購入キャンペーン:発売日〜2026年11月30日23:59の期間中に購入・応募した先着20,000名に、Amazonギフトカード5,000円分と急速充電器をプレゼント。 2つのキャンペーンは重複して応募できる。合計で最大10,000円分のAmazonギフトカードと急速充電器を受け取れる可能性がある。 バッテリー・耐久性・AI機能の三軸強化で前モデルからの底上げを図る arrows Alpha2 F-51Gは、前モデル「arrows Alpha」のコンセプトを継承しながら、バッテリー容量の拡大(5000mAh→5370mAh)、シリコンカーボンバッテリーの初採用、カメラセンサーのアップグレード(LYT-700C→LYTIA 710)、ディスプレイ保護ガラスの強化(Gorilla Glass 7i→Victus 2)と、主要スペックを一通り引き上げた構成となっている。90W急速充電や「2日持つ」バッテリー寿命の維持設計など、長期利用を想定した機能が充実しており、「タフネス×電池持ち×AI」を軸に据えた国内向けミッドハイ端末としての立ち位置は明確だ。価格は未発表のため、前モデルとのコスト比較は発表後の判断となる。 TREND FCNT「arrows」の最新トレンド TAGs

  • Apple、Mac・iPad・Vision Proを国内一斉値上げ。MacBook Proは最大9万円増

    Image is for illustrative purposes only. AppleはMac、iPad、Vision Proの国内価格を改定した。MacBook Proは最大9万円超の値上げとなる一方、iPhoneは今回の対象外となった。 Appleは2026年6月25日、Apple Store日本版での価格を改定した。Mac、iPad、Vision Proを中心に広範な製品が値上げとなっている。米国では製品自体の値上げ幅は小幅にとどまるが、日本では製品価格の引き上げに加えて円安による為替調整も反映された形となり、値上げ幅が大きくなっている。 Mac製品が大幅値上げ Macは今回の値上げで特に上げ幅が大きく、MacBook Pro 14インチは248,800円から339,800円へと91,000円の値上げとなった。Mac StudioやiMacも数万円単位での引き上げとなっている一方、Mac miniは124,800円から134,800円と値上げ幅は1万円にとどまっている。 エントリーモデルのMacBook Neoは、従来99,800円で提供されていたが、今回の改定で119,800円からとなった。米国での価格変更は100ドルの引き上げにとどまっており、日本での値上げ幅が大きくなった背景には円安による調整分が含まれている。 Macの新旧価格は以下の通り。 製品 旧価格(円〜) 新価格(円〜) 差額 MacBook Neo 99,800 119,800 +20,000 MacBook Air 13インチ 184,800 224,800 +40,000 MacBook Air 15インチ 219,800 264,800 +45,000 MacBook Pro 14インチ 248,800 339,800 +91,000 MacBook Pro 16インチ 449,800 519,800 +70,000 iMac 198,000 249,800 +51,800 Mac mini 124,800 134,800 +10,000 Mac Studio 328,800 419,800 +91,000 iPad・Vision Proも対象 iPadはエントリーモデルからiPad Proまで全モデルが値上げとなった。エントリーモデルは58,800円から74,800円へ16,000円の引き上げで、iPad Pro 13インチは218,800円から269,800円へと50,000円以上のアップとなっている。 iPadの新旧価格は以下の通り。 製品 旧価格(円〜) 新価格(円〜) 差額 iPad(エントリー) 58,800 74,800 +16,000 iPad mini 78,800 99,800 +21,000 iPad Air 11インチ 98,800 129,800 +31,000 iPad Air 13インチ 128,800 169,800 +41,000 iPad Pro 11インチ 168,800 209,800 +41,000 iPad Pro 13インチ 218,800 269,800 +51,000 Vision Proは599,800円から649,800円へと50,000円の値上げ。HomePod miniは14,800円から22,800円、Apple TV 4Kは19,800円から34,800円となり、いずれも従来価格の1.5倍前後に達している。 iPhoneは今回対象外。ただし秋の新モデルに注目 iPhoneは今回の価格改定の対象外となっている。ただしiPhoneとApple Watchについては、今秋の新モデル発売のタイミングで実質的な値上げが行われる可能性があるとみられている。 製品単価の引き上げと円安が重なった価格改定 今回の価格改定は、Appleによる製品自体の値上げと、円安進行による為替調整が同時に発生した結果といえる。Mac miniのように値上げ幅が比較的小さい製品がある一方で、MacBook Proは最大91,000円の引き上げとなるなど、製品カテゴリや価格帯によって影響度には大きな差がある。 iPhoneは現時点で据え置きだが、秋の新モデルへの切り替えに合わせた価格動向は引き続き注目される。 TREND 「Mac Pro」の最新トレンド 「Mac Studio」の最新トレンド 「Mac mini」の最新トレンド 「MacBook Air」の最新トレンド 「MacBook Neo」の最新トレンド 「MacBook Pro」の最新トレンド 「iMac」の最新トレンド 「iPad Air」の最新トレンド 「iPad Pro」の最新トレンド 「iPad mini」の最新トレンド 「iPad」の最新トレンド TAGs

