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Anthropic、Slackに常駐するチームAI「Claude Tag」を発表

  • 執筆者の写真: 白石 奈々
    白石 奈々
  • 9 時間前
  • 読了時間: 2分

Anthropic、Slackに常駐するチームAI「Claude Tag」を発表
image : Anthropic

@Claudeでタスクを委任、組織の文脈を継続学習


 米Anthropicは現地時間6月23日、SlackにAIチームメンバーとして参加する新サービス「Claude Tag」を発表した。チャンネルに@Claudeを招待してタスクを委任すると、Claudeがチャンネルの文脈を学習しながら自律的に作業を進める。Claude EnterpriseおよびTeamプランで本日よりベータ提供を開始した。



「マルチプレイヤー」のAIチームメンバー

 Claude Tagの核心は、チャンネル内のすべてのメンバーが同一のClaudeと協働できる「マルチプレイヤー」設計にある。個人のチャットや単一タスク向けのClaude CodeCoworkとは異なり、1つのチャンネルに1つのClaudeが参加し、誰でも会話の続きを引き受けられる。タスクを委任して別の作業に集中し、Claudeが完了したらSlackのスレッドに結果が届く非同期の働き方が基本だ。数時間〜数日にわたる長期プロジェクトの自律実行も可能で、Anthropicは「多数のClaudeに並行してタスクを委任する時間が大幅に増えた」としている。


チャンネルをまたいで文脈を継続学習

 Claude Tagは参加しているチャンネルの会話や連携ツールのデータを参照しながら、組織固有の知識を自動的に蓄積していく。そのため、毎回一から説明する必要がなくなるとしている。「アンビエント」モードを有効にすると、タスクの依頼を待たずに関連情報のアップデートや未解決スレッドのフォローアップを能動的に行う。なおプライベートチャンネルの内容は報告されない設計だ。


管理者が権限を細かく制御

 Claudeがアクセスできるツール・データ・チャンネルはシステム管理者が厳密に設定する。営業向けと開発向けで別々のClaudeを設定できるため、記憶・ツール・データが混在しない。管理者はトークン消費量の上限設定や、Claudeが実行したすべてのタスクのログを閲覧できる。既存の「Claude in Slack」アプリはClaude Tagに置き換わる形で、管理者は30日以内に移行を選択できる。Claude TagはモデルとしてOpus 4.8を使用する。


 Anthropicによると、同社の製品チームのコードの65%はすでに社内版Claude Tagが生成しており、エンジニアリングにとどまらず製品指標の追跡・サポート対応・バグの根本原因分析にも活用が広がっているという。「@Claudeをタグするのが私たちの主要な仕事の進め方になっている」としており、企業内のAI活用の主戦場がSlackのような日常コミュニケーションツールに移りつつあることを示している。


参照サイト

Anthropic News

Introducing Claude Tag



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