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三菱UFJ銀行と平和堂、デジタルバンク「HOPBANK」を12月に開始

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

平和堂と三菱UFJ銀行、デジタルバンク「HOPBANK」を12月に開始
image : 株式会社三菱 UFJ 銀行

スーパーマーケット業界で初となるデジタルバンクが誕生


 三菱UFJ銀行と平和堂は、2025年12月に個人向け銀行サービス「HOPBANK powered by 三菱UFJ銀行」をスタートする。両社の協業によって誕生するこのサービスは、日常の買い物と銀行取引を一体化させた新しいデジタルバンキング体験を提供する。


小売と金融の融合で生まれた新しいバンキングモデル

 この取り組みは、消費者のライフスタイルの多様化とデジタル化の進展を背景に誕生した。平和堂はこれまで「HOPマネー」や「HOP-VISAカード」などを通じて、独自の金融サービスを展開してきた。一方の三菱UFJ銀行は、BaaS(Banking as a Service)基盤「&BANK」を活用し、他業種との連携による新しい金融モデルを推進している。

 今回の「HOPBANK」は、両社の強みを融合し、リアル店舗の信頼とデジタルの利便性を組み合わせた、スーパーマーケット業界で初のデジタルバンクとして位置づけられる。



HOP会員専用のスマートバンク、ポイント連携で生活に密着

 HOPBANKはHOP会員専用の銀行サービスとして提供され、アプリ上で口座開設、預金、振込、融資などの取引を完結できる。口座とHOPポイント番号を連携させることで、給与受取や口座振替などの利用に応じてHOPポイントが自動的に貯まる仕組みを導入。

 さらに、平和堂の買い物アプリや電子マネー「HOPマネー」とも連携し、ATM利用料や口座間振込手数料の優遇、店舗でのサポートといった利便性を強化している。



image : 株式会社三菱 UFJ 銀行
image : 株式会社三菱 UFJ 銀行

地域密着のスーパーが“生活の金融ハブ”へ

 三菱UFJ銀行と平和堂は、HOPBANKを通じて買い物とお金の管理をシームレスに統合し、地域住民の消費行動とライフプランの最適化を目指す。

 サービス開始は2025年12月を予定しており、平和堂が三菱UFJ銀行を所属銀行とする銀行代理業の許可を取得することが前提となる。購買データと金融データを組み合わせることで、利用者一人ひとりに合わせたパーソナライズドな金融サービスを実現し、スーパーマーケットが“金融を身近にする拠点”へと進化していく構想だ。



参照サイト

株式会社三菱 UFJ 銀行 ニュースリリース

三菱 UFJ 銀行と平和堂、スーパーマーケット業界初の個人向け銀行サービス 「HOPBANK powered by 三菱UFJ銀行」を 12 月に開始


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