  • Google、Gemini 3.5 FlashにComputer Useを統合、自律エージェント開発が容易に

    image : Google プロンプトインジェクション対策も内蔵、低コストなFlashモデルで大規模自動化が現実的に  米Googleは現地時間6月24日、生成AIモデル「Gemini 3.5 Flash」に、PCやブラウザを操作できる「Computer Use」機能を統合したと発表した。従来は「Gemini 2.5 Computer Use」として個別提供していた機能を、メインモデルへ組み込んだ形となる。 スクリーンショットを認識し、クリック・入力・スクロールを自律実行  Computer Useを有効化したGemini 3.5 Flashは、スクリーンショットをもとにマウスクリックやキー入力、スクロール操作を実行し、その結果をフィードバックとして受け取りながらタスクを継続的に処理する。ブラウザ、スマートフォン、デスクトップ環境に対応し、連続的なソフトウェアテストや業務アプリをまたぐナレッジワークなど、長時間かつ複数ステップに及ぶ自動化タスクでの活用を想定する。  またGoogleは、安全対策としてプロンプトインジェクション対策向けの敵対的学習を実施したほか、センシティブな操作前にユーザー確認を求める機能や、インジェクション検知時に自動停止するオプション機能も提供するとしている。 GeminiをAIエージェント基盤として強化  Geminiはこれまで、検索やマップなどGoogleツールとの連携機能を強化してきた。今回の統合によって、Gemini 3.5 Flashは画面認識と実操作を組み合わせたAIエージェント構築基盤としての性格を強めた形だ。Googleによれば、開発者はGemini API経由でComputer Useを利用できるほか、Enterprise Agent Platformでも提供される。 OpenAIやAnthropicも参入、競争が激化  AIによるPC操作分野では、OpenAIがブラウザ操作型エージェント「Operator」、Anthropicが画面操作対応の「Computer Use」を展開しており、主要AIベンダー間で“操作できるAI”の開発競争が加速している。従来のチャット中心AIから、実際にアプリや業務システムを操作するエージェント型AIへのシフトが鮮明になりつつある。 参照サイト Google The Keyword Introducing computer use in Gemini 3.5 Flash https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/introducing-computer-use-gemini-3-5-flash/ TAGs

