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Nothing、新イヤホン「Ear (3a)」発表 通話録音対応

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 3 日前
  • 読了時間: 4分


Nothingがワイヤレスイヤホン新製品「Ear (3a)」を発表。音声保存機能と通話録音に対応し、価格は15,800円。




ロンドンを拠点とするコンシューマー・テクノロジー・ブランドのNothingは、7月7日にワイヤレスイヤホン新製品「Ear (3a)」を発表した。同社の廉価モデル「(a)」シリーズの新型にあたり、音声記録機能とノイズキャンセリング性能の強化が特徴となる。


音を直接保存できる新機能を搭載

Ear (3a)は32MBの内蔵メモリーを備え、再生中の音声をイヤホン単体で保存できる「オーディオスナップショット」機能を搭載する。両耳のイヤホンを同時につまむ操作で、操作前後の音声を自動的に切り取って記録する仕組みになっている。

記録したデータはスマートフォンアプリ「Nothing X」に自動で同期され、再生や編集、共有、文字起こしが可能。文字起こしの内容は引用カードの形式に変換して共有することもできる。なお、この機能は個人利用かつ非商用目的に限定される。


通話やオンライン会議も録音可能

イヤホンから直接、通話やオンライン会議を録音する機能も備える。スマートフォンを取り出さずに、ジェスチャー操作だけで最長約2時間の録音ができる。録音を開始する際は参加者全員に通知される仕組みになっており、プライバシーへの配慮がなされている。録音データも同様にNothing Xアプリへ同期され、再生・編集・文字起こしに対応する。


サウンドとノイズキャンセリングを強化

新設計の12mmダイナミックドライバーを採用し、低音域は前世代モデル比で最大5dB向上した。振動板には航空宇宙分野の技術を応用した軽量素材を採用し、高音域の再現性を高めている。

ワイヤレスハイレゾオーディオおよびLDACコーデックに対応し、最大24bit/96kHzでの再生が可能。Nothing Xアプリでは8バンドのイコライザー調整やEQプロファイルの共有機能も利用できる。

ノイズキャンセリング性能は最大45dBに対応。特に環境音が集中しやすい400Hz〜2,000Hzの帯域で性能を強化し、前世代モデルと比べてノイズキャンセリングのカバー範囲は17.1%向上したという。各イヤホンに3つのマイクを搭載し、AIによるノイズ低減処理と組み合わせることで、人混みや車内などでも通話音声を聞き取りやすくしている。


デザインと駆動時間

充電ケースは丸みを帯びた新しい形状に変更された。バッテリー残量や充電状況、ペアリング状態を示すLEDステータスライトを新たに3つ搭載する。イヤーチップには新たにXSサイズが追加され、装着感の向上を図っている。

バッテリー駆動時間は、ノイズキャンセリングをオフにした場合でイヤホン単体最大10時間、充電ケース併用で最大42時間。オンにした場合はイヤホン単体最大6時間、ケース併用で最大25時間となる。5分間の充電で約1時間分の再生が可能な急速充電にも対応する。


主なスペック

項目

内容

ドライバー

12mmダイナミックドライバー

内蔵メモリー

32MB

ノイズキャンセリング

最大45dB

コーデック

LDAC(最大24bit/96kHz)

連続再生時間(ANCオフ)

単体10時間/ケース併用42時間

連続再生時間(ANCオン)

単体6時間/ケース併用25時間

急速充電

5分充電で約1時間再生

カラー展開

ブラック、ホワイト、ピンク、イエロー

通話録音

最長約2時間

価格・発売情報

Ear (3a)は税込15,800円。日本では7月7日19時30分よりnothing.techにて販売が開始された。カラーはブラック、ホワイト、ピンク、イエローの4色展開となる。正規販売パートナーでの取り扱いや価格については、各社ウェブサイトでの確認が必要となる。


音声記録を軸にした新機能が特徴

Ear (3a)は、価格帯を抑えながらもオーディオスナップショットや通話録音といった記録系の機能を持たせた点が特徴的な製品といえる。同価格帯のイヤホンでは珍しい機能であり、会議や講義といった場面での活用余地もありそうだ。文字起こし機能については利用量に応じたプラン設計がなされているとの情報もあり、購入後にどこまで無料で使えるかは実際の運用で確認する必要がありそうだ。ノイズキャンセリング性能やバッテリー駆動時間も前世代から底上げされており、エントリー向けモデルとしての完成度を高めた製品という印象を受ける。


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