Stripe がついに店舗対応、オンラインからオフラインへ拡張
- 桜井 未来
- 9月5日
- 読了時間: 1分

iPhone のタッチ決済やPayPay、WeChat Payに対応
Stripe がついに店舗でも利用可能になった。9月3日に開催された「Stripe Tour Tokyo 2025」で、同社は日本市場に向けて Stripe Terminal を正式に導入すると発表した。オンライン決済で広く知られる同社のプラットフォームが実店舗に拡張されることで、事業者はオンラインとオフラインのデータを統合的に扱い、顧客の行動をリアルタイムで把握できるようになる。
新しく提供される Stripe Terminal は iPhone のタッチ決済に対応し、PayPayやWeChat Pay とも連携可能だ。
Stripe はまた、最新のリーダー端末「Reader S710」を公開した。この端末はセルラー接続を備え、Wi-Fi が不安定な状況でも決済を止めずに処理できる点が特徴だ。モバイルバッテリーシェアサービスを全国約 5万5,000拠点で展開する Inforich が、この Stripe Terminal を導入する予定であり、グローバル対応や多言語サポートといった開発者視点の利便性が採用の決め手となった。

Stripe の2024年の国内決済ボリュームは前年比40%以上増、国際取引は62%以上増。9,000社超がサブスク販売に Stripe Billing を活用しており、ビジネスの多様化が進んでいる。
参照サイト
Stripe ニュースルーム
Stripe、年次カンファレンス Stripe Tour Tokyo 2025 で ユニファイドコマースを実現する Stripe Terminal の日本市場向け提供を発表