  • OpenAI、「GPT-5.5 Instant」をアップデート

    image : OpenAI 意思決定・相談・買い物など実用シーンでの会話品質を改善、ProとPlusから順次展開  米OpenAIは現地時間6月24日、ChatGPTで最も利用されているデフォルトモデル「GPT-5.5 Instant」のアップデートを実施した。意思決定・アドバイス・計画立案・情報収集・ショッピングといった実用シーンでの会話品質向上に重点を置いた更新で、ProとPlusユーザーから順次展開し、Freeユーザーへは翌日(6月25日)を目処に提供予定としている。 @ChatGPTapp on X ユーザーの意図を読み取り、複数ターンで文脈を維持  主な改善点は、質問の背後にある目的を正確に把握する能力と、複数ターンにわたって文脈を維持する力だ。複数の条件や要件を含む複雑な指示に対しては、すべての条件に対応した回答とその推奨理由を明確に示せるようになったとしている。ユーザーが条件を追加したり、回答に反論したりした際にも、最初の回答を繰り返すのではなく適切に対応を変えるよう改善した。 位置情報を活用したショッピング・店舗検索も強化  ショッピングや近隣店舗の検索では、位置情報をより効果的に活用して周辺の選択肢を提示できるようになった。商品のおすすめ・店舗情報・画像を一貫性のある形でまとめて提示できるとしている。回答全体のフォーマットもテンプレート的な構成から脱却し、より意図的で読みやすい表現になったとしている。  ChatGPTの利用者が増え続ける中、デフォルトモデルの地道なアップデートが体験の底上げにつながっているかが焦点となりそうだ。 参照サイト OpenAI ChatGPT Release Notes June 24, 2026 — GPT-5.5 Instant Update https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes TAGs

  • Google、MediaTekと次世代AIチップを共同開発か

    GoogleがMediaTekと共同で次世代AIチップ「TPUv9」を開発していると報じられた。コードネームは「Triggerfish」とされ、将来のPixelシリーズやAI機器向けに採用される可能性がある。 Googleは台湾の半導体メーカーMediaTekと協力し、次世代AIチップ「TPUv9」の開発を進めていることがリーク情報から明らかになった。開発中のチップは「Triggerfish」のコードネームで呼ばれているという。 TPUv9「Triggerfish」が開発中 報道によると、Googleは独自AIアクセラレーターであるTPU(Tensor Processing Unit)の次世代版としてTPUv9を準備している。開発コードネームは「Triggerfish」とされ、MediaTekが開発パートナーとして関与しているという。 TPUはGoogleが機械学習や生成AI処理向けに開発している専用プロセッサで、これまで主にデータセンター向け製品として展開されてきた。 Triggerfishは、GoogleがAIの学習や推論処理に利用するデータセンター向けAIチップ「TPU(Tensor Processing Unit)」の次世代モデルとみられている。TPUは主にGoogle Cloudや生成AIサービスの基盤として利用されており、スマートフォン向けプロセッサとは用途が異なる。 MediaTekとの協業が浮上 Googleは近年、Pixel向けSoCのTensorシリーズを独自設計している。今回の情報では、GoogleがMediaTekと連携してAI処理向けチップの開発を進めているとされる。 MediaTekはスマートフォン向けSoCの大手メーカーであり、AI処理機能の強化にも取り組んでいる。両社の協業により、GoogleのAI技術とMediaTekの半導体開発ノウハウを組み合わせる狙いがあるとみられる。 採用製品は不明 現時点でTPUv9がどの製品に搭載されるのかは明らかになっていない。報道では将来のPixelシリーズやAI関連ハードウェアへの採用可能性が指摘されているが、Googleから正式な発表は行われていない。 発売時期や製品仕様についても不明であり、今後のリーク情報やGoogleの発表が注目される。 GoogleのAI半導体戦略が拡大する可能性 今回のリーク情報が事実であれば、Googleは自社AI技術を支える半導体開発体制をさらに強化することになる。これまでTensorシリーズやデータセンター向けTPUを展開してきた同社が、MediaTekとの協業によってAI専用チップの開発を加速させる可能性がある。一方で、現時点では未発表情報が中心であり、実際の製品化や搭載先については今後の正式発表を待つ必要がある。 (Source : Android Headlines) TAGs

