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  • Anker、最小最軽量の完全ワイヤレス「Liberty Buds 2」を発売

    Anker Japanは独自AIチップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンを10月29日に発売した。片耳約4.7gで、価格は2万1990円。 アンカー・ジャパン(Anker Japan)は2026年10月29日11時00分、完全ワイヤレスイヤホン「Anker Liberty Buds 2」の販売を同日から開始したと発表した。独自開発のAIチップ「Thus」を搭載し、Libertyシリーズで最小・最軽量をうたう新モデルとなる。 上位モデルと同じAIチップを搭載 Liberty Buds 2は、シリーズ最上位の「Soundcore Liberty 5 Pro Max」と「Soundcore Liberty 5 Pro」に採用されたAIチップ「Thus」を搭載する。ノイズ低減機能は「ウルトラノイズキャンセリング4.0」で、Thusと6基のマイクが周囲の騒音をリアルタイムで処理する。 通話用には骨伝導センサーも備える。周囲のノイズと本人の声を判別して騒音を除去し、駅のホームや空港のような環境でも声を届けるという。 片耳約4.7gの小型設計 本体はLibertyシリーズで最小・最軽量(2026年10月時点で販売中の同シリーズ製品内)だ。耳に当たる筐体部分は「Soundcore Liberty 5」から約41%小型化した。イヤーチップ装着部のノズルの長さと角度も見直し、耳への圧迫感を抑えた。 装着感については、国際認証機関テュフ ラインランドの快適な装着性認証を取得している。丸型のデザインで、アクセサリーと併用しても邪魔になりにくいとしている。 音質はLDACとDolby Audioに対応 ドライバーは9.2mmのダイナミック型で、高音質コーデックのLDACに対応する。Dolby Audioの立体音響にも対応する。同社の仕様情報では、LDACはAndroid端末のみで利用できる。 カラーはミッドナイトブラック、パールホワイト、グレイッシュパープルの3色。 主な仕様 項目 内容 サイズ 約60×23×32mm 重さ 約4.7g(イヤホン本体、片耳) / 約49.5g(充電ケース含む) 通信方式 Bluetooth 6.1 対応コーデック SBC / AAC / LDAC ドライバー 9.2mmダイナミックドライバー 防塵・防水 IP55 充電方式 USB-C / ワイヤレス 充電時間 約1時間(イヤホン本体) / 約3時間(イヤホン本体+充電ケース) 再生時間(通常モード) 最大12時間(本体) / 最大46時間(充電ケース使用時) 再生時間(ノイズキャンセリング使用時) 最大7時間(本体) / 最大27時間(充電ケース使用時) カラー ミッドナイトブラック / パールホワイト / グレイッシュパープル 付属品 充電ケース、USB-C & USB-Aケーブル、イヤーチップ(5サイズ)、イヤーウィング(3サイズ)、クイックスタートガイド & 安全マニュアル 再生時間は音量や使用環境によって異なる。 販売情報と価格 日本での価格は税込2万1990円。販売は2026年10月29日(木)に始まった。取扱先は次のとおり。 Anker Japan公式オンラインストア 直営店Anker Store Amazon.co.jp 楽天市場 一部の家電量販店 海外でも展開されており、ドイツの公式ストアでは129.99ユーロ、カナダでは229.99カナダドルで販売されている。海外向けの商品ページには、イヤホン本体に天然の真珠母貝を使用すると記載されている。日本向けの発表資料にはこの記載がなく、素材や仕様に違いがある可能性がある。 小型・軽量化と通話品質を重視した中核モデル 国内で2026年9月末までに累計約320万台を販売したLibertyシリーズは、今回、最上位モデルのAIチップを小型筐体に載せた。2025年5月発売のLiberty 5が1万4990円だったのに対し、Liberty Buds 2は2万1990円で、約7000円高い。差額は、新チップによるノイズ処理や通話品質に対する価格設定と読める。 今回のモデルは音質よりも、軽さ、装着感、騒音下での通話品質に重点を置いている。耳が小さい人や長時間装着する人、外出先で通話する機会が多い人が主な対象になりそうだ。ノイズキャンセリング使用時の本体再生時間は最大7時間にとどまる。購入を検討する際は、使用時間と価格のバランスが判断材料になる。 TAGs

  • Google、「Gemini 4 Carbon」を発表、サイバー防御向けに先行提供

    image : Google DeepMind サイバー防御を担う一部の担当者向けに先行公開、一般向けの時期は未公表  米Google DeepMindは現地時間10月28日、新たなフロンティアモデル「Gemini 4 Carbon」を発表した。2週間前に提供を始めた「Gemini 4 Argon」を土台に、サイバーセキュリティと長時間のタスクで最高水準の性能を持つ同社最強のモデルとしており、第三者機関の指標「Artificial Analysis Intelligence Index」でも59で1位になった。公開は、まずサイバー防御を担う一部の担当者に限る。 サイバーセキュリティと長時間タスクの性能  サイバー防御は、脆弱性の発見、悪用できるかの検証、修正の順に進み、Carbonはそれぞれを測る外部のベンチマークで首位に立ったとしている。発見を測る「SEC-bench Pro」は88.2%、悪用の検証を測る「ExploitGym」は54.8%、修正を測る「CWE-bench」は71.0%で、いずれも安全対策のガードレールを外した状態での評価となる。長時間のタスクでも、社内のチームは、大規模なコードベースに潜む不具合の原因特定と修正といった難しい作業を、Carbonに数日間続けさせたという。 image : Google DeepMind 不正の抑制とプロンプトインジェクションへの耐性  Carbonでは、近道や抜け穴を使った不正が「Terminal-Bench 4.0」での成功率0.0%まで下がり、プロンプトインジェクションの攻撃成功率もArgonの0.7%から0.0%になった。Argonと同じ多層の対策を土台に、難しい課題でも適切に応答するよう訓練したという。 提供はサイバー防御の担当者から段階的に  提供は今週から、サイバー防御を担う一部の担当者に始め、Googleの「Fairwind Program」を通じて信頼できるパートナーへ段階的に広げる。公開前のモデルをテストする米国政府の自主的な枠組みにも参加し、ガードレールの改良を続けたうえで、開発者や企業、一般のユーザー向けにもできるだけ早く提供するとしている。一般提供時の価格は、Argonと同じ導入価格で入力100万トークンあたり2ドル、出力10ドルとなり、導入期間の終了後は入力4ドル、出力20ドルになる。  防御側に先に使わせる形で、脆弱性の発見から修正までを自動化する流れが、セキュリティ運用の現場で進みそうだ。 参照サイト Google The Keyword Gemini 4 Carbon: our next frontier model https://blog.google/innovation-and-ai/models-and-research/gemini-models/introducing-gemini-4-carbon/ TAGs

