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  • GPT-6、ChatGPT無料版にも登場 回答をUIとして生成する新機能

    image : OpenAI FreeとGoにもGPT-6を展開 質問に応じて図やグラフ、計算ツールなどを生成する「Intelligent UI」を導入  米OpenAIは現地時間10月7日、ChatGPTに「GPT-6」と新機能「Intelligent UI」を導入すると発表した。Plus、Pro、Business、Enterprise向けに世界で順次提供し、翌日からFree、Goにも展開する。Enterpriseでは管理者の設定によって利用できる。  利用できるモデルはプランによって異なり、Plus、Pro、Business、Enterpriseでは「GPT-6 Sol」、FreeとGoでは「GPT-6 Luna」を提供する。今回の変更はChatGPTの「Chat」体験が対象で、WorkとCodexで使われるモデルには変更がない。 GPT-6、質問に応じて図やボタンを生成する「Intelligent UI」に対応  今回の更新で大きな特徴となるのが、回答の内容に応じて表示方法を組み立てるIntelligent UIだ。テキストだけでなく、グラフィック、ボタン、フォーム、グラフなどのインタラクティブな要素を組み合わせ、質問に適したUIを生成する。例えば、複数の情報を比較する質問では項目を並べて表示し、仕組みを説明する場合はインタラクティブな図を使う。貯蓄額を試算する計算ツールや割り勘計算、ゲームなどを会話中に生成することもできる。一方、すべての回答がUIになるわけではない。単純な質問では従来のようにテキストだけで回答するなど、質問の内容に応じて表示形式を変える。 Video : @OpenAI Intelligent UIは回答生成中から表示、UIを段階的に構築  Intelligent UIでは、回答が完成するまで待つのではなく、生成途中からUIを段階的に表示できる。OpenAIは、UIコンポーネントのライブラリーとコンパイラーを組み合わせ、モデルが回答を生成しながらインターフェースを処理する仕組みを採用したとしている。これにより、回答の内容に応じて情報の表示や操作に使うUIを組み合わせられる。従来のテキスト中心の回答に加えて、回答の中に図や計算ツールなどを表示し、その場で利用できる形になる。 GPT-6 Instantは回答開始を高速化、Web検索時は平均44%短縮  応答速度も改善した。OpenAIの内部評価では、GPT-6 InstantはGPT-5.6 Instantと比較して、日常的な質問で回答開始が平均32%速くなったとしている。また、Web検索を伴う質問では、回答開始までの時間を平均44%短縮した。  GPT-6は今回、無料プランにも提供範囲を広げる。さらにIntelligent UIによって、質問への回答だけでなく、質問内容に応じた図やグラフ、計算ツールなどを回答内に組み込めるようになった。ChatGPTで情報を得るだけでなく、回答を見ながら操作する場面も増えそうだ。 参照サイト OpenAI GPT‑6 and Intelligent UI for everyone https://openai.com/ja-JP/index/gpt-6-for-everyone/ TAGs

  • Googleマップ、世界10都市の食トレンドと人気店リストを公開

    image:Google Japan Blog Googleはマップの口コミや経路検索の集計から世界10都市の食トレンドを分析し、東京のお餅など注目の料理と人気店リストを公開した。 Googleは10月8日、Googleマップの口コミや評価、経路検索の集計データをもとにした「2026年 Google マップ ファンのお気に入りグルメリスト(Fan-Favorite Dining List)」を公開した。対象は東京、アトランタ、シカゴ、ロンドン、メルボルン、モントリオール、ニューヨーク、サンフランシスコ、サンティアゴ、シアトルの10都市で、過去1年間のデータから各都市の食トレンドをまとめている。発表はGoogleマップのプロダクト担当ディレクター、アンドリュー・デューシー氏による。 懐かしのスイーツが各地で再浮上 ニューヨークでは、2000年代後半に流行したフローズンヨーグルトに言及する口コミが前年比320%増となった。トッピングや現代的なアレンジが支持を集め、Birdie’s、Mimi’s、ブルックリンのCultureなどが人気を集めている。 モントリオールではシナモンロールの口コミが84%増加した。Daddy Roll、Bernice、Guayabitoなどのベーカリーに行列ができている。 東京ではお餅に関する口コミが168%増と大きく伸びた。Googleは、記録的な訪日観光客数の増加が影響した可能性を挙げている。餅甚やツバメヤ 日本橋店などの専門店に来店客が並んだ。 抹茶やほうじ茶など和の風味が拡大 抹茶に関する口コミは、対象10都市のほぼすべてで前年比2桁の伸びを記録した。シカゴは82%増、サンティアゴは84%増で、シアトル、サンフランシスコ、ニューヨーク、アトランタでも50%以上増加している。 ロンドンでは、ほうじ茶の口コミが114%増となった。Cha-FeやTOKKIA Covent Gardenなどのカフェが人気を集めている。 メルボルンでは、フィリピン発祥の紫色のヤム芋「ウベ」の口コミが75%増加した。HalayaやKariton Sorbetesなどが注目されている。 牛脂や高温調理、各地域の料理も上昇 シカゴでは、牛脂(ビーフタロー)を使った料理に関する口コミが82%増加した。Bistro MonadnockやBrennan’s Gourmet Burger Shackなどが挙げられている。 シアトルでは、南インドのクレープ料理「ドーサ」の口コミが136%増となり、Shri Ananda BhavanやChennai Expressが人気を集めた。アトランタではニューオーリンズ発祥の揚げ菓子「ベニエ」が77%増で、Discourse EateryやCrescent City Kitchenなどにブランチ客が訪れている。 都市別トレンド一覧 都市 注目の食トレンド 口コミ増加率(前年比) ニューヨーク フローズンヨーグルト +320% モントリオール シナモンロール +84% 東京 お餅 +168% シカゴ 抹茶 +82% サンティアゴ 抹茶 +84% ロンドン ほうじ茶 +114% メルボルン ウベ +75% シカゴ 牛脂(ビーフタロー)料理 +82% シアトル ドーサ +136% アトランタ ベニエ +77% リストの内容と日本での展開 ファンのお気に入りグルメリストでは、トレンドに加え、各都市で最も経路検索された店や、コストパフォーマンスの高い店なども紹介している。選定対象は開業から6か月以上経過した店舗で、5店舗以上を展開するチェーン店は除かれる。 東京で最も経路検索された店の一例は「海鮮ブッフェダイニング 銀座八芳」、コスパの高い店の一例は「コメトステーキ」である。ほかの都市の例としては、ニューヨークのKatz’s Delicatessen、ロンドンのFallow、シカゴのPequod’s Pizzaなどがある。 カテゴリーごとに選ばれた店の全リストは、専用サイト「mapsfanfavorites.withgoogle.com」で公開されている。東京版のリストはGoogleマップ上でも確認でき、気になるリストは保存して旅行や外出の際に利用できる。 口コミデータが示す「食の国際化」 今回の集計では、東京のお餅、世界各都市の抹茶やほうじ茶など、日本の食材や味に関する話題が複数の都市で上位に入った。一方で、東京でもお餅の口コミ増加にインバウンド需要が関わっている可能性が示されており、日本の食文化への関心が国内外で高まっている様子がうかがえる。 また、フローズンヨーグルトやシナモンロールのように、過去に流行した食べ物が再び注目される例もあった。トレンドの把握に口コミの増減率を使う手法は、店舗側にとっても集客施策を検討する材料になりうる。専門店では、口コミの伸びが来店行動に結びついていることが今回のデータから読み取れる。 Googleマップは、検索や経路案内にとどまらず、飲食店の発見と評価をつなぐ場としての役割を強めている。掲載情報や口コミの充実が来店に直結しやすくなるため、飲食店にとって、マップ上の情報整備の重要度は今後さらに増すとみられる。 (Source:Google Japan Blog) TAGs