  • MetaがRay-Ban非採用の独自スマートグラス3機種を発売

    image:Meta Metaは自社ブランドのスマートグラス「Meta Glasses」3モデルを米国で発売した。最安299ドルからで、Ray-Ban版の第2世代より安価に設定されている。日本での発売は未定。 Metaは2026年6月23日、EssilorLuxotticaと共同でスマートグラスの新ラインナップ「Meta Glasses」を発表し、米国での販売を開始した。従来のRay-BanブランドやOakleyブランドを採用しない初めての自社ブランドモデルとなる。 3つのスタイルと価格 Meta Glassesは「Adventurer」「Fury」「Starfire」の3スタイルで構成される。 AdventurerとFuryはそれぞれ299ドルで、これは第2世代のRay-Ban Meta Wayfarerより80ドル安い設定となる。StarfireはKylie Jennerとのコラボモデルで399ドルとなる。 Furyはより大きく角張った形状で太いアームを持ち、Adventurerは細めのアームでフットプリントが小さい設計となっている。いずれもスタンダードとラージの2サイズが用意されている。 Starfireはスリムなオーバル形状で、右レンズ付近に小さな宝石があしらわれており、メイク汚れを拭き取りやすい金属製ノーズパッドを採用している。ケース内部にはミラーが内蔵されている。 製造はEssilorLuxotticaが引き続き担当する。テンプルアームとパッケージにはMetaとEssilorLuxottica双方のロゴが表示される。 スペックはRay-Ban第2世代と同水準 3モデルすべてが、12MPカメラ、3K動画撮影、5マイクアレイ、8時間のバッテリー駆動という既存のRay-Ban Meta Gen 2と同等のスペックを継承している。充電ケースを使用することでさらに約40時間分の充電が可能となる。 3モデル共通の追加機能として、3段階調整可能なノーズパッド、調整可能なテンプルチップ、開きすぎを防ぐ過伸展ヒンジが採用されている。また、Ray-Banシリーズにはないカスタマイズ可能な「アクションボタン」も追加されている。 AdventurerとFuryだけでカラーとレンズの組み合わせは26通りにのぼり、トータスシェル・ブラック・グリーンのフレームカラーと、トランジション・偏光・クリアのレンズオプションが用意されている。度付きレンズにも対応し、対応範囲は-12〜+2.25Dとなっている。 スペック表 項目 仕様 カメラ 12MP ウルトラワイド 動画解像度 3K/30fps または 1080p/60fps 視野角(FOV) 100度 マイク 5マイクアレイ バッテリー 最大8時間(ケース併用で最大48時間) ノーズパッド 3段階調整式 テンプルチップ 調整可能 ヒンジ 過伸展防止機構付き 度付きレンズ対応 -12〜+2.25D AI Meta AI(Muse Spark搭載) 価格・発売情報 AdventurerとFuryは299ドルから、Starfire(Kylie Edition)は399ドルで、Meta.com・LensCrafters・Sunglass Hut・Best Buy・Amazonおよび一部小売店で販売中となっている。 日本については、Meta公式サイトから現時点で購入できない状態となっており、日本での発売時期は未定となっている。 Metaが「眼鏡ブランド」として自立する転換点 今回のMeta Glasses発売は、単なる製品追加にとどまらず、Metaが自社ブランドでウェアラブル市場に本格参入したことを示す動きとして捉えられる。Ray-Banというブランド力に依存せず、価格競争力を持たせながらEssilorLuxotticaとの製造協力関係は維持するという構図は、ライセンス料の削減と流通・価格の自社コントロールを同時に実現する戦略といえる。 ライブ翻訳機能は日本語を含む14言語が新たに追加されており、日本ユーザーへの対応も技術面では進みつつある。一方で日本での販売経路は未整備の状態であり、国内展開に向けた動きが今後の焦点となる。 Metaの幹部は、こうした軽量スマートグラスをレンズ内ディスプレイを搭載したより高度なデバイスへの過渡的なステップと位置づけている。Appleによるスマートグラス参入も2027年に予測されるなか、Metaは価格と品揃えの両面で先行優位を固めにかかっている。 AIグラス| Metaグラス:https://www.meta.com/jp/ai-glasses/meta-glasses/ TAGs