  • Apple、PROLED XDR搭載のMacBook Proを発表 Mac初のタッチ対応

    Appleは、タンデムOLEDのPROLED XDRとMac初のタッチ操作を備えたMacBook Proを発表した。日本では11月6日に発売する。 Appleは10月28日(現地時間)、タンデムOLEDを採用した「PROLED XDRディスプレイ」を搭載する新型MacBook Proを発表した。14インチと16インチの2サイズで、Macとして初めてタッチ操作に対応する。日本では10月29日に予約受付を始め、11月6日(金)に発売する。 PROLED XDRはピーク輝度2,000ニトのタンデムOLED 新ディスプレイは、2層の自発光ピクセル層を重ねたタンデムOLEDを採用する。ピーク輝度はHDR、SDRともに最大2,000ニト、コントラスト比は10,000,000:1。リフレッシュレートは最低10Hzから最大120Hzまで可変する。 色域はP3に加えてAdobe RGBに対応し、HDR映像編集に使うRec. 2020のカバー率は80%以上になる。工場出荷時に輝度、ホワイトポイント、色域を標準値に合わせており、2つの色空間は単一のデフォルトプリセットから切り替えられる。反射を抑えるNano-textureガラスもオプションで選べる。 業務向けの機能も追加された。業界標準のリファレンスモードに加え、研究・教育用途に限ったDICOM医療用画像リファレンスモードを備える。「Apple Color Matching Function 2026」により、iPhone 18 ProやStudio Display XDRと表示の見え方をそろえられる。撮影時にディスプレイのリフレッシュレートをカメラと同期させるgenlockにも対応するが、利用には対応する他社製のハードウェアとソフトウェアが必要になる。 Macで初めてタッチ操作に対応、Dynamic Islandも搭載 タッチセンサーはディスプレイパネルに直接組み込まれている。スワイプによるスクロール、ピンチによる拡大、ドラッグ&ドロップ、ウインドウのダブルタップによる全画面表示、フリックによるタイル表示などを使える。キーボードショートカットやトラックパッドのジェスチャーとも併用できる。ヒンジは新設計で、タッチ操作時の安定性を高めた。ビデオ通話中のタッチ操作では、カメラ映像の手ぶれ補正が自動で働く。 Apple製アプリはタッチ操作に最適化され、既存アプリではタッチがクリックに自動変換される。デベロッパ向けには新しいシステムジェスチャーAPIを用意した。Notion、Canva、Zoom、Microsoft Office各アプリ、Adobe Lightroom、DaVinci Resolve、Blenderなどの他社製アプリも対応を予定しており、これらの提供は年内となる。 Apple Creator Studioのアプリも更新される。Pixelmator Proではキャンバス上で直接描画でき、Logic Proでは画面上のキーボードやドラムパッドで音源を演奏できる。Final Cut Proではタッチによる範囲指定やクリップ配置ができる。更新は11月にApp Storeで提供される。 Macには、iPhoneと同様のDynamic Islandも初めて導入された。Spotlight、ライブアクティビティ、Siri AIの操作画面として機能する。ただしSpotlightは、Siri AIが利用可能で有効な場合にのみDynamic Islandへ移る。 より薄く軽い筐体にM5 ProとM5 Maxを搭載 OLEDの効率的なディスプレイスタックにより、14インチモデルは0.5mm、16インチモデルは約1mm薄くなった。重量は14インチが従来より0.22kg軽い1.38kg、16インチが0.32kg軽い1.82kgとなる。ディスプレイの外枠が細くなり、画面サイズは14.2インチと16.3インチになった。熱設計も見直されている。 チップはM5 ProとM5 Maxから選べる。各GPUコアにNeural Acceleratorを組み込み、第3世代のレイトレーシングエンジンを備える。Appleは、M5 Maxでは数千億パラメータ規模のLLMをデバイス上で完結して動かせるとしている。 項目 14インチ 16インチ 画面サイズ(対角) 14.2インチ 16.3インチ 重量 1.38kg 1.82kg 従来モデル比の重量 0.22kg軽い 0.32kg軽い 従来モデル比の厚み 0.5mm薄い 約1mm薄い 共通仕様 内容 ディスプレイ PROLED XDR(タンデムOLED) ピーク輝度 HDR、SDRとも最大2,000ニト コントラスト比 10,000,000:1 リフレッシュレート 10〜120Hz(可変) 色域 P3、Adobe RGB、Rec. 2020を80%以上カバー チップ M5 Pro、M5 Max メモリ 最大128GB ストレージ 最大16TB バッテリー駆動時間 最大24時間(2026年9月のApple社内テスト) 充電 30分で最大50% ポート Thunderbolt 5×3、HDMI、SDXCカードスロット、MagSafe、ヘッドフォンジャック 外部ディスプレイ M5 Proは最大3台、M5 Maxは最大4台 無線 Wi-Fi 7、Bluetooth 6(Apple設計のN1チップ) カメラ 12MPセンターフレームカメラ オーディオ 6スピーカー、Dolby Atmos対応 生体認証 Touch ID OS macOS 27 オーディオとmacOS 27 6スピーカーシステムは、新設計のウーファーにより低音が50%深くなったという。ノートブックを閉じた状態で外部ディスプレイに接続して使う場合の専用チューニングも初めて採用した。 OSはmacOS 27を搭載する。Siri AIは日本語を含む6言語に対応するが、macOS 27.2でベータ版として提供される。サーバ側のモデルに依存する機能には1日の利用回数に上限があり、Appleは今後、この機能へのアクセスを有料で拡大する予定としている。 日本での価格と発売日 予約は10月29日から、apple.com/jp/storeと、米国を含む30の国と地域のApple Storeアプリで受け付ける。11月6日(金)から、予約分の配送開始に合わせて、Apple Store直営店とApple製品取扱店でも販売する。価格はいずれも税込で、「から」の価格は最小構成のもの。 モデル 通常価格 学生・教職員価格 14インチ(M5 Pro) 499,800円から 473,800円から 16インチ(M5 Pro) 599,800円から 564,800円から 14インチ(M5 Max) 769,800円から 718,800円から 16インチ(M5 Max) 829,800円から 778,800円から Apple Creator Studioは、新規登録で月額1,780円または年額17,800円。学生・教職員は月額480円または年額4,800円になる。新規登録は1か月間無料で、新しいMacや対象のiPadを購入した場合は3か月間無料になる。 ディスプレイとタッチで変わるMacBook Proの位置づけ 今回の最大の変更点は、表示方式がミニLEDからタンデムOLEDに切り替わったことだ。3月に発売されたM5 ProとM5 Max搭載モデルは、ミニLEDの「Liquid Retina XDR」でピーク輝度は最大1,600ニトだった。今回のモデルは最大2,000ニトで、HDRだけでなくSDRでも同じ数値が示されている。同じM5系チップを積みながら、約半年でディスプレイ構成が入れ替わる形になる。 価格面では、14インチのM5 Pro搭載モデルが499,800円からとなる。3月に発売された27インチの外部ディスプレイ「Studio Display XDR」は549,800円からで、ディスプレイ単体より低い価格でPROLED XDR搭載のノートブックを購入できる。リファレンス用途のモニターを持ち運べる点が、この製品の訴求軸になりそうだ。 タッチ操作は、発表前からMacへの導入が観測されていた機能だ。ただし発表前にはM6チップ搭載との見方もあったが、今回の製品はM5 ProとM5 Maxを採用した。Appleは前日の10月27日にM6搭載の14インチMacBook Proも発表しており、同じ14インチでもチップ世代や仕様の異なるモデルが並ぶことになる。購入時には、ディスプレイ、タッチ対応、チップのどれを優先するかの整理が必要になる。 当面の制約もある。他社製アプリのタッチ対応は年内の提供予定で、Siri AIはベータ版だ。タッチ操作の価値は、対応アプリの広がりに左右される。 イメージギャラリー TREND 「MacBook Pro」の最新トレンド TAGs