  • 「one paretto(ワンパレット)」で始める Google Pay を解説

    使える場所と使い方、登録できるカード、カードの登録方法を、one paretto を例にやさしく解説します。 INDEX Google Pay とは? Google Pay は、Android スマートフォンなどに登録したカードで、お店やネットでの支払いができる Google のサービスです。 カードは「Google ウォレット」アプリに登録します。登録しておけば、お店ではスマホのロックを解除してレジの読み取り機にかざすだけ。 ネットショッピングやアプリの中でも、「Google Pay 」を選べばカード番号を入力せずに支払えます。 Google Pay のポイント Android スマホをかざすだけで支払える 画面ロックの解除(指紋・顔・PIN など)で本人確認するので安心 お店にはカード番号そのものではなく、端末ごとの番号が伝わるしくみ クレジットカードだけでなく、デビットカードや電子マネーも登録できる Google ウォレットの画面。カードを選んで「リーダーにかざす」だけ 使える端末 お店での支払い(タッチ決済)に使えるのは、NFC(おサイフケータイ)に対応した Android スマートフォンと、対応するスマートウォッチ(Wear OS)です。 パソコンでも、Chrome などで対応する Web サイトの支払いに使えます。使うには、スマホに画面ロックを設定しておく必要があります。 使える場所と使い方 お店のレジ、ネットショッピング、電車やバスまで。いつものスマホが、そのまま財布の代わりになります。 お店で使う レジで登録したカードの支払い方法(「Visa のタッチ決済で」「iD で」「QUICPay で」など)を伝え、スマホのロックを解除して読み取り機にかざします。 電子マネー(Suica・nanaco など)は、カードや設定によってはロックを解除しなくても支払えます。 iD・QUICPay のマークがあるお店で使える カードによっては、Google Pay での支払い方法が iD や QUICPay になるものもあります。その場合は、レジで「iD で」「QUICPay で」と伝えてかざします。 ネット・アプリで使う ネットショップやアプリの支払い画面に「Google Pay 」のボタンがあれば、それを選んで本人確認するだけで支払いが完了します。 カード番号や住所を毎回入力しなくてよいのが便利なところです。 交通機関で使う Suica や PASMO を Google ウォレットに登録すれば、改札にスマホをかざして電車やバスに乗れます。 また、一部の鉄道やバスでは、クレジットカードなどのタッチ決済でそのまま乗車できるところも増えています(使えるカードや路線は事業者によって異なります)。 登録できる主なカード Google Pay には、クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード・電子マネーを登録できます。 クレジットカード Visa・Mastercard・JCB・American Express など。お店ではタッチ決済のほか、カードによって iD や QUICPay で支払います。 デビットカード 支払いと同時に銀行口座から引き落とされるカード。one paretto のような Visa デビットも登録できます。 プリペイドカード 先にチャージした残高の範囲で使うカード。使いすぎを防ぎたい人向け。 電子マネー・交通系 IC Suica・PASMO などの交通系 IC や、nanaco・WAON・楽天Edy など。チャージして使います。 ※ Google Pay に登録できるかどうか、使える支払い方法は、カードや発行会社、スマホの機種によって異なります。 カードの登録方法 カードの登録は、「Google ウォレット」アプリから数分で完了します。 クレジットカードの場合 「Google ウォレット」アプリを開いて「ウォレットに追加」をタップ 「支払いカード」から、クレジットカードまたはデビットカードの追加を選びます。 カードを読み取る カメラの枠にカードを合わせると、カード番号などが読み取られます。うまく読み取れないときは手入力もできます。 カード会社の認証を行う 利用規約に同意し、SMS やカード会社のアプリなどで本人確認をすれば登録完了です。 デビットカードの場合 多くのデビットカードは、クレジットカードと同じく Google ウォレットの「ウォレットに追加」から登録できます。 銀行によっては、銀行やカードのアプリから Google Pay に追加する方法を案内していることもあります。 手元にプラスチックのカードがない(アプリで発行されるバーチャルカード)場合も、アプリから追加できることが多いので、各銀行の案内を確認しましょう。 登録する前に確認しておくこと スマホが NFC(おサイフケータイ)に対応している スマホに画面ロック(指紋・顔・PIN など)を設定している Google アカウントでログインしている カード会社・銀行が Google Pay に対応している デビットカードの登録例:one paretto CCIグループ(東証プライム上場)の北國銀行が提供するone paretto(ワンパレット)を例に、デビットカードを Google Pay で使えるようになるまでの流れを紹介します。 one paretto は、北國銀行が提供するスマートフォン完結型の銀行口座と Visa デビットのサービスです。 Google Pay に設定すれば、スマホでタッチ決済やネットショッピングができます。使った金額はその場で口座から引き落とされるので、現金感覚で使えます。 オンラインで口座を開設する 来店不要・Web 完結で、one paretto に紐づく「プラス支店」の口座を開設します。 アプリでカードを発行する キャッシュカードが届いたら、one paretto アプリで口座情報を登録。バーチャルカードが最短即時で発行されます。 Google Pay に設定する 発行された one paretto を Google Pay に設定します。設定の画面や手順は、one paretto アプリの案内に従ってください。 お店やネットで使う Visa のタッチ決済マークがあるお店でスマホをかざして支払えます。ネットショッピングでも使えます。 one paretto をはじめるなら 北國銀行 プラス支店の口座開設と one paretto の初期登録で、1,500円相当のポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。 TAGs

