ワイモバイル、SIMフリー新サービス「Free Style」開始
- 藤崎 翔太

- 7月10日
- 読了時間: 4分

ソフトバンクはSIMフリースマホを扱う新サービス「Y!mobile Free Style」を開始し、POCOとOPPOの新機種4機種を発売した。
ソフトバンク株式会社は、SIMフリースマートフォンをはじめワイモバイルが厳選した商品を取り扱う新サービス「Y!mobile Free Style」(ワイモバイル・フリー・スタイル)の提供を、2026年7月9日にワイモバイルオンラインストアで開始した。第一弾として「POCO M8 5G」「POCO X8 Pro」「POCO X8 Pro Max」「OPPO Find X9」の4機種(いずれもSIMフリースマホ)の販売を同日に開始している。
新サービス「Y!mobile Free Style」とは
「Y!mobile Free Style」は、ワイモバイルオンラインストア内でSIMフリー端末を取り扱う新サービスである。SIMフリー端末のため、ワイモバイル向けアプリはプリインストールされておらず、必要なアプリはGoogle Playから別途インストールする仕様となる。商品仕様はオープンマーケットモデルに準じ、初期不良交換や修理はメーカー対応となる。
第一弾のラインアップは、Xiaomi傘下ブランド「POCO」の新機種3機種と、OPPOのフラッグシップモデル「Find X9」の計4機種である。
POCOシリーズ3機種の特徴
「POCO M8 5G」は、Snapdragon 6 Gen 3を搭載し、5,000万画素のメインカメラを備える。SDカードによるストレージ拡張に対応するほか、Google Geminiやかこって検索といったAI機能も利用できる。
「POCO X8 Pro」は、6.59インチで1.5K(2756×1268)解像度、最大120Hz駆動のディスプレーを搭載する。下部1.7mm、他三辺1.5mmという狭額縁設計を採用し、最先端のM10ディスプレーパネルにより最大3,500nitsのピーク輝度を実現している。バッテリー容量は6,500mAhである。
「POCO X8 Pro Max」は、MediaTek Dimensity 9500sを搭載する上位モデルである。6.83インチで1.5K(2772×1280)、最大120Hz駆動のディスプレーを備え、X8 Proと同様にM10ディスプレーパネルと最大3,500nitsのピーク輝度に対応する。バッテリー容量は8,500mAhである。
OPPO Find X9の特徴
「OPPO Find X9」は、約6.6インチ・最大120Hz駆動のAMOLEDディスプレーと、3nmプロセスの「MediaTek Dimensity 9500」を搭載するフラッグシップモデルである。バッテリー容量は7,025mAhで、80Wの有線充電と50Wのワイヤレス充電に対応する。
カメラは、Hasselbladと共同開発したメイン・超広角・望遠いずれも5,000万画素のトリプルカメラに、マルチスペクトルカメラを加えた4眼構成となっている。マルチスペクトルカメラが色温度を検知し、「LUMOイメージエンジン」が補正処理を行うことで、複雑な照明環境でも色を再現するとしている。OSには最新の「ColorOS 16」を搭載し、AIによる写真編集やマルチデバイス連携、動作を支える「トリニティエンジン」を備える。
日本での価格とキャンペーン情報
4機種は2026年7月9日にワイモバイルオンラインストアで販売を開始した。単品購入時の価格(現金販売価格および割賦販売価格の支払総額、税込)は次の通りである。
POCO M8 5G(256GB):3万8,208円
POCO X8 Pro(256GB):7万224円
POCO X8 Pro Max(512GB):9万1,824円
OPPO Find X9:14万9,808円
ワイモバイル回線とセットで購入する場合は一括払いのみとなり、それぞれ1万9,800円、4万9,800円、6万7,800円、12万8,000円となる。セット価格は、新規契約または他社からの乗り換えでシンプル3 M/Lを契約する場合が対象で、ソフトバンクやLINEMOからの乗り換えは対象外となる。
あわせて7月9日から、購入特典キャンペーンを実施している。スマホ単体購入の場合、POCO3機種はそれぞれ3,000円相当、OPPO Find X9は2万円相当のPayPayポイントが進呈される。ワイモバイル回線とのセット購入では、PayPayポイントに加えて、POCO M8 5Gは1万8,408円、POCO X8 Proは2万424円、POCO X8 Pro Maxは2万4,024円、OPPO Find X9は2万1,808円の値引きが販売価格から適用される。キャンペーンの終了日は現時点で未定である。
SIMフリー領域への選択肢拡充
今回の「Y!mobile Free Style」開始により、ワイモバイルはキャリア専売モデル中心の販売から、SIMフリー端末を含む選択肢の拡充に踏み出した形である。第一弾にエントリーからハイエンドまで価格帯の異なる4機種を揃えた構成からは、幅広い層への訴求を狙う姿勢がうかがえる。なお、ソフトバンク側でも7月8日から同様の枠組みの「SoftBank Free Style」で「OPPO Find X9 Ultra」の販売を開始しており、グループ全体でSIMフリー端末の取り扱いを強化する動きとみられる。今後どこまでラインアップが広がるかが、このサービスの定着度を占う材料になりそうである。
主要スペック表
項目 | POCO M8 5G | POCO X8 Pro | POCO X8 Pro Max | OPPO Find X9 |
ディスプレー | 記載なし | 6.59インチ 1.5K 最大120Hz | 6.83インチ 1.5K 最大120Hz | 約6.6インチ AMOLED 最大120Hz |
ピーク輝度 | 記載なし | 最大3,500nits | 最大3,500nits | 記載なし |
プロセッサー | Snapdragon 6 Gen 3 | 記載なし | MediaTek Dimensity 9500s | MediaTek Dimensity 9500(3nm) |
バッテリー | 記載なし | 6,500mAh | 8,500mAh | 7,025mAh |
充電 | 記載なし | 記載なし | 記載なし | 80W有線/50Wワイヤレス |
メインカメラ | 5,000万画素 | 記載なし | 記載なし | 5,000万画素(トリプル+マルチスペクトル) |
容量 | 256GB | 256GB | 512GB | 記載なし |
販売価格(単品・税込) | 3万8,208円 | 7万224円 | 9万1,824円 | 14万9,808円 |
セット価格(税込) | 1万9,800円 | 4万9,800円 | 6万7,800円 | 12万8,000円 |
PayPayポイント | 3,000円相当 | 3,000円相当 | 3,000円相当 | 2万円相当 |