  • Google DeepMindがワールドモデル「Genie 4」を発表、音声や会話もリアルタイムで生成

    image : Google DeepMind テキスト指示での天候の変更や人物の追加などに対応、まず信頼できるテスターに研究プレビュー  米Google DeepMindは現地時間10月27日、操作や指示に応じて仮想世界をリアルタイムで生成するワールドモデル「Genie 4」を発表した。2025年8月に発表した「Genie 3」に続くモデルで、同社のリアルタイムのワールドモデルとして初めて音声をネイティブに生成するとしている。音楽や環境音のほか、状況や入力に応じて変わる会話も世界と同時に生成でき、まず信頼できるテスター向けに研究プレビューとして公開した。 テキスト指示で天候や人物をリアルタイムに変更  Genie 4では、キーボードで移動やカメラを操作しながら、テキストの指示で天候を変えたり人や物を加えたりでき、Geminiが指示を周囲の場面に合わせて調整する。土台には、Gemini Omniがシミュレーションを実世界の見た目や挙動に結びつけ、ほかのGeminiモデルが一貫性を保つための推論を担う仕組みがある。 Video : @googledeepmind 最大の進化は人物の表現  DeepMindが最も大きな進化として挙げるのが人物の表現で、自然に動いて環境に反応する人物を生成し、その行動もリアルタイムで指示できるという。空気力学や衝突といった物理現象も再現できるとしている。 Geminiが計画を調整、ロボットの検証にも  Genie 4がリアルタイムで生成している間、Gemini 3.8 Flashが場面を観察し、目標を段階に分けて、各段階を達成できたかを確認しながら計画を調整する。Gemini 4 Argonとの組み合わせでは、Apptronikのヒューマノイド「Apollo」がチェッカーをプレーする様子をシミュレーションした。ロボットやAIエージェントの訓練環境づくりに役立つとしている。 現時点の制約と今後の提供  Genie 4は現時点で初期の実験的なモデルで、一貫性を保てるのは短いセッションが中心になる。実行が長くなったり、複雑な編集を重ねたりすると、細部や物体の永続性がずれることがあり、読める文字の描画や複雑な物理の相互作用も研究課題とする。生成する映像と音声には、AI生成を識別できる電子透かし「SynthID」を入れる。  提供先は、近くGoogle AI Ultra契約者と、Gemini APIおよびGoogle AI Studioの早期アクセスパートナーにも広がる予定になっている。Google AI Ultra契約者へは、仮想世界を作成・探索できるGoogleの研究プロトタイプ「Project Genie」を通じて提供し、ウェイトリストを受け付けている。  音声や会話まで含めて仮想世界を生成できる点は、ゲームや映像の試作、ロボットの訓練環境づくりの幅を広げそうだ。 参照サイト Google DeepMind Genie 4: A new generation of world simulation https://deepmind.google/blog/genie-4-a-new-generation-of-world-simulation/ TAGs