  • Anthropic、「Claude Haiku 5.5」発表 API料金を最大90%値下げ

    image : Anthropic 1Mトークンのコンテキストと推論強度の調整に対応、OS操作やエージェント型コーディングの性能も向上  米Anthropicは現地時間10月7日、小型AIモデル「Claude Haiku 5.5」を発表した。大量処理やコストを抑えた運用を想定し、前世代の「Claude Haiku 4.5」から性能を高めながら、API料金を最大90%引き下げた。 Claude Haiku 5.5は高速・大量処理向け  Haiku 5.5は、要約やコンテキスト圧縮、データベースへの問い合わせ、分類など、短時間で繰り返す処理を想定する。ライブのカスタマーサポートやブラウザ操作にも適し、Opus 5.5やSonnet 5.5と組み合わせて、コーディング作業のサブエージェントとしても利用できる。また、Haikuシリーズで初めて推論の強さを調整する「effort」設定に対応。コストと推論性能のバランスを用途に応じて変えられる。 OS操作やエージェント型コーディングの性能が向上 image : Anthropic  性能評価では、コンピューター操作を測る「OSWorld 2.1」で72.4%を記録。Haiku 4.5の15.7%から向上した。 image : Anthropic  エージェント型コーディングの「Terminal-Bench 4.0」でも39.2%となり、Haiku 4.5の0%から伸びている。 image : Anthropic  コンテキストウィンドウは100万トークン、最大出力は12万8000トークンとなる。 API料金は最大90%値下げ、平均約75%低下  API料金は、10万トークン以下のプロンプトで100万トークン当たり入力0.10ドル、出力0.50ドル。Haiku 4.5からそれぞれ90%下がった。10万トークンを超える場合は入力0.50ドル、出力2.50ドルで、値下げ幅は50%となる。  Haiku 4.5では約90%のリクエストが10万トークン以下だった。Haiku 5.5はトークナイザーも変更しており、同じ処理でも使用トークン数がやや増える。これも考慮した実際の利用コストは、平均約75%低下するとAnthropicは説明している。 AWS、Google Cloud、Azureなどで提供  Haiku 5.5は発表時点から利用でき、Amazon Web Services、Google Cloud、Microsoft Azureなどに対応する。Claude Platformでは「claude-haiku-5-5」のモデルIDで利用できる。  Anthropicは同時に、Sonnet 5.5のキャッシュ読み取り料金を50%引き下げた。Haiku 5.5は、複雑なコーディングを担う上位モデルとは役割を分け、要約や圧縮、サブエージェントなど、従来はコスト面で扱いにくかった範囲を絞った処理を大量に実行するモデルとして位置付けられる。 参照サイト Anthropic Claude Haiku 5.5 https://www.anthropic.com/claude-haiku-5-5 TAGs