  • Anthropic、Slackに常駐するチームAI「Claude Tag」を発表

    image : Anthropic @Claudeでタスクを委任、組織の文脈を継続学習  米Anthropicは現地時間6月23日、SlackにAIチームメンバーとして参加する新サービス「Claude Tag」を発表した。チャンネルに@Claudeを招待してタスクを委任すると、Claudeがチャンネルの文脈を学習しながら自律的に作業を進める。Claude EnterpriseおよびTeamプランで本日よりベータ提供を開始した。 Video : @claude 「マルチプレイヤー」のAIチームメンバー  Claude Tagの核心は、チャンネル内のすべてのメンバーが同一のClaudeと協働できる「マルチプレイヤー」設計にある。個人のチャットや単一タスク向けのClaude CodeやCoworkとは異なり、1つのチャンネルに1つのClaudeが参加し、誰でも会話の続きを引き受けられる。タスクを委任して別の作業に集中し、Claudeが完了したらSlackのスレッドに結果が届く非同期の働き方が基本だ。数時間〜数日にわたる長期プロジェクトの自律実行も可能で、Anthropicは「多数のClaudeに並行してタスクを委任する時間が大幅に増えた」としている。 チャンネルをまたいで文脈を継続学習  Claude Tagは参加しているチャンネルの会話や連携ツールのデータを参照しながら、組織固有の知識を自動的に蓄積していく。そのため、毎回一から説明する必要がなくなるとしている。「アンビエント」モードを有効にすると、タスクの依頼を待たずに関連情報のアップデートや未解決スレッドのフォローアップを能動的に行う。なおプライベートチャンネルの内容は報告されない設計だ。 管理者が権限を細かく制御  Claudeがアクセスできるツール・データ・チャンネルはシステム管理者が厳密に設定する。営業向けと開発向けで別々のClaudeを設定できるため、記憶・ツール・データが混在しない。管理者はトークン消費量の上限設定や、Claudeが実行したすべてのタスクのログを閲覧できる。既存の「Claude in Slack」アプリはClaude Tagに置き換わる形で、管理者は30日以内に移行を選択できる。Claude TagはモデルとしてOpus 4.8を使用する。  Anthropicによると、同社の製品チームのコードの65%はすでに社内版Claude Tagが生成しており、エンジニアリングにとどまらず製品指標の追跡・サポート対応・バグの根本原因分析にも活用が広がっているという。「@Claudeをタグするのが私たちの主要な仕事の進め方になっている」としており、企業内のAI活用の主戦場がSlackのような日常コミュニケーションツールに移りつつあることを示している。 参照サイト Anthropic News Introducing Claude Tag https://www.anthropic.com/news/introducing-claude-tag TAGs

