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東和銀行、次世代バンキングシステム導入へ

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 10月31日
  • 読了時間: 2分

東和銀行、次世代バンキングシステム導入へ


フルオープンAPIとクラウド基幹系で地域金融DXを加速


 フューチャーアーキテクト株式会社は、東和銀行に「次世代バンキングシステム」を導入する。SBIホールディングス傘下のSBI地方創生バンキングシステムと連携した取り組みで、導入行は今回で5行目となる。地域金融機関のIT基盤刷新とデジタル戦略強化に向けた注目の取り組みだ。


 本システムは、全サービスをフルオープンAPIとして提供できる点が特徴である。ルールエンジンにより、制度対応や新商品開発を低コストかつ迅速に実装可能だ。顧客データは統合データマートに集約され、リアルタイム分析やマーケティング施策への活用も想定される。また、窓口専用端末を廃止し、汎用PCやタブレットだけで営業・融資・事務を一気通貫で処理できるため、店舗のデジタル化と業務効率化が進む。


image : フューチャーアーキテクト株式会社
image : フューチャーアーキテクト株式会社

 東和銀行は2029年の稼働を目指す。フューチャーアーキテクトはIT戦略パートナーとして、金融DX、業務効率化、データ活用、地域創生まで支援する姿勢を示している。地域金融機関にとって、クラウド基盤、オープンAPI、データ統合は今後の競争力強化に寄与すると考えられる。本件は、次世代バンキングシステムを軸とした地銀DXのモデルケースの一つになるだろう。



参照サイト

フューチャーアーキテクト株式会社 プレスリリース

フューチャーアーキテクト、「次世代バンキングシステム」5行目の導入 フルオープンAPIを備えた勘定系システムにより東和銀行のDXを支援


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