  • ClaudeがGoogleドキュメントなどに対応、有料プラン向けにベータ提供

    AnthropicはClaudeをGoogle Docs、Sheets、Slidesで使えるアドオンを公開した。全有料プランが対象で、現在はベータ版となる。 Anthropicは10月6日、Googleの文書作成、表計算、プレゼンテーションの各サービスでClaudeを利用できる「Claude for Google Workspace」を公開したと、同社の公式サイトで発表した。全有料プランを対象とした公開ベータ版で、あわせてClaude側からGoogleファイルを作成、編集するコネクタもベータ提供する。 開いているファイルをClaudeが直接編集 アドオンを導入すると、ファイルの横にClaudeのサイドバーが表示される。Claudeは開いている文書、表、スライドの内容と、選択中のテキスト、セル、スライドを把握し、ファイルを直接変更する。アプリやブラウザのタブを切り替える必要はない。 サービスごとの主な機能は次のとおり。 Docs:文の修正や見出しの書式変更を、周囲の書式を保ったまま実行する。大幅な書き換えは、変更対象の箇所を示す提案カードとしてサイドバーに表示し、利用者が適用または却下を選ぶ。 Sheets:数式の作成、ピボットテーブルやSheets標準のグラフの作成、新しいタブの追加に対応する。結合やデータ整形では、範囲をPythonに取り込んで処理し、結果をシートへ書き戻す。 Slides:ファイルのレイアウトとテーマに沿って新しいスライドを作成する。作成後は、要素の重なりやスライドからのはみ出し、読みにくい文字を確認して指摘する。 編集の自動化の程度は選べる。既定の「Ask before edits」では、変更ごとに概要付きの承認カードが表示され、承認後に反映される。「Accept all edits」では、Claudeが承認を待たずに作業を進める。 既存のコネクタやスキル、企業向け管理機能も利用可能 Claudeアカウントでサインインすると、サイドバーでもClaudeと同じモデル、コネクタ、スキルを使える。たとえば顧客向けの四半期ビジネスレビュー(QBR)資料を依頼した場合、Salesforceの取引履歴やGoogleドライブ内の通話メモを参照して作成できる。資料の形式をスキルとして保存しておけば、チームで同じ手順と形式を使い回せる。 Enterpriseプランでは、Compliance API、顧客管理の暗号鍵(CMEK)、OpenTelemetryによる監査ログの出力といった管理機能もアドオンに適用される。 Claude側からGoogleファイルを作成、編集 新たに提供するGoogle Docs、Sheets、Slidesのコネクタ(ベータ)では、Claudeのチャットから新規ファイルの作成や既存ファイルの編集ができる。Googleファイルのリンクを貼るか、文書、表、スライドの作成を依頼すると、対応する環境ではチャット横のペインにファイルが開く。 Claudeのアクセス範囲は、既存のGoogleの共有権限と一致する。同社は、新規ファイルが必要な場合や複数のファイルにまたがる作業では、Claude側から始める使い方が向くとしている。 提供時期、対象プラン、導入方法 Claude for Google Workspaceは、すべての有料プランでベータ提供されている。ヘルプセンターの記述では、対象はPro、Max、Team、Enterpriseの各プランとなる。料金に関する追加の発表はなく、既存の有料プランの契約で利用できる。 導入手順は次のとおり。 Google Workspace Marketplaceで「Claude」を開き、インストールする 使用するGoogleアカウントを選び、すでに開いているファイルを再読み込みする Docs、Sheets、Slidesのいずれかで、「拡張機能」>「Claude」>「Claudeを開く」を選ぶ 1回のインストールで、3つのサービスすべてに対応する。管理者は、Google管理コンソールからドメイン全体または特定のグループに配布できる。Claudeのコネクタを使う場合は、Team、Enterpriseプランでは、オーナーまたはプライマリオーナーが先にコネクタを有効にする必要がある。 日本での展開については、発表文に対応可否や提供時期の記載はない。一方で、日本語版のヘルプセンターの案内ページが公開されており、Marketplaceの掲載ページにも日本語表示がある。実際の利用可否は、導入するGoogle Workspaceの管理者設定にも左右される。 なお、ヘルプセンターには、1回の長時間の操作はGoogle側の制約により最大6分で停止すると記載されている。非常に大きな作業は、段階に分けて依頼するよう案内されている。 文書作業の「持ち出し」が不要になる意味 今回の発表で目立つのは、Claudeを使うために別のチャット画面へファイルの内容を持ち出す手間が不要になる点だ。サイドバーで開いているファイルを直接編集でき、変更の承認方法も選べるため、既存の共有・権限管理を保ったまま、普段の業務フローにAIを組み込みやすくなる。 Microsoft 365向けにも同社は拡張機能を提供しており、Google Workspaceへの対応により、主要なオフィススイートの両方でClaudeが使えることになる。また、Googleの共有権限に沿ってアクセス範囲が決まる点や、Enterprise向けの監査機能が適用される点は、情報管理を重視する企業が導入を検討する際の判断材料になりそうだ。 小規模なチームにとっては、既存のスキルやコネクタをそのまま持ち込める点が実用面での利点となる。一方で、ベータ版であることや、1回の操作に時間の上限があることから、当面は重要な業務で使う前に、挙動を確認しながら段階的に取り入れる使い方が現実的といえる。 TAGs

  • モバイルSuicaにコード決済「teppay」登場 2万円超の支払いにも対応

    image : 東日本旅客鉄道株式会社 10月20日から提供開始、残高の送受信やネット決済に対応 2027年春にはモバイルPASMOにも対応予定  JR東日本は10月6日、モバイルSuicaアプリで利用できるコード決済サービス「teppay(テッペイ)」を10月20日11時以降、順次開始すると発表した。Suicaの上限額2万円を超える買い物や、家族・友人との残高の送受信に対応する。 image : 東日本旅客鉄道株式会社 モバイルSuicaにteppay、最大30万円の決済に対応  teppayはモバイルSuicaアプリに追加されるコード決済機能で、新たなアプリのインストールは不要。残高「バリュー」は、ユーザー間の送受信に加え、モバイルSuicaへのチャージや定期券、グリーン券、おトクなきっぷ、えきねっとのチケット購入などに使える。マイナンバーカードで本人確認を行えば、バリューで最大30万円まで決済可能。ビューカードを連携した「ビューカード連携支払い」では、事前チャージなしでカードの利用限度額まで支払える。 image : 東日本旅客鉄道株式会社 image : 東日本旅客鉄道株式会社 Smart Code対応、170万カ所以上で利用可能  teppayは、JR東日本グループの商業施設などに加え、JCBの決済スキーム「Smart Code」に対応する。Smart Codeマークのある店舗は全国170万カ所以上で、ホテルや百貨店、家電量販店などでも利用できる。Suicaなどの交通系電子マネーとは利用可能店舗が異なる。また、アプリ内で「teppay JCBプリカ」を発行すれば、バリューを国内のJCBブランド加盟店でのネットショッピングにも利用できる。 image : 東日本旅客鉄道株式会社 モバイルPASMOにも2027年春から対応予定  2027年春にはモバイルPASMOでもteppayを利用できるようになる予定で、モバイルSuicaとモバイルPASMOのユーザー間でバリューを送受信できるようになる。支払いでは、バリュー利用で0.5%分のteppayポイント、ビューカード連携支払いで1%分のJRE POINTを付与する。teppayポイントはJRE POINTへの交換にも対応する。  モバイルSuicaにteppayを加えることで、交通系電子マネーに加え、コード決済、残高送受信、ネットショッピングまで同じアプリで利用できるようになる。PASMO対応も予定されており、交通系ICを起点とした決済機能がさらに広がる。 参照サイト 東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本ニュース Suica 利用は 2 万円というこれまでの当たり前を超えます https://www.jreast.co.jp/press/2026/20261006_ho03.pdf teppay公式サイト https://www.teppay.jp/ TAGs