  • AppleがM6搭載の新型iMacを発表、日本では11月6日発売

    AppleはM6を搭載した新型iMacを発表した。10月29日に予約を開始し、11月6日に発売する。日本価格は249,800円から。 Appleは10月27日、デスクトップ型パソコン「iMac」の新モデルを発表した。同社が公式ニュースルームで公表した。チップに「M6」を採用し、CPU、GPU、AI処理性能を高めた。前モデルのM4搭載iMacが2024年10月に登場して以来、約2年ぶりの刷新となる。 M6による性能向上 新型iMacは、最大12コアのCPUと最大12コアのGPUを搭載する。いずれも従来より2コア多い。GPUは各コアにNeural Acceleratorを備え、Neural Engineはデュアル16コアとなった。メモリ帯域幅は最大170GB/sで、Appleは、デバイス上で大規模言語モデル(LLM)を動かすような処理も高速にこなせるとしている。 Appleの社内テストによる比較は次のとおり。 Excelなどのアプリの性能は、M1搭載iMac比で最大2.5倍、M4搭載モデル比で最大1.5倍。 Affinityでの写真編集などのグラフィックス性能は、M1搭載iMac比で最大3.3倍、M4搭載モデル比で最大2倍。 LM Studioでのプロンプト処理(オンデバイスAI性能)は、M1搭載iMac比で最大12倍、M4搭載モデル比で最大5倍。 レイトレーシングを使ったゲームの性能は、M4搭載モデル比で最大2倍。 Intelベースの最も人気のあったiMacと比べると、最大18倍。 M4搭載モデルとの比較は、10コアCPU、10コアGPU、32GBメモリ、2TBのSSDを搭載した構成との比較。 Siri AIとmacOS 27 OSには「macOS 27 Golden Gate」を搭載する。次世代のApple Intelligenceを基盤とした新しいSiri「Siri AI」が利用でき、メッセージ、メール、写真などからの情報検索や、複数アプリにまたがる操作を実行できる。Spotlightにも組み込まれた。画面上の内容についてSiriに質問する操作や、文章作成や編集の支援にも対応する。 Safariではタブのトピック別整理や、再入荷、値下がりなどの変更通知機能が加わる。ショートカットアプリでは、説明文からオートメーションを作成できる。 Siri AIはmacOS 27.2でベータ版として提供され、日本語にも対応する。一方、サーバ側のモデルに依存する一部機能には、1日あたりの使用回数の制限があり、今後は有料でアクセスが拡大される予定という。 接続性とストレージ 通信はWi-Fi 7とBluetooth 6に対応した。有線は2.5Gb Ethernetを選択でき、前世代より最大2.5倍高速になる。SSDの読み書き性能は最大2倍に向上した。 ポートは最大4つのThunderbolt 4を備え、最大2台の6K外部ディスプレイに接続できる。 継続する基本機能 ディスプレイは24インチの4.5K Retinaで、輝度は500ニト、P3の広色域に対応する。12MPのセンターフレームカメラと、ワークスペースを上から映すデスクビューも備える。オーディオは、フォースキャンセリングウーファー2組とツイーター2基、ドルビーアトモス対応の空間オーディオ、3マイクアレイで構成する。 本体色は、ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、パープル、オレンジ、シルバーの7色。キーボードとマウス(またはトラックパッド)は、本体と同色のものが付属する。 主な仕様 項目 内容 チップ M6(10コアCPU+10コアGPU、または12コアCPU+12コアGPU) GPU 各コアにNeural Acceleratorを搭載 Neural Engine デュアル16コア メモリ帯域幅 最大170GB/s ディスプレイ 24インチ 4.5K Retina(実測対角23.5インチ)、500ニト、P3広色域、10億色以上 ディスプレイ(オプション) Nano-textureディスプレイ(12コアモデルのみ) カメラ 12MPセンターフレームカメラ、デスクビュー対応 オーディオ フォースキャンセリングウーファー2組、ツイーター2基、空間オーディオ(ドルビーアトモス)、3マイクアレイ 無線通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 6 有線通信 2.5Gb Ethernet(12コアモデルで選択可) ポート 最大4つのThunderbolt 4(12コアモデルは4つのUSB-Cすべてが対応) 外部ディスプレイ 最大2台の6Kディスプレイ 生体認証 Touch ID搭載Magic Keyboard(10コアモデルはオプション、12コアモデルは標準) 付属品 同色のキーボード、マウスまたはトラックパッド カラー ブルー、グリーン、ピンク、イエロー、パープル、オレンジ、シルバー OS macOS 27 Golden Gate メモリ容量とストレージ容量の構成は、発表文に記載がない。詳細はApple公式サイトで確認が必要となる。 日本での価格と発売日 日本では、10月29日(木)からapple.com/jp/storeで予約注文を受け付ける。発売は11月6日(金)で、お届けの開始と同時に、Apple Store直営店とApple製品取扱店でも販売を始める。予約注文は、日本を含む35の国と地域で実施する。 価格(税込)は次のとおり。 モデル 通常価格 学生・教職員価格 10コアCPU/10コアGPU 249,800円から 240,800円から 12コアCPU/12コアGPU 289,800円から 272,800円から Apple Trade Inによる下取りや、AppleCare+も利用できる。Appleから直接購入した場合は、オンラインのパーソナルセットアップを受けられる。 環境への配慮 スタンドには100%再生アルミニウムを使用した。マグネットには100%再生希土類元素、自社設計のプリント回路基板には100%再生金と100%再生スズを採用した。製造に使う電力の40%は、風力や太陽光などの再生可能電力でまかなっている。紙のパッケージは100%ファイバー素材で、リサイクルできる設計となっている。 Intel世代の置き換えとローカルAI需要が焦点に 今回の刷新の特徴は、AI処理性能の強化を前面に出した点にある。M4比で最大5倍とされるオンデバイスAI性能と最大170GB/sのメモリ帯域幅は、ローカルでLLMを動かす用途を意識した設計といえる。Appleは、Intelベースのモデルからの買い替えで最大18倍の性能向上を示しており、更新を先送りしてきた層が主な訴求対象になるとみられる。 一方で、AI機能の一部には注意点がある。Siri AIはmacOS 27.2でベータ提供とされ、サーバ側モデルに依存する機能は利用回数に上限があり、将来的に有料でアクセスが拡大される予定だ。購入時は、ハードウェア性能とあわせて、AI機能の提供条件も確認しておきたい。 モデル選びでは、10コアモデルと12コアモデルの差が40,000円(通常価格)となる。12コアモデルは、2.5Gb Ethernet、4つすべてのThunderbolt 4、Touch IDの標準搭載、Nano-textureディスプレイの選択といった点で10コアモデルと異なる。ネットワーク環境や周辺機器の接続数、画面の使い方に合わせた選択が必要になる。 イメージギャラリー TREND 「iMac」の最新トレンド TAGs

  • M6搭載14インチMacBook Pro発表、11月6日発売

    AppleがM6搭載の14インチMacBook Proを発表。12コアCPUとGPUを備え、日本では339,800円(税込)から。11月6日に発売する。 Appleは10月27日、M6チップを搭載した新しい14インチMacBook Proを発表した。CPUとGPUのコア数を増やし、オンデバイスAIの処理性能を高めた。バッテリー駆動時間は最大24時間で、Appleはこれを同社のMac史上最長としている。日本では10月29日に予約注文を開始し、11月6日に販売を開始する。 M6のCPU、GPU、Neural Engine M6は12コアのCPUを搭載する。M5からコア数が2つ増えた。GPUも2コア増えて12コアとなり、各コアにNeural Acceleratorを備える。Neural Engineは16コアを2基搭載する。 Appleによると、M5搭載機と比べてグラフィックス性能は最大30パーセント、LLMのプロンプト処理などのAIワークロードは最大25パーセント高速になった。Neural Engineの性能は最大1.9倍になったという。GPUには第3世代のレイトレーシングエンジンと、オンチップメモリを最適化するDynamic Cachingを採用した。 ユニファイドメモリは標準で16GBで、最大32GBまで構成できる。メモリ帯域幅は最大170GB/sである。 アプリ別の性能向上も公表された。いずれもAppleによる2026年9月の測定結果で、数値は最大値である。 項目 M1搭載13インチ比 M5搭載14インチ比 LLMプロンプト処理(最初のトークン生成まで) 13倍 1.3倍 Blenderのレイトレーシングレンダリング 11.7倍 1.3倍 Affinityの画像処理 3.3倍 1.2倍 Xcodeのプロジェクトビルド 2.5倍 1.3倍 主な仕様 項目 内容 チップ M6(12コアCPU、12コアGPU、デュアル16コアNeural Engine) メモリ 16GB(最大32GB)、帯域幅は最大170GB/s ディスプレイ Liquid Retina XDR、ピークHDR輝度は最大1,600ニト、コントラスト比は1,000,000:1、Nano-textureはオプション バッテリー駆動時間 最大24時間 充電 96W電源アダプタなど対応アダプタ使用時、30分で最大50パーセント 無線通信 Wi-Fi 7、Bluetooth 6 ポート HDMI、MagSafe 3、Thunderbolt 4×3、SDXCカードスロット、ヘッドフォンジャック 外部ディスプレイ 最大2台 カメラ 12MPセンターフレームカメラ(デスクビュー対応) オーディオ 3マイクアレイ、空間オーディオ対応の6スピーカー カラー スペースブラック、シルバー 筐体 100パーセント再生アルミニウム macOS 27とApple Intelligence OSにはmacOS 27 Golden Gateを搭載する。パーソナルアシスタントのSiri AIは、メッセージ、メール、写真などの情報をもとにユーザーの探し物を手伝い、複数のアプリにまたがる作業にも対応する。SpotlightやコンテキストメニューにもSiri AIが組み込まれる。 Safariではタブをトピックごとに自動整理する機能や、製品の再入荷や値下げをユーザーに知らせる機能が加わる。ショートカットアプリでは、説明文からオートメーションを作成できる。Liquid Glassの透明度や色の濃さを調整するスライダも、設定に追加された。 Siri AIはmacOS 27.2でベータ版として提供され、日本語にも対応する。サーバ側のモデルに依存する一部機能には、1日あたりの使用回数に制限がある。Appleは、これらの機能へのアクセスを今後有料で拡大する予定としている。 環境への配慮 筐体には100パーセント再生アルミニウム、バッテリーには100パーセント再生コバルトを使用した。Appleの製品として初めて、複数のコンデンサに100パーセント再生タンタルも採用した。再生素材の使用率は全体で45パーセントである。製造に使う電力の60パーセントは、サプライチェーン全体で風力や太陽光などの再生可能電力でまかなっている。 日本での価格と発売日 日本での価格は339,800円(税込)からで、学生・教職員価格は322,800円(税込)から。予約注文は10月29日(木)にapple.com/jp/storeとApple Storeアプリで始まる。Apple Storeアプリでの予約は、日本を含む35の国と地域が対象である。 11月6日(金)には、顧客への配送と同時に、Apple Store直営店とApple製品取扱店で販売を開始する。 Apple Trade Inによる下取りにも対応する。AppleCare+やAppleCare Oneも利用できる。Appleから直接購入した顧客は、オンラインのパーソナルセットアップを利用できる。 据え置きデザインのM6世代、次の更新との関係に注目 今回のモデルは、前世代のM5搭載機と同じ14インチの筐体で、チップとワイヤレス規格を更新した位置づけである。M5搭載の14インチMacBook Proは2025年10月15日に発表されており、更新周期は約1年となる。比較対象に、M5搭載機だけでなくM1搭載機やIntel搭載機を並べている点からは、旧世代のMacを使い続けているユーザーの買い替えを促す狙いがうかがえる。 Bloombergの報道によると、Appleは2027年上半期に、新デザインのM7搭載MacBook Proを投入する計画とされる。M6にはProやMaxのチップを設ける予定がなく、M6からM7への移行を短い期間で進める方針だという。この報道どおりなら、M6搭載の14インチモデルは、次の世代に向けたつなぎの製品となる。 日本の購入者にとっては、339,800円という価格から、M6のコア数増加と24時間駆動、Wi-Fi 7対応を手に入れる機会となる。買い替えを検討する場合は、現行デザインのM6世代を選ぶか、デザインが変わるとされる次の世代を待つかが判断の分かれ目になりそうだ。 イメージギャラリー TREND 「MacBook Pro」の最新トレンド TAGs

