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iPhoneのサードパーティ製アプリストア、日本でも解禁の可能性

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 22 時間前
  • 読了時間: 2分

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iOS 26.2 Beta 1で発覚、AltStore PALや Epic Games Storeが使えるようになるの?




日本のXユーザーしずく氏が自身のアカウントで、iOS 26.2 Beta 1内にサードパーティーによるアプリストアの存在が確認できるスクリーンショットが投稿した。



AltStore PALとEpic Games Storeの存在を確認


投稿された画像は「AltStore PAL」のインストールアラート画面、「AltStore PAL」および「Epic Games Store」それぞれからアプリをインストールする際の確認画面だ。



※Appleのベータ版ソフトウェア、機能、画面、仕様、動作などに関する情報は「Appleの機密情報」であり、SNSでの公開は規約違反の可能性があるため投稿が削除されるかもしれません


なぜ、サードパーティーに解放されるのか?


iOSでサードパーティによるアプリストアが解禁される背景には、主に欧州連合(EU)の「デジタル市場法(DMA)」の施行がある。DMAは、大手IT企業が市場を独占しないようにする目的で定められた法律で、Appleのような「ゲートキーパー企業」に対して、公平な競争を促すことを求めている。そのためAppleは、アプリ配信を自社のApp Storeだけに限定することが独占的だと判断され、第三者のアプリストアを許可せざるを得なくなった。つまり、法的規制への対応が最大の理由だ。



iOSのサードパーティ製アプリストア、日本での解禁は未定


一方で、日本における状況は異なる。2024年6月には「スマートフォンにおいて利用される特定ソフトウェアに係る競争の促進に関する法律(スマホソフトウェア競争促進法)」が成立し、AppleやGoogleといった大手プラットフォーム事業者に対して、公正な競争環境の確保を求める枠組みが整備された。しかし、この法律は直ちにサードパーティ製アプリストアの開放を義務づけるものではなく、今後の運用指針や指定事業者の判断によって適用範囲が決まる仕組みとなっている。


そのため、iOSのサードパーティ製アプリストアが日本で利用可能になるかどうかは現時点では不透明だ。ベータ版のiOSで日本語に対応した設定が確認されているものの、これはあくまで将来的な準備段階とみられ、国内での正式な解禁時期は未定である。



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