  • Nothing Phone (4b)が7月7日に発表へ、新「b」シリーズの第1弾

    image:@nothing on X NothingがPhone (4b)を7月7日に発表すると公式Xで告知。同社初の「b」シリーズ第1弾として、より幅広い層をターゲットにした新ラインナップとなる。 スマートフォンメーカーのNothingは、新モデル「Phone (4b)」を7月7日 11:00(日本時間7日 19:00)に発表すると、公式Xアカウントへの投稿で明らかにした。 初の「b」シリーズ、新たな製品ライン Nothingは今回の発表で「b」シリーズという新たな製品ティアを導入する。同社がスマートフォンに「b」を冠した型番を用いるのは初めてとなる。 同社共同創業者のAkis Evangelidisは、「b」シリーズはAシリーズの成功を踏まえた新セグメントへの展開であり、製品の序列を明確に保ちながら展開するものと説明している。Aシリーズはフラッグシップ(レター表記なし)に次ぐ最上位の位置づけを維持する。 Phone (4b)はNothingエコシステムへのもっとも低価格な入口として設計されており、特に若いユーザーや予算を重視するユーザー層に向けた製品と位置づけられている。 デザインと仕様(ティザー情報) 公式が公開したデザインスケッチには、縦配置のピル型カメラモジュールが矩形のカメラアイランド内に収まる形状が描かれており、複数のカメラセンサーを内包できる大きさに見える。また、カメラモジュールとは別にLEDフラッシュおよびオートフォーカスセンサーを収めるとみられる独立したピル型の切り欠きも確認できる。 背面には縦向きのグリップバーが配置されており、Phone (4a)から引き継いだグリフバーを水平方向に配置した可能性も指摘されている。電源ボタンとボリュームロッカーはそれぞれ左右の側面に配置されている。 スペックの詳細は現時点で未発表だが、一部のリーク情報ではプロセッサにQualcomm Snapdragon 7s Gen 4、バッテリー容量5,500mAhが挙げられているものの、いずれも未確認の情報だ。 発売・価格情報 Phone (4b)は7月7日にインドおよびグローバル市場で同時発表される。インド時間では16:00(IST)、グローバルでは11:00(BST)、日本時間では7日19:00に予定されている。 価格は未発表だが、リーク情報ではPhone (4a)(インド発売価格31,999ルピー)より3,000〜5,000ルピー程度低い価格帯になるとされている。 インドでの販売はFlipkart経由になる見込みで、専用のマイクロサイトがすでに公開されている。日本市場向けの展開については現時点で言及がない。 CMFキャンセルとの関連性 今回の発表は、Nothingがメモリコストの高騰を理由にCMFブランドの新スマートフォン投入を見送ると発表した直後に行われた。当初CMFブランドで計画されていた製品の一部がNothingブランドに移行したとする見方もあり、Phone (4b)がその流れを汲む製品ではないかとの見方が一部で広まっている。ただし、Nothingはこの点を公式に認めていない。 「b」シリーズが問う、Nothing体験の間口 Nothingはこれまで数字のみ、またはAシリーズという形で製品ラインを積み上げてきたが、「b」シリーズの追加によって価格帯の幅がさらに広がる。CMF Phoneキャンセル後のタイミングであることもあり、エントリーユーザーをNothingブランド自体で取り込む戦略へのシフトとも読み取れる。スペック・価格の詳細は7月7日のイベントで明らかになる見通しだ。 TREND 「Nothing」の最新トレンド TAGs

  • PFN、国産生成AIモデル「PLaMo 3.0 Prime」を正式リリース

    image : 株式会社Preferred Networks コンテキスト長を64Kから256Kに拡張、同価格帯の海外モデルに対し日本語性能で競争力  Preferred Networks(PFN)は6月22日、国産生成AI基盤モデル「PLaMo」シリーズの最新フラッグシップモデル「PLaMo 3.0 Prime」の正式提供を開始した。2026年3月に公開したβ版をベースに、モニター企業からのフィードバックを反映し、推論性能や長文処理性能、ツール利用性能を強化した。提供形態はAPIおよびオンプレミスに対応する。    今回のPLaMo 3.0 Primeは、推論能力を重視した「Reasoning」モデルと、高速応答を重視した「Non-reasoning」モデルの2構成で展開する。 推論性能を強化、コンテキスト長は256Kに拡張  主な強化点は3つある。1つ目は、β版で導入したReasoning能力の向上だ。PFNによると、強化学習の実施期間を延長することで、複雑なタスクに対する推論性能を高めたという。2つ目は、コンテキスト長の拡張だ。従来の64Kから256Kへ拡張し、長文ドキュメント処理やAIエージェント用途への対応力を高めた。3つ目は、コーディング性能およびツール利用性能の改善。外部ツール呼び出しや複数ステップ処理、業務システム連携などを強化し、エンタープライズ向けAIエージェントとしての活用を想定する。 日本語性能や安全性で海外モデルと競争力  PFNの社内評価によると、PLaMo 3.0 Primeは「Qwen3.6 27B」や「gpt-oss-120b」といった同規模のオープンモデルに加え、「GPT-5.4 mini」「Claude Haiku 4.5」など同価格帯のクローズドモデルと比較し、日本語での指示追従、コーディング、ツール利用などの領域で競争力のある結果を示したとしている。 image : 株式会社Preferred Networks  また、安全性評価では、National Institute of Information and Communications Technology(NICT)から提供を受けた安全性データを活用し、スタンフォード大学基盤モデル研究所が運用する「HELM Safety」において、海外モデルと同等以上の結果を示したという。 image : 株式会社Preferred Networks APIやBedrock、オンプレミスで提供  Reasoningモデルは、多条件を整理しながら段階的に結論を導く用途を想定し、専門的な質問応答や意思決定支援などに適する。一方、Non-reasoningモデルは応答速度を重視し、社内文書要約や定型問い合わせ対応、情報抽出、チャットボットなど幅広い業務利用を想定する。  提供形態はクラウドAPIに加え、Amazon Bedrock Marketplace、オンプレミス、Snowflake環境に対応。さらに、国産AI構築プラットフォーム「miibo」や、約150自治体が導入する「QommonsAI」にも標準搭載される。  生成AIの業務実装が進む一方、データ管理や日本語性能を重視した国産モデルへの関心も高まっており、PFNのPLaMo 3.0 Primeがエンタープライズ領域でどこまで存在感を高められるか注目されそうだ。 参照サイト 株式会社Preferred Networks ニュースリリース 国産生成AI基盤モデルPLaMo 3.0 Primeを正式リリース https://www.preferred.jp/ja/news/pr20260622 TAGs