  • MetaのAIエージェント「Muse」が日本で提供開始、メルカリなどと連携へ

    image : Meta iOS・Android・muse.aiで利用でき、基本機能の多くは無料、北米以外では初の提供地域  米Metaは10月23日、パーソナルAIエージェント「Muse」の日本での提供を開始した。9月に北米で先行提供を始めており、北米以外では初の提供地域になる。iOSとAndroidのアプリ、muse.aiで使え、多くの基本機能は無料で、サブスクリプションプランも用意する。 メール送信や旅行予約を代行  Museは、質問に答えるだけでなく、利用者の目標に向けて自ら動き、実際にタスクを進めるとされる。メールの送信や旅行の予約、ブラウザでのフォーム入力といった作業を代行し、日常の用事にも使える。 image : Meta image : Meta  たとえば「1週間分の献立と買い物リストを作成して」と日本語で頼むこともできる。 image : Meta  時間のかかるタスクは、アプリを閉じたあとも作業が続き、状況が変わったときや、メールの送信、商品の購入など承認が必要な場面で通知が届く。利用者にとって大切なことを記憶し、過去の会話を踏まえて提案や行動もできる。なお、先日開催されたMeta Connectで発表した高度な音声モードやMuse独自のメールアドレスなどの新機能は、日本での提供状況を別途案内するという。 国内ではメルカリやマネーフォワード MEなどと連携へ  作業の幅を支えるのが、外部サービスとつなぐコネクターで、Gmail、Googleカレンダー、Instagramに加え、Stripe、Shopify、Trip.com、Agoda、Klookなどと連携する。日本では、メルカリ、マネーフォワード ME、チケットぴあのサービスとの連携を進めるとしている。 専用環境で動作、重要な操作は本人が確認  安全面では、Museは利用者ごとに隔離されたクラウド上の仮想マシン「Muse Secure VM」で動き、接続したサービスのデータや認証情報をそこで保管する。インターネットへのアクセスは独立した「Sentinel」エージェントが管理し、Museは利用者のパスワードや支払い方法を確認できない。メールの送信や商品の購入といった重要な操作の前には本人に確認し、操作の履歴も確認できる。  利用者側の管理では、権限の変更や接続の解除をいつでも行える。MuseとのやりとりをMetaのAIモデルの学習に使わせないオプトアウトもでき、会話や仮想マシン内のデータはMetaの広告システムと共有しないとしている。  国内では、メルカリやマネーフォワード MEなど身近なサービスとの連携が前面に出る。日常の買い物や家計管理にMuseがどこまで入り込むかが、日本での定着を左右しそうだ。 参照サイト Meta ニュースルーム Meta、パーソナルAIエージェント「Muse」を日本で提供開始 https://about.fb.com/ja/news/2026/10/muse-personal-ai-agent-launches-in-japan/ TAGs

  • OpenAIがGPT-6.1 Terraを発表、API料金はGPT-5.6 TerraやGPT-6.1 Solの半額

    image : OpenAI ChatGPT WorkとCodexでは、Plus・Pro・Enterprise・Eduの全ユーザーが同日から利用できる  米OpenAIは現地時間10月26日、視覚的な推論とコンピューター操作、文章作成を強化した新モデル「GPT-6.1 Terra」を発表した。ChatGPT WorkとCodex、OpenAI APIで同日から利用できる。 コンピューター操作と視覚的推論を強化  GPT-6.1 Terraは、GPT-5.6 Terraから大幅に進化したとするモデルで、提案書の作成や技術図面の読み取り、フォームへの入力、動画編集といった日々の業務を得意とする。専門業務のタスクで測る「Agents' Last Exam」では、推論の労力を中程度にした場合、GPT-5.6 Terraの約3分の1のコストで15ポイント高いスコアを記録し、GPT-6 Astraと同等の性能をトークン単価の10分の1で実現したという。 image : OpenAI コーディングと事実の正確性も向上  コーディングの「Terminal-Bench 4.0」では、推論の労力を最大にした場合にGPT-5.6 Terraの公表スコアの2倍を超えた。事実の正確性では、誤りを誘発するプロンプトを使った社内ベンチマークで、推論の労力が低い場合の誤り率が53.6%から16.7%へ下がった。最も複雑なコーディングには、引き続きGPT-6.1 SolとGPT-6 Astraが適しているという。 image : OpenAI API料金はGPT-5.6 TerraとSolより50%低い  標準API料金は入力100万トークンあたり1ドル、キャッシュされた入力が0.05ドル、出力が5ドルで、GPT-5.6 TerraとGPT-6.1 Solより50%低い。OpenAIは、請求書を読み取って会計ソフトへ入力するような大量の業務の自動化が、開発者にとって現実的な選択肢になるとしている。ChatGPT WorkとCodexでは、Plus、Pro、Enterprise、Eduのすべてのユーザーが使え、同じ利用枠でGPT-5.6 Terraより多くのタスクを処理できるという。 安全面の評価  安全面では、OpenAIのPreparedness Frameworkにおけるサイバーセキュリティ分野の「Critical」のしきい値に達しており、GPT-6 Astra向けに開発した保護対策を維持している。GPT-5.6 Terraと比べて、タスクの範囲を逸脱せず、制約や進行を妨げる可能性のある要因をユーザーに正直に伝える傾向が強まり、プロンプトインジェクションのテストでも悪意ある指示への耐性を示したとしている。  複雑なコーディングはSolやAstra、日常業務の大量処理はTerraと、用途に応じてモデルを使い分ける流れが、開発者や企業の現場でさらに進みそうだ。 参照サイト OpenAI News GPT-6.1 Terra のご紹介 https://openai.com/ja-JP/index/introducing-gpt-6-1-terra/ TAGs