  • Google、Pixelの認定整備済品を日本で販売開始 最大45%オフ

    image:Google Japan Blog 日本のGoogle Storeオンラインで認定整備済品のPixelが発売。Pixel 8や9シリーズが発売時価格から最大45%引きで、1年保証も付く。 Googleは10月7日、公式ブログ「Google Japan Blog」で、「Google 認定整備済品プログラム」を日本で開始したと発表した。日本のGoogle Storeオンライン限定で、Pixel 8やPixel 9シリーズを含む前世代のPixelを、発売時のGoogle Store価格から最大45%引きで販売する。 日本のGoogle Storeオンライン限定で展開 対象は、Pixel 8やPixel 9シリーズを含む前世代の端末である。購入窓口はGoogle Storeオンラインのみで、同日から整備済品の全ラインアップを購入できる。 Googleは、パフォーマンスや品質を維持したまま、より手頃で環境負荷の小さい選択肢を提供する取り組みと位置づけている。整備済品の在庫には限りがあり、人気のカラーや容量のモデルは早期に売り切れる可能性があるという。 検査項目と整備の内容 すべての端末は、品質テストをクリアしたものだけが販売される。技術者がバッテリー、外観、ディスプレイ、内部コンポーネントを検査する。部品交換や整備が必要な場合は、Google正規サービスプロバイダが純正パーツのみを使用する。 Google Storeの案内ページによると、バッテリーはGoogle独自の基準でテストされ、基準に満たない場合は新品の純正バッテリーに交換される。本体と画面は、目に見える欠陥のない状態に仕上げられる。 出荷時には、対応する最新のAndroidを搭載する。梱包はプラスチックを使わない新しい箱で、互換性のある充電ケーブルが同梱される。Googleは電子廃棄物の削減にもつながるとしている。 保証と購入条件 すべての整備済品に、新品と同じ1年間の限定保証とカスタマーサポートが付く。Google Storeで注文した場合は、送料無料で、返品手続きも利用できる。端末はSIMフリーで、手数料なしの分割払いも案内されている。 ソフトウェア面では、Pixel Dropによる定期的なアップデートや新機能が、他のPixelと同様に提供される。ストアの案内ページでは、最大7年間のサポートを受けられると記載している。 価格と日本での展開 Google Storeの案内ページに10月7日時点で掲載されている価格は次のとおり。 機種 認定整備済品価格 発売時のGoogle Store価格 値引き額 Google Pixel 8 71,900円 112,900円 41,000円 Google Pixel 8 Pro 87,900円から 159,900円 72,000円 Google Pixel 8a 51,900円から 79,900円 28,000円 Google Pixel 9 Pro / Pro XL 103,900円から 159,900円 56,000円 価格は税込表記と見られるが、ブログでは明記されていない。最大45%という割引率は、Pixel 8 Proの値引き額(72,000円)に相当する。 整備済みPixelの展開は、米国では2024年10月に始まっていた。日本では同年11月から、伊藤忠グループのBelongが中古スマートフォン販売サイト「にこスマ」でGoogle認定再生品を扱っている。Googleが自社のオンラインストアで直接販売するのは、今回が初めてとなる。 中古Pixelの選択肢はメーカー直販で安心感が焦点に 中古スマートフォンは、状態のばらつきやバッテリーの劣化が購入時の懸念になりやすい。今回の整備済品は、メーカー自身が検査と純正パーツでの整備を行い、新品と同じ1年保証を付ける点が特徴である。販売店ごとに異なりがちな品質や保証の条件を、メーカー基準で統一できる。 価格面では、Pixel 8aが5万円台から、Pixel 8が7万円台から購入できる。Pixel 11シリーズがストアに並ぶ時期に前世代機を整備済品として並べることで、新型より価格を抑えたい層の受け皿になりそうだ。販売はGoogle Storeオンラインに限られ、在庫も限られるため、機種や容量によっては早期に品切れとなる可能性がある。 Google Store オンライン TREND Google「Pixel」の最新トレンド TAGs

  • Stripe、ステーブルコイン「OUSD」に対応 送金や決済に利用可能に

    image : Stripe Open Standardが発行、米ドルと1対1で交換可能 APIやTreasuryから送金・カード決済にも対応  米Stripeは9月30日、ステーブルコイン「OUSD(Open USD)」をStripeで利用可能にした。OUSDは、Coinbase、Mastercard、Shopify、Stripe、Visaが共同で設立した独立機関「Open Standard」が発行する米ドル連動型ステーブルコインで、グローバルなビジネスにおける資金移動を目的に設計されている。OUSDの発行にはStripe傘下のBridgeが関わっている。  OUSDを導入し、Open Standardのパートナーとして登録した事業者は、OUSDの利用・取引実績に応じた報酬を受け取れる。ステーブルコインの利用を企業の資金移動に組み込むための仕組みも用意する。 OUSDは米ドル連動型、ミント・バーン手数料を無料化  OUSDは米ドルと1対1で交換でき、ミント(発行)とバーン(償還)に手数料がかからない。Open Standardは取引に対して小額で予測可能な手数料を設定する。OUSDはBase、Ethereum、Solana、Tempoの4つのブロックチェーンに対応する。 Stripe APIでOUSDを送金・ウォレット・カードに組み込み可能  開発者はStripeのAPIを通じてOUSDを金融サービスに組み込める。送金基盤の「Bridge」、組み込み型ウォレットの「Privy」、カード発行機能の「Stripe Issuing」などと連携できる。また、「Stripe Treasury」ではOUSDを保有し、ステーブルコイン対応カードで支払いに利用できるほか、100カ国以上の暗号資産ウォレットへ送金できる。OUSDはBase、Ethereum、Solana、Tempo上のウォレットからTreasuryへ入金でき、ACH、SEPA、銀行送金による法定通貨の入金にも対応する。  今回の対応により、OUSDはStripeを通じて企業の送金や資金管理、カード決済などに利用できるようになった。ステーブルコインを既存の金融サービスへ組み込む際の選択肢の一つとなる。 参照サイト Stripe ニュース 新たなステーブルコイン「OUSD」が Stripe で利用可能に https://stripe.com/jp/newsroom/news/ousd-is-now-available-on-stripe TAGs