  • Nothing共同創業者、新「(b)」シリーズの命名規則を説明

    image:@AkisEvangelidis on X 共同創業者のAkis Evangelidis氏がXへの投稿で「(b)」シリーズの命名規則を解説。数字が世代、アルファベットが製品セグメントを示す体系を明らかにした。 スマートフォンブランドNothingの共同創業者Akis Evangelidis氏は2026年6月22日、Xへの投稿で同社の新シリーズ「(b)」に関する命名規則を説明した。 命名規則の体系 Evangelidis氏によると、(b)は特定の言葉の略称ではなく、既存の命名体系を拡張したものだ。数字が世代を、アルファベットが製品セグメントをそれぞれ示す。 現行の製品階層は上位から、アルファベット表記のないフラッグシップ、(a)シリーズ、そして今回新設された(b)シリーズという構成になる。「4」のような数字は現行世代を示し、アルファベットがその世代内のセグメントを区別する。 (a)シリーズとの位置づけ (a)シリーズはフラッグシップ直下のプレミアムミッドレンジとして位置づけを維持する。一方、(b)シリーズは「Lite」「SE」「Plus」といった従来型の接尾語を使わず、新たな価格帯・市場セグメントを開拓する目的で設けられた。 CMF不在の背景 Evangelidis氏は直近でCMFが2026年に新スマートフォンを投入しないことを認めており、「現在のメモリ価格では、CMFらしい価格で真の進化を感じられる端末を作ることができない」と述べていた。CMF Phone 2 Proを同仕様のまま現時点でリリースした場合、価格は3万〜3万5千ルピーに達するとしていた。(b)シリーズはCMFよりも高価ながらPhone (4a)よりも安価な帯域を担うとみられ、スマートフォン価格上昇という業界全体のトレンドへの対応策としても注目される。 インドでの展開 Nothing Indiaは一連のティーザーを公開しており、最新のものでは「4b」と書かれた鉛筆とともにスマートフォンのシルエットが示されている。FlipkartにはPhone (4b)の専用マイクロサイトも開設されており、インドでの展開が確定している。なお、日本での展開については現時点で公式アナウンスはない。 「(b)」は価格上昇時代の現実的な回答か 今回の発表は、命名規則の整理という側面にとどまらない。CMFブランドでは対応が難しくなったエントリー寄りの価格帯を、Nothingブランドのデザイン・ソフトウェア体験を保ちながらカバーするという、現実的な戦略転換とも読める。アルファベット1文字でセグメントを拡張できる体系は、将来的に(c)以降の展開にも対応できる柔軟性を持つ。メモリ価格の高騰が業界全体の製品構成に影響を及ぼすなか、Nothingがブランド価値を維持しながらどこまで価格を抑えられるかが注目点となる。 TREND 「Nothing」の最新トレンド TAGs

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