  • マネーフォワード MEがMetaのAI「Muse」と連携、家計データを対話で活用

    image : マネーフォワードホーム株式会社 Museの設定内のコネクター画面かチャットから接続、金融機関などの認証情報はMuseに共有されない  マネーフォワードホームは10月26日、Metaが提供するパーソナルAIエージェント「Muse」と、お金の見える化サービス「マネーフォワード ME」の連携を開始したと発表した。ユーザーが接続を許可すると、MEの入出金・資産データをもとに、Museとの対話で支出の傾向や資産構成を確認し、目標に向けた計画づくりができる。 家計・資産データを対話で活用  具体的には、直近3か月の支出からサブスクの見直し候補を洗い出して、更新前の予定をカレンダーに登録できる。半年後の旅行に向けた積立計画を立て、毎月の進み具合をメールで受け取る使い方もあり、複数の銀行や証券会社の口座にまたがる資産データから、投資の傾向を確認することもできる。  利用を始めるには、Museの設定内のコネクター画面かチャットからMEに接続する。カレンダーやメールを使う操作には、Muse側でのコネクター連携も必要になる。同社によると、MEに接続している金融機関などの認証情報はMuseに共有されず、ユーザーはいつでも接続を解除できる。 判断の支援が目的、データは参照のみ  この連携は、ユーザー自身の状況に応じた情報の整理と計画づくりを通じて、お金に関する判断を支援することを目的としている。Museが担うのはその部分で、売買や出金・振込といった取引は行えない設計になっている。MEのデータも参照専用のため、Museが変更・更新することはできない。回答は専門家による金融・投資助言に代わるものではなく、実際の判断や取引はユーザー自身が行う前提だという。  気づきから計画づくりまでを対話で一続きに進められる点が、この連携の特徴といえる。実際の行動までAIにどこまで任せるかは、今後の焦点になりそうだ。 参照サイト マネーフォワードホーム株式会社 お知らせ 『マネーフォワード ME』、MetaのパーソナルAIエージェント『Muse』と連携開始 https://corp.hm.moneyforward.com/news/20261026-mfhm-press-1 TAGs

  • OpenAIとGoogle Cloudが提携 GPT-6シリーズ3モデルを提供へ

    image : Google Cloud Astra・Sol・LunaをModel Gardenに追加、一般提供は数週間以内の予定  米OpenAIは現地時間10月21日、Google Cloudと提携し、OpenAIのモデルをGoogle Cloudの「Model Garden」で提供すると発表した。Googleも同内容を公表しており、まず一部の企業顧客向けにプライベートプレビューで始め、OpenAIは数週間以内に一般提供を開始する予定としている。 GPT-6シリーズの3モデルを追加  Googleによると、追加されたのは「GPT-6 Astra」「GPT-6.1 Sol」「GPT-6 Luna」の3モデル。Astraは負荷の高いコーディングやコンピューター操作、専門業務、科学研究向けで、SolはAstraに近い性能を低コストで使え、Lunaは日常業務向けの高速で低コストなモデルという位置づけになる。 現時点では一部の企業顧客向けに限定  これらのモデルを使えるのは、現時点では一部の企業顧客に限られる。利用方法はAPIのほか、Codex CLIやデスクトップ版をGeminiプラットフォームにつないで推論に使う形で、購入はGoogle Cloud Marketplaceを通じて行い、利用料はGoogle Cloudの請求書に一本化される。OpenAIのモデルは今後、Google Antigravityでも利用できるようになる見込みで、ゼロデータ保持(ZDR)と機密コンピューティング(Confidential Compute)も近く提供される予定になっている。  OpenAIのモデルを使えるクラウドはGoogle Cloudにも広がるが、OpenAIは発表の中で、Microsoftが引き続き主要なクラウドパートナーだとしている。Googleは自社のGeminiに加え、ClaudeとGPTを同じ基盤で扱う体制を整えつつあり、一般提供後に企業が実際にモデルを使い分けるかが注目される。 参照サイト Google Cloud Blog Google Cloud expands model choice and flexibility, bringing OpenAI models to customers https://cloud.google.com/blog/products/ai-machine-learning/google-cloud-brings-openai-models-to-customers OpenAI News Google Cloud での OpenAI モデルの提供開始 https://openai.com/ja-JP/index/openai-models-google-cloud/ TAGs

