QRコード派の7割超にタッチ決済ニーズ、普及の壁は機能認知と店舗対応
- 桜井 未来

- 9 時間前
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不満の多くは「差し込み式にしか対応していない」など店舗環境に起因、機能認知の拡大が普及のカギ
株式会社エム・ピー・ソリューションは6月4日、クレジットカードのタッチ決済利用に関する調査結果を公表した。普段QRコード決済をメインに使い、タッチ決済の利用経験もある東京都在住の20〜69歳500人を対象に実施したもので、QRコード決済ユーザーの約75%がタッチ決済にニーズを持ちながら、機能の認知不足と店舗側の対応が普及の壁になっている実態が明らかになった。
認知不足が手段の切り替えを妨げる
調査によると、QRコード決済の最大の不満は「通信環境や電池残量に左右される」で43.8%が回答した。一方で、この弱点を補えるタッチ決済の優位性「通信環境がなくても使える点」を知らないQRコードユーザーが約3割(29.4%)いることも判明した。さらに「財布からカードを出す手間」を不便とする人は47.4%に上るが、Apple PayやGoogle Payへの登録でスマホ決済が可能なことを知らない人も32.1%いた。QRコード決済に満足している層ほどタッチ決済の機能を知らない傾向があり、認知不足が手段の切り替えを妨げている構図が浮かび上がった。




タッチ決済の不満は「機能」より「店舗環境」に起因
タッチ決済利用時の不満として最も多かったのは「差し込み式にしか対応していなかった」(32.4%)で、次いで「タッチ決済のマークが見当たらなかった」(24.6%)、「店員にタッチ決済が伝わらなかった」(13.6%)と続いた。タッチ決済の仕組みそのものへの不満より、店舗側の対応・環境に起因する不満が全体の約7割を占めており、端末の「導入」だけでは不十分な実態が示された。なお、タッチ決済利用時に不満を感じたことがないと答えた人は39.8%と比較的高く、使える環境さえ整えば満足度は高い傾向にある。

「タッチ決済が使えること」が店選びの基準に
タッチ決済が使えるかどうかを店選びにおいて重要視すると回答した人は32.6%、「あったら便利」(44.2%)を含めると約75%がニーズありと答えた。キャッシュレス化が進む中、タッチ決済対応は「あれば便利」から「機会損失を防ぐための重要要件」へと変わりつつある。消費者への機能認知の拡大と、店舗側の対応の質の向上が、今後の普及を左右する鍵となりそうだ。

参照サイト
PR TIMES 株式会社エム・ピー・ソリューション プレスリリース
【クレジットカードのタッチ決済に関する調査】「タッチ決済非対応」が店舗の機会損失に直結。店舗側の「対応の質」による利用者の不満も明らかに




