キャッシュレス決済は「スムーズさ」で選ぶ時代へ、Visaが国内調査を公表
- 桜井 未来

- 17 時間前
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利用率92%に定着、モバイル決済は若年層中心に浸透し日常の買い物に溶け込む
ビザ・ワールドワイド・ジャパンは5月26日、国内のキャッシュレス決済およびモバイル決済の利用実態に関する調査結果を公表した。対面決済においてキャッシュレスを利用する人は92%に達し、現金のみで支払う人は8%にとどまった。消費者が決済手段を選ぶ基準は「何を使うか」から「いかにスムーズに払えるか」へとシフトしている実態が浮かび上がった。
モバイル決済が4割超に拡大、若年層で特に浸透
調査によると、クレジットカード・デビットカードによるモバイル決済の利用者は43%に拡大し、月1回以上使う人は約6割に上った。若年層ほど利用率が高く、年代が上がるにつれて低下する傾向が見られた。

利用シーンはスーパーマーケット(61%)、ファーストフードなどの飲食店(56%)、コンビニエンスストア(51%)が上位を占め、日常の買い物に深く溶け込んでいる。

「スムーズさ」が決済手段の最大の選択基準に
モバイル決済を利用する理由として最も多く挙げられたのは「レジでの支払いが簡単・スムーズで楽」(41%)だった。ポイント還元や財布を持ち歩かなくてよい利便性も上位に挙げられており、経済的メリットと体験価値の両面が選択を後押ししている。約9割の人が「支払い時間の短縮」「キャッシュレス」「ポイントや特典の活用」に関心を示しており、スムーズな決済体験への期待が幅広い年代で共通していることが分かった。

使い分けが主流、「集約」よりも「分散」へ
普及が進むモバイル決済において、消費者は単一の手段に集約するのではなく、シーンに応じた使い分けを選んでいる。複数のモバイル決済を使い分けている・使い分けたいとする「使い分け派」は約69%に上り、「集約派」の31%を大きく上回った。今後の意向では集約志向がやや高まるものの、使い分けが引き続き主流とみられる。単純な「利用率の拡大」から「利用体験の最適化」へと、消費者行動の成熟が進んでいることを示すデータといえる。

参照サイト
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社 プレスリリース
Visa調査:支払い手段は「スムーズさ」で選ぶ時代へ キャッシュレス決済は日常化、モバイル決済の利用と使い分けが進展