  • Apple、OLED搭載の新型iPad miniを発表 11月6日発売

    Appleは8.5インチOLEDとA20 Proを搭載した新型iPad miniを発表した。予約は10月29日、販売は11月6日開始で、価格は119,800円から。 Appleは10月26日、新型「iPad mini」を発表した。8.5インチのOLEDディスプレイとA20 Proチップを搭載し、IP67等級の耐水性能と防塵性能に対応する。日本では10月29日に予約を受け付け、11月6日に販売を開始する。 薄型化とIP67対応 新型iPad miniの厚さは5.4mmで、前世代より薄く軽くなった。仕上げは新色のミッドナイトとスターライトの2色。 IP67等級に適合し、耐水性能と防塵性能を備える。Appleは、水深1メートルで最大30分間という実験室の管理された条件下でのテストに基づく等級だと説明している。耐性は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって低下する可能性がある。液体による損傷は保証の対象外となる。 ベゼルを狭め8.5インチのOLEDに ベゼルを前世代より24%細くし、本体サイズを保ったまま画面を8.5インチに拡大した。ディスプレイはOLEDを採用したSuper Retina XDRで、P3の広色域に対応する。 ピーク輝度は前世代の2倍以上となる最大1,200ニト。SDRとHDRのコンテンツでは、フルスクリーン輝度600ニトを確保する。コントラスト比は2,000,000:1、最小輝度は1ニトとなる。映り込みを抑えるNano-textureディスプレイも選択できる。 A20 Proで処理性能を強化 チップはAppleの2ナノメートルプロセスで製造されたA20 Pro。各GPUコアにNeural Acceleratorを備えた7コアGPUを搭載し、AI処理の性能は前世代比で最大4.5倍となる。グラフィックス性能は最大2.7倍、CPUのマルチスレッド性能は最大60%向上した。ユニファイドメモリ帯域幅は2倍以上に広がっている。数値はいずれも、Appleが2026年9月に実施したテストの結果である。 512GB構成には、デュアル16コアのNeural Engineを搭載する。前世代の2倍の処理能力で、Draw ThingsやDetailなどのアプリでのAI処理を高速化するという。 オーディオ、カメラ、通信 本体には新たに「Acoustic Display」を採用した。ウーファーがディスプレイを介して音を出し、カスタムツイーターはガラスとアルミニウムの筐体の間に配置する。密閉構造により、IP67等級への適合にも寄与している。 前面の12MPセンターフレームカメラは、長辺の縁に移された。背面は12MPの広角カメラで、最大60fpsの4K動画を撮影できる。アダプティブTrue Toneフラッシュも加わった。 通信面では、Appleが設計したワイヤレスチップ「N1」により、Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Threadを利用できる。Wi-Fi + Cellularモデルは、モデム「C2」を搭載する。モバイルデータ通信の速度は前世代比で最大50%向上し、電力効率も高まった。eSIMにも対応する。 iPadOS 27とSiri AI OSは「iPadOS 27」を搭載する。Apple Intelligenceを活用した新しいSiri「Siri AI」は、iPadOS 27.2でベータ版として提供される。個人のメッセージやメール、写真から必要な情報を探したり、画面上の内容に応じた操作を実行したりできる。 Siri AIは日本語を含む複数の言語で利用できる。一方で、EUでは現在提供されておらず、13歳未満は利用できない。サーバ側のモデルに依存する機能には、1日あたりの利用回数に制限がある。Appleは、これらの機能へのアクセスを今後、有料で拡大する予定としている。 iPadOS 27.2では、外部ディスプレイ接続時の拡張ディスプレイモードにも対応する。 アクセサリ 新しいSmart Folioは2パネル構造で、マグネットで本体に取り付ける。素材はテックウーブンで、色はネイビーブルーとトープの2色。画面の角度を調整できる。 Apple Pencil Proと、Apple Pencil(USB-C)の両方に対応する。 主な仕様 項目 内容 ディスプレイ 8.5インチ Super Retina XDR(OLED)、P3広色域、Nano-textureオプションあり 輝度・コントラスト ピーク輝度最大1,200ニト、フルスクリーン輝度600ニト(SDR/HDR)、コントラスト比2,000,000:1、最小輝度1ニト チップ A20 Pro(2ナノメートル)、CPU最大6コア、7コアGPU(各コアにNeural Accelerator) Neural Engine 512GB構成はデュアル16コア 本体 厚さ5.4mm、IP67等級、ミッドナイト/スターライト ストレージ 128GB/256GB/512GB 前面カメラ 12MPセンターフレーム(長辺側に配置) 背面カメラ 12MP広角、スマートHDR 4、最大60fpsの4K動画、アダプティブTrue Toneフラッシュ オーディオ Acoustic Display 無線通信 N1チップ(Wi-Fi 7、Bluetooth 6、Thread) モバイル通信 Wi-Fi + CellularモデルにC2モデム搭載、eSIM対応 OS iPadOS 27 対応アクセサリ Apple Pencil Pro、Apple Pencil(USB-C)、Smart Folio 環境 再生素材を全体の35%に使用(筐体は100%再生アルミニウム、バッテリーは100%再生コバルト) 発売日と価格、日本での展開 日本では、10月29日(木)にapple.com/jpおよびApple Storeアプリで予約注文を開始する。11月6日(金)には、お客様へのお届けと同時に、Apple Store直営店とApple製品取扱店で販売を開始する。予約注文は、米国を含む36の国と地域で同日に始まる。 製品 価格(税込) iPad mini Wi-Fiモデル 119,800円から iPad mini Wi-Fi + Cellularモデル 144,800円から iPad mini 学生・教職員価格 110,800円から Smart Folio 14,800円 Apple Pencil Pro 23,800円(学生・教職員価格 21,800円) Apple Pencil(USB-C) 14,800円(学生・教職員価格 12,800円) 前世代のiPad mini(128GB、Wi-Fiモデル)は99,800円だったため、同じ条件で比べると2万円の上昇となる。Wi-Fi + Cellularモデルも、前世代の124,800円から2万円上がった。 OLED化と価格上昇が示すiPad miniの位置づけ 今回のiPad miniは、ディスプレイ、チップ、通信、音響、耐水性能とほぼ全面で刷新された。Appleが「史上最大のアップデート」とうたうのは、こうした変更の広さによるものとみられる。 注目点は、AIへの比重の高さだ。AI処理性能を前世代比で最大4.5倍に引き上げ、ローカルLLMの実行も用途に挙げている。Siri AIが日本語に対応することもあわせ、国内でもAI機能を使う端末として訴求していくことになりそうだ。 一方、価格は前世代から2万円上がり、エントリーモデルが10万円を超えた。コストの高いOLEDの採用などが背景にあるとみられるが、携帯性を重視してiPad miniを選んできた層にとっては、判断材料が増える。Nano-textureや耐水性能など、屋外や現場での利用を想定した仕様も加わっており、購買層が広がる可能性がある。 学生・教職員価格は110,800円からで、一般向けとは9,000円の差がある。予約開始は10月29日で、11月6日の販売開始まで約1週間と短い。 イメージギャラリー TREND 「iPad mini」の最新トレンド TAGs