  • Gemini、無料版は10月9日からFlash-Liteのみに 上位モデルは有料限定

    Googleは10月9日以降、Geminiの個人アカウントで契約プランごとに使えるモデルを分ける。無料ユーザーは最軽量のFlash-Liteのみとなる。 グーグル(Google)は、生成AI「Gemini」アプリの個人アカウントについて、契約しているGoogle AIプランに応じて利用できるモデルを分けると、ヘルプページで案内した。サブスクリプションを契約していないユーザーには、現地時間10月9日から適用する。 契約プランごとに利用できるモデルが変わる Geminiのモデルは「Flash-Lite」「Flash」「Pro」の3段階に分かれる。最も軽量なFlash-Liteは、契約の有無にかかわらず全ユーザーが利用できる。FlashとProを使うには、Google AIプランの契約が必要になる。 「AI Plus」の契約者はFlash-LiteとFlashを利用できる。「AI Pro」と「AI Ultra」の契約者は、Proを含む3モデルすべてを利用できる。AI ProとAI Ultraの契約者には、並列推論を最大限に行う「Deep Think」も提供される。 無料版のアプリ自体が終了するわけではなく、選べるモデルが絞られる形となる。 契約プラン Flash-Lite Flash Pro 契約なし ○ × × AI Plus ○ ○ × AI Pro ○ ○ ○ AI Ultra ○ ○ ○ 使用量の上限は計算量ベース Geminiは、5時間ごとにリセットされる上限と、1週間単位の上限を併用している。上限は計算量に基づいて計算され、プロンプトの複雑さ、使用する機能、チャットの長さなどで消費量が変わる。画像・動画・音楽の生成、Deep Research、Proモデル、拡張思考、Deep Thinkは消費が大きく、通常より早く上限に達する場合がある。 各モデルでは、エフォートレベルを「低」「中」「高」から選べる。高くするほど回答は詳細になりタスクの完了能力も上がるが、上限の消費も増える。 契約プランごとの上限は次のとおり。 契約プラン 使用量の上限 契約なし 標準 AI Plus 標準の2倍 AI Pro 標準の4倍 AI Ultra AI Proの5倍または20倍(契約内容による) この使用量上限は、2026年5月17日に18歳以上のユーザー向けに導入された。18歳未満のユーザーには、7月24日から適用されている。 適用時期と日本での扱い 契約なしの個人アカウントは、10月9日から適用の対象となる。AI Plusの契約者には、適用時期がメールで案内される。10月9日は現地時間で、適用の具体的な時刻は示されていない。 今回の案内は日本語のヘルプページにも掲載されており、日本のユーザーも個人アカウントであれば対象となる。日本向けの料金については、今回の案内で新たな発表はない。 回数制限からモデル制限へ 無料枠の性質が変わる 今回の変更で、無料枠の制限は利用量の上限から、選べるモデルの範囲へと広がった。5月の使用量上限は、使える回数や計算量を絞るものだった。今回は、Flash以上のモデルそのものが有料プラン限定となる。 有料プランの間にも差が生じる。AI PlusではFlashまで、Proの利用にはAI Pro以上が必要で、Deep Thinkも同様となる。ユーザーにとっては、要約やアイデア出しといった日常的な用途ならFlash-Liteで足りるのか、複雑な推論やコーディングまで使うのかが、契約を判断する基準になる。 無料でFlashやProを使えることはGeminiの強みの一つだった。利用者の間では、無料枠の縮小と受け止める声が広がっている。計算コストの抑制と有料プランへの誘導を狙った動きとみる向きもある。Googleは10月1日に新モデル「Gemini 4 Argon」を発表しており、高性能モデルを有料プランの価値として位置づける流れが強まる可能性がある。 他のAIサービスでも無料枠の扱いが見直されるかどうかは、今後の注目点となる。 TAGs

  • au PAYアプリに暗号資産ウォレット「αU wallet」 Pontaポイント交換から決済まで

    image : KDDI株式会社 PontaポイントをWBTC、ETH、JPYCに交換可能 保有する暗号資産をau PAY残高にチャージして店舗で使える  KDDI、auフィナンシャルサービス、au Coincheck Digital Assets、HashPortは9月30日13時、au PAYアプリ上で利用できる暗号資産ウォレット「αU wallet」の提供を開始した。Pontaポイントを暗号資産や日本円ステーブルコインに交換できるほか、保有するデジタル資産をau PAY残高にチャージして決済に利用できる。 image : KDDI株式会社 「αU wallet」をau PAYアプリのミニアプリとして提供  αU walletは、au PAYアプリ内のミニアプリとして提供するノンカストディアル型のウォレット。au PAYで本人確認を済ませたユーザーが利用できる。Pontaポイントは、暗号資産のWBTC、ETHと日本円ステーブルコインのJPYCに交換できる。暗号資産口座は必要なく、交換上限は月300Pontaポイントとなる。 image : KDDI株式会社 Coincheck OnRampで日本円から暗号資産を購入  日本円で暗号資産を購入する場合は、Coincheckの「Coincheck OnRamp」を利用する。Coincheckアプリに遷移して購入する仕組みで、Coincheckの口座登録が必要。対象はWBTCとETHで、本サービス側では購入上限を設けていない。ただし、Coincheckの利用規約などによる制限を受ける可能性がある。 image : KDDI株式会社 WBTC、ETH、JPYCをau PAY残高にチャージ  αU walletで保有するWBTC、ETH、JPYCはau PAY残高にチャージでき、全国のau PAY加盟店での支払いに利用できる。チャージ後の残高は「au PAY マネーライト」として扱われる。Pontaポイントからデジタル資産への交換、日本円による暗号資産購入、保有資産を使った決済まで、au PAYアプリ上で利用できるようになる。 image : KDDI株式会社 KDDIとコインチェックの提携を背景にデジタル資産の利用機能を拡張  KDDIは2026年5月、コインチェックとの資本・業務提携を発表し、au Coincheck Digital Assetsを設立した。同月にはau PAYポイント運用にビットコイン連動コースも追加している。今回のαU walletでは、デジタル資産をau PAY残高へのチャージや決済に利用できる機能を提供する。  なお、2023年3月からKDDIが提供しているiOS/Android版の「αU wallet」アプリは10月30日に提供を終了する。新サービスでは2026年冬にステーキング機能などを提供する予定だ。 参照サイト コインチェック株式会社 プレスリリース KDDIとの業務提携契約締結、並びにKDDIおよびauフィナンシャルホールディングスとの新会社組成のお知らせ https://www.aufs.co.jp/news/release/20260930-1.html TAGs

