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Google、AIオーディオグラスを2026年秋に発売 Gemini搭載でナビや翻訳に対応

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 5 時間前
  • 読了時間: 3分

image:Google on Youtube
image:Google on Youtube

GoogleがGoogle I/O 2026でAIオーディオグラスを発表。GeminiをAndroid/iOSにも対応し2026年秋に発売予定。





GoogleがGoogle I/O 2026でAIグラスを発表

Googleは現地時間2026年5月19日に開催した開発者会議「Google I/O 2026」で、Android XR搭載のAIスマートグラスを発表した。まず2026年秋後半に「オーディオグラス」を発売し、その後に視界内に情報を表示する「ディスプレイグラス」を展開する方針だ。



オーディオグラスの仕様と機能

オーディオグラスはディスプレイを持たず、出力はフレームに内蔵されたスピーカー、入力はマイクとカメラが中心となる構成。フレーム側面のタップまたは「Hey Google」と呼びかけるとGeminiが起動し、様々な操作をハンズフリーで実行できる。


主な機能は以下のとおり。

  • 情報取得・ナビゲーション:視界に入ったものについてGeminiに質問でき、通りかかった店舗の口コミ確認や、駐車標識の意味の即時確認などが可能。ナビゲーション機能では現在地・向いている方向を把握したターンバイターン方式の音声案内を提供する。好みに応じた近くの飲食店の提案にも対応する。

  • 通話・メッセージ:ハンズフリー通話とテキストメッセージの送受信に対応。着信を逃した場合は、Geminiがメッセージを要約して伝える。

  • 翻訳:音声と看板・メニューのテキスト、双方のリアルタイム翻訳に対応。話者の声のトーンやピッチに合わせた音声翻訳も可能だ。

  • カメラ・写真編集:写真や動画の撮影のほか、「みんなに面白い帽子をかぶせて」などの音声指示による写真加工も、グラス単体で完結させられる。

  • アプリ連携:DoorDashでの注文準備やUberの配車など、スマートフォン側のアプリを声で操作できる。最終的な確認操作のみスマートフォンで行う形式を想定している。

  • 対応機器はAndroid/iOSのスマートフォンで、OSを問わずペアリングできる。


ファッションブランドとのパートナーシップ

デザイン面では、韓国の「Gentle Monster」アメリカの「Warby Parker」が担当する。Googleは今年後半に、各ブランドのフルコレクションの一部として最初の2デザインを発売する予定だ。ハードウェアエンジニアリングにはSamsung、チップにはQualcommを採用する。

また、グッチやサンローランなどのアイウェアを扱うKering Eyewearのような追加パートナーについても、Googleは2025年時点で言及していた。


開発者向け情報

Android XR SDK Developer Preview 4が2026年5月19日に公開され、オーディオグラスおよびディスプレイグラス向けの開発ドキュメントも更新されている。Googleは「Android XR Developer Catalyst Program」を通じて、発売前ハードウェアへのアクセス申請も受け付けている。なお、価格・発売国・正式な製品名は現時点で未発表


スマートグラス市場に本格参入するGoogle

今回の発表でGoogleは、AIグラス市場でいち早く存在感を示しているMeta(Ray-Ban Meta)に対し、ファッションブランドとの提携を軸にした対抗策を打ち出した形だ。Gentle MonsterやWarby Parkerといったデザイン性の高いブランドをパートナーに据えたことは、AIグラスを「ガジェット」ではなく「普段のアイウェア」として浸透させようとする狙いを示している。SamsungのハードウェアとQualcommチップ、そしてGeminiのAI能力を組み合わせたAndroid陣営のスマートグラスが、2026年秋の市場にどう出てくるかが注目される。



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