  • OPPO、Find X10シリーズをグローバル発表 Pro Maxは3眼すべて2億画素

    image:OPPO OPPOがFind X10とFind X10 Pro Maxをグローバル発表した。Pro Maxは背面3眼すべてが2億画素で、10月下旬から順次発売する。 中国のスマートフォンメーカーOPPOは、2026年10月21日、スペインのマヨルカ島で新しいフラッグシップ「Find X10」シリーズをグローバル向けに発表した。ラインナップは「Find X10」と、上位モデルの「Find X10 Pro Max」の2機種。Pro Maxはハッセルブラッドと共同開発した背面カメラ3基がすべて2億画素になっている。 グローバルは2機種構成 シリーズは2026年9月22日に中国で先に発表されている。中国では「Find X10 E」を含む3機種が出たが、グローバル向けはFind X10とFind X10 Pro Maxの2機種になる。 OPPOの上級副社長兼最高製品責任者のピート・ラウ氏は、このシリーズについて、目に映る世界をそのまま再現するために作ったと説明している。 カメラ:Pro Maxは超広角から望遠まで2億画素 Find X10 Pro Maxは、背面の3基がすべて2億画素のセンサーを使う。 超広角:1/1.56インチセンサー、画角124度。オートフォーカスに対応し、取り込める光の量は前の世代の2倍 メイン:サムスンと共同開発した1/1.28インチの「ISOCELL HPC」センサー。独自技術「DeepPix」を採用 望遠:F2.1。最短撮影距離は10cmで、望遠マクロとしても使える 標準の撮影では、超広角から9.9倍ズームまでの範囲で2600万画素の写真を記録する。OPPOはこれを業界初としている。ハッセルブラッドの「Hi-Resモード」を使うと、対応するカメラで5000万画素か2億画素の撮影もできる。 image:OPPO Find X10は2億画素のカメラを2基(メインと望遠)積む。さらに、色の情報を細かく分析する新世代の「True Colorカメラ」も備える。どちらのモデルにも、望遠カメラに付けて光学倍率を3.28倍にする外付けの「OPPO Hasselblad Teleconverter」が用意される。 画像処理には新しいエンジン「LUMO True Image Engine」を採用した。色と階調を忠実に出すことを重視し、シャープネスやノイズ低減、AIによるディテールの補完を控えめにしている。ハッセルブラッドの「マスターモード」の階調の考え方を、通常の写真モードにも取り入れた。 image:OPPO 動画:8K撮影と業務向けの機能 Pro Maxは3基のカメラすべてで4K 60fps、4K 120fps、8K 30fpsの撮影ができる。メインカメラはDeepPixにより最大17段のダイナミックレンジを持つ。Find X10は背面のすべてのカメラで4K 60fpsに対応し、2億画素のメインと望遠は4K 120fpsと8K 30fpsにも対応する。 業務向けの機能として、Dolby Vision、ACES認証の「O-Log2」、OPPOとして初めての「Open Gate」撮影を備える。撮影アプリ「Blackmagic Camera」もこれらの機能に対応し、Find X10向けに最適化した版は11月に配信される予定。 Pro Max向けには、Tiltaの撮影キット「Khronos Creator Kit」も用意される。グリップ、67mmフィルターアダプター、テレコンバーター用アダプター、冷却ファンのセットになっている。また、Metaと協力し、Instagramに動画を投稿するときに画質がほとんど落ちないようにした。 image:OPPO ディスプレイとデザイン 画面はFind X10が6.59インチ、Pro Maxが6.78インチ。どちらもLTPOパネルで、リフレッシュレートは最大144Hz、ピーク輝度は3,600ニト。1ニトまで暗くでき、3,840HzのPWM調光にも対応する。広い色域規格のBT.2020に対応した、最初のスマートフォンの1つでもある。OPPOによると、BT.2020はDCI-P3より約40%広い色域を表示できる。 背面は一枚もののガラスで、カメラ部分までつながったデザインになっている。防水・防塵はIP66、IP68、IP69に対応し、落下への強さでSGSの5つ星認証を取得した。 image:OPPO 性能とバッテリー チップはFind X10がMediaTek Dimensity 9600M(3nm)、Pro MaxがDimensity 9600 Pro(2nm)。どちらもベイパーチャンバーで冷やす。 バッテリーはシリコンカーボン負極を使った最大8,000mAhで、一部の地域では2セル構成の7,150mAhになる。充電は有線80W(SUPERVOOC)、ワイヤレス50W(AIRVOOC)。 image:OPPO ColorOS 17とAI機能 OSはColorOS 17を搭載する。新しいデザイン「Living Flow Design」を採用し、描画エンジンも刷新した。OPPOの社内テストでは、ColorOS 16と比べて次のように改善したという。 アプリを起動するときの安定性が55%向上 ギャラリーを初めて開いたときのサムネイル表示が最大50%速い バックグラウンドで動かし続けられるアプリが25%以上多い AI機能では、Manusと共同で作った「AI Mind Pilot」にエージェントモードが加わった。端末内の写真やファイルを扱い、情報を検索し、いくつかの手順にまたがる作業を代わりにこなす。「AI Photo Agent」は編集の提案をしたり、話し言葉の指示で写真を編集したりできる。参考画像の雰囲気をまねる「Style Match」もある。この機能は順次配信され、月ごとの利用回数の上限は地域によって違い、静止画だけが対象。 通話中に合成音声やAIによる顔のすり替えを端末内で見分ける「AI Call Guard」も搭載する。ただし使えるのはインドネシア、インド、タイだけになる。クラウドでのAI処理は「Private Computing Cloud」で守られ、エンドツーエンド暗号化と耐量子の暗号を使う。 image:OPPO 主なスペック 項目 Find X10 Find X10 Pro Max チップ MediaTek Dimensity 9600M(3nm) MediaTek Dimensity 9600 Pro(2nm) ディスプレイ 6.59インチ LTPO 6.78インチ LTPO リフレッシュレート 最大144Hz 最大144Hz ピーク輝度 3,600ニト 3,600ニト 背面カメラ 2億画素×2(メイン・望遠)+True Colorカメラ 2億画素×3(超広角・メイン・望遠) 動画 最大8K 30fps(メイン・望遠) 最大8K 30fps(全カメラ) バッテリー 最大8,000mAh(一部地域は7,150mAh) 最大8,000mAh(一部地域は7,150mAh) 充電 有線80W、ワイヤレス50W 有線80W、ワイヤレス50W 防水・防塵 IP66/IP68/IP69 IP66/IP68/IP69 厚さ 8.35mm 8.40mm OS ColorOS 17 ColorOS 17 カラー Glacier Blue、Glow Coral、Mist Grey Titanium Grey、Luna White 発売日と価格、日本での展開 グローバルでは2026年10月下旬から、OPPOの直営店、正規販売店、提携する通信事業者で順次発売される。予約と購入特典の詳しい内容は、OPPOのグローバルサイトで案内している。OPPOの発表には価格が載っておらず、欧州などの公式価格はまだ出ていない。先に出た中国では、Find X10が5,499元から、Find X10 Pro Maxが6,799元からとなっている。 日本での発売は、10月26日の時点で正式に発表されていない。ただし、Pro Maxのグローバルモデル(型番CPH2913)は日本の技適を取っており、日本向けの準備が進んでいるとみられる。FeliCa(おサイフケータイ)に対応するかどうかは分かっていない。 カメラ重視の流れがさらに強まる Find X10シリーズは、2億画素のセンサーを全面的に使い、AIによる加工を控えめにして、見たままの写真を残すことを強く打ち出した。8K撮影、O-Log2、Open Gate、撮影キットまで揃えており、スマートフォンを動画制作の道具として使う人にも向けた作りになっている。 一方で、カメラや部品のグレードが上がるにつれ、本体価格も上がっていくことが予想される。日本では技適の取得が確認されており、発売するかどうかと、FeliCaへの対応や価格の設定が今後の注目点になる。日本のハイエンド機のカメラ競争に、新しい選択肢が加わるかどうかが注目される。 (Source:OPPO) TREND 「OPPO」スマートフォンの最新トレンド TAGs

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