  • Anker、ディスプレイ搭載USB-Cハブを10月6日発売 最大240Hz出力

    Ankerが初のディスプレイ搭載USB-Cハブを発売。電力や転送速度を表示でき、最大240Hzと4K出力に対応する。税込1万6990円。 アンカー・ジャパンは、前面にディスプレイを備えたUSB-Cハブ「Anker Nano USB-C ハブ(10-in-1, 240Hz, Display)」を2026年10月6日に発売する。同社初のディスプレイ搭載ハブで、公式オンラインストアや直営店のAnker Store、Amazon.co.jp、楽天市場、一部の家電量販店などで販売する。 前面のディスプレイで接続状況を確認できる 本製品は、USBハブについて「接続不良時の対処法がわかりにくい」「ノートPCとモニターが高リフレッシュレートに対応していてもハブが対応していない」といった声を受けて開発された。 前面のディスプレイには、各ポートの電力出力、データ転送速度、本体温度がリアルタイムで表示される。接続に問題がある場合はエラーメッセージも表示され、専用アプリや専用のブラウザサイトでも接続状況を確認できる。ハブの接続を検知するとブラウザで開けるサイトでは、ディスプレイで使えるポモドーロタイマーのオン・オフなどを設定できる。専用アプリをダウンロードする必要はない。 最大240Hz、最大4Kの映像出力に対応 映像出力は最大240Hzのリフレッシュレートと最大4K解像度に対応する。Ankerによると、USB-Cハブとしては業界最高水準(2026年9月、同社調べ)という。映像制作やゲームでの利用を想定している。 ただし、240Hzでの出力は、接続するノートPCがDisplayPort 1.4に対応している場合に限られる。海外で展開されている同系統の製品では、HDMI・DisplayPortともに4Kは144Hzまで、240Hzは2K(WQHD)クラスの解像度での利用が想定されている。高いリフレッシュレートでの出力は、接続するPC側のDisplayPort対応状況によって条件が変わるため、購入前に手持ちの機器との組み合わせを確認しておきたい。 ポートは背面に集約 ポートは前面に3つ、背面に7つの計10個を備える。前面にはUSB-Cポート、SDカードスロット、microSDカードスロットを各1つ配置した。背面にはUSB-Cポート、USB-Aポート3つ、イーサネットポート、HDMIポート、DisplayPortを置いている。使用頻度の高い7つのポートを背面にまとめることで、正面から見えるケーブルを減らし、デスク上の配線を整理しやすくした。 背面のUSB-Cケーブルでノートパソコンに接続し、最大80Wで給電できる。80Wで急速充電する場合は、100W以上に対応した充電器とケーブルが必要となる。 主な仕様 項目 内容 サイズ 約130×56×50mm 重さ 約370g カラー ダークグレー、シルバー 前面ポート SDカードスロット×1、microSDカードスロット×1、USB-Cポート(10Gbps、データ転送対応)×1 背面ポート USB-Cポート(最大100W入力、最大80W出力)×1、USB-Aポート(5Gbps)×2、USB-Aポート(10Gbps)×1、イーサネットポート(1Gbps)×1、HDMIポート(最大240Hz)×1、DisplayPort(最大240Hz)×1 映像出力 最大240Hz、最大4K 付属品 吸着シート付きマグネット式スタンド、取扱説明書 注意事項 240Hz出力はノートPCがDisplayPort 1.4に対応している場合のみ。80W出力での急速充電には100W以上対応の充電器とケーブルが必要 発売日と価格、日本での展開 発売日は2026年10月6日(火)で、価格は税込1万6990円。 この製品は日本向けに先行して発表され、当初は米国や英国での発売は未定とされていた。その後、海外でも販売が始まっている。米国のAmazonには、ゲームタイトルとのコラボ仕様を含む複数のモデルが並んでいる。日本ではAnker Japan公式オンラインストア、Anker Store、Amazon.co.jp、楽天市場、一部の家電量販店と、幅広い販路で購入できる。 ハブの「見える化」が広げる選択肢 USBハブは、接続すれば役目を終える地味な周辺機器と見られがちだった。接続不良の原因が分かりにくいという弱点に対し、本製品は画面表示とエラー通知で状況を確認できるようにした。 高リフレッシュレートのモニターを使う人にとっては、ハブがボトルネックになる問題への一つの答えにもなる。ノートPCとモニター側の対応状況によっては性能を引き出せない場合もあり、仕様をよく確認する必要がある。一方で、ディスプレイや専用サイトを備えたハブが一般向けの価格帯に入ったことで、他社が同様の機能を追随する可能性もある。ハブの競争軸は、ポート数や給電能力から、状態の分かりやすさへと広がりそうだ。 製品ページ: https://www.amazon.co.jp/dp/B0H33D9Y7C TAGs

  • Amazon、Kindle4モデルを刷新 全機種で前面フラットに

    Amazonは10月1日、Kindle4モデルと子ども向け2モデルを刷新。全機種が薄型化し、2万9,980円から販売する。 Amazonは2026年10月1日、電子書籍リーダー「Kindle」シリーズ4モデルを刷新し、日本で販売すると発表した。子ども向けの「Amazon キッズKindle」2モデルもあわせて刷新する。全モデルでディスプレイとベゼルの段差をなくしたフラットな前面を採用し、従来モデルより薄型化した。 全モデルで前面をフラットに、電源ボタンは右上へ 新シリーズは、全モデルでディスプレイとベゼルの段差をなくした。表示面を覆う構造を見直し、ディスプレイ、フロントライト、タッチ層の貼り合わせ方を変更している。本体色が前面から背面まで続くデザインとなった。 電源ボタンは本体右上に移した。片手で持った際の誤操作を減らす狙いがある。光の反射を抑えた高コントラストのディスプレイと、明るさを調整できるフロントライトは従来モデルを引き継いだ。 本体の厚さは、前モデルの8.0mmから6.9mm(Kindle)、7.8mmから6.8mm(Paperwhite、Colorsoft)に薄くなった。Kindle(16GB)は重量が前モデルの158gから140gに軽くなっている。 新色として「ウベパープル」「アルペンスカイブルー」「シーグラスグリーン」「フィグ」を追加した。フィグは電子書籍リーダーとして初の色となる。 4モデルの特徴 Kindle(16GB)は、シリーズ最軽量の6インチモデル。前モデルより書籍を開く速度が約30%向上した。バッテリーは最大6週間持続する。 Kindle(32GB)は、Kindleとして初の32GBモデル。背面にアルミニウムを採用した。 Kindle Paperwhiteは、7インチのモノクロディスプレイを搭載する。IPX8等級の防水に対応し、バッテリーは最大12週間持続する。シグニチャーエディションは、ストレージが32GBとなり、背面がアルミニウムになる。明るさの自動調節にも対応する。 Kindle Colorsoftは、7インチのカラーディスプレイを搭載する。表紙や挿絵、漫画などをカラーで表示でき、5色のカラーハイライトに対応する。バッテリーは最大8週間持続する。シグニチャーエディションは、Paperwhiteと同様に32GB、アルミニウム背面、明るさ自動調節に対応する。カラー表示はカラー対応コンテンツのみが対象で、モノクロの作品をカラーに変換する機能はない。 主なスペック モデル ディスプレイ 解像度 ストレージ 本体サイズ 重量 バッテリー 防水 本体色 Kindle(16GB) 6インチ 白黒 300ppi 16GB 152.8×108×6.9mm 140g 最大6週間 — ウベパープル/グラファイト Kindle(32GB) 6インチ 白黒 300ppi 32GB 152.8×108×6.9mm 162g 最大6週間 — アルペンスカイブルー/シーグラスグリーン Kindle Paperwhite 7インチ 白黒 300ppi 16GB 174.7×126.8×6.8mm 204g 最大12週間 IPX8 グラファイト Kindle Paperwhite シグニチャーエディション 7インチ 白黒 300ppi 32GB 174.7×126.8×6.8mm 229g 最大12週間 IPX8 グラファイト/シーグラスグリーン Kindle Colorsoft 7インチ カラー 白黒300ppi/カラー150ppi 16GB 174.7×126.8×6.8mm 204g 最大8週間 IPX8 グラファイト Kindle Colorsoft シグニチャーエディション 7インチ カラー 白黒300ppi/カラー150ppi 32GB 174.7×126.8×6.8mm 229g 最大8週間 IPX8 グラファイト/フィグ バッテリーの持続時間は使用状況によって変わる。 子ども向けモデルとアクセサリ 子ども向けには、6インチ白黒の「Amazon キッズKindle」と、7インチカラーの「Amazon キッズKindle Colorsoft」を用意する。いずれも容量は16GBで、バッテリーは最大6週間と最大8週間。ゲームや動画、アプリ、SNSの通知を排除し、保護者は「ペアレントダッシュボード」から読書時間や進捗を確認、管理できる。児童書や学習マンガなど2,000冊以上が読み放題になる「Amazon Kids+」の1年分と、専用保護カバーが付属する。 アクセサリとして、Bluetoothでページをめくれるリモコン「Kindle Click」が初登場した。2024年以降に発売されたKindleに対応する。シグニチャーエディション専用の「ページめくりボタン付き マグネット装着式 植物性レザーカバー」も加わった。カバーは物理ボタンを内蔵し、Kindleを持ったままページを操作できる。 日本での発売日と価格 Kindle(16GB)、Kindle(32GB)、Amazon キッズKindleは、10月1日からAmazon.co.jpで販売、出荷を始めた。Paperwhite、Colorsoft、各シグニチャーエディション、Amazon キッズKindle Colorsoftは10月1日に予約販売を開始し、11月11日(水)に出荷する予定。発売日や出荷日は変更になる場合がある。価格はいずれも税込で、10月1日時点のAmazon.co.jpでの販売価格。 製品名 価格(税込) 発売・出荷 Kindle(16GB) 29,980円 10月1日販売開始 Kindle(32GB) 33,980円 10月1日販売開始 Amazon キッズKindle 31,980円 10月1日販売開始 Kindle Paperwhite 39,980円 11月11日出荷予定 Kindle Paperwhite シグニチャーエディション 44,980円 11月11日出荷予定 Kindle Colorsoft 51,980円 11月11日出荷予定 Kindle Colorsoft シグニチャーエディション 56,980円 11月11日出荷予定 Amazon キッズKindle Colorsoft 53,980円 11月11日出荷予定 Kindle Click 5,180円 11月中旬出荷予定 ページめくりボタン付きカバー 11,980円 11月中旬出荷予定 日本向けの子ども向けモデルは、6インチの白黒モデルとColorsoftの2種類。海外ではPaperwhiteの子ども向け版も展開される。Kindleシリーズは日本を含む19の国と地域で順次販売され、日本でも同日に新シリーズが並ぶ形となる。 価格帯は上昇、選び方は「大きさ」「防水」「カラー」で分かれる 今回の刷新は、画面と枠の段差をなくしたデザインに統一し、本体を薄く軽くした点が中心となる。購入時の判断軸は、持ち運びやすさ(6インチ)、防水と長時間バッテリー(Paperwhite)、カラー表示(Colorsoft)の3つに整理される。32GBやアルミニウム背面、明るさ自動調節を求める場合は、32GBモデルやシグニチャーエディションが選択肢となる。 一方、価格は上がった。2024年以降に発売された前モデルの発売時価格と比べると、Kindleは1万9,980円から2万9,980円、Paperwhiteは2万7,980円から3万9,980円と、各モデルで1万〜1万2,000円ほど高い。Amazonは配信元の購読数ではなく読書体験の質を訴求しており、端末単体の価格が上がる中で、純正アクセサリを含めた周辺環境の整備を進める構えだ。新モデルのうち、Paperwhite以上は出荷が11月11日となる。年末の購入を考える場合は、出荷時期を確認しておく必要がある。 TAGs

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