Mastercard、ステーブルコイン清算に対応、USDC・RLUSDなど6種をサポート
- 白石 奈々

- 2 時間前
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8ブロックチェーンに対応、イントラデイ・週末・祝日の清算も拡充、Visaも同様の取り組みを進める
米Mastercardは現地時間6月3日、ステーブルコインを使った決済清算への対応を含む、決済機能の大幅な拡張を発表した。従来の法定通貨による清算に加え、規制対応ステーブルコインを使ったオンチェーン清算が選択肢として加わる。あわせてイントラデイ・週末・祝日の清算にも対応し、イシュアーとアクワイアラーの資金流動性管理の自由度を高める。

対応ステーブルコインと8つのブロックチェーン
今回の発表で対応するステーブルコインは、CircleのUSDC、PaxosのPYUSD・USDG・USDP、RippleのRLUSD、SoFiのSoFiUSDの6種だ。これらはArbitrum・Base・Canton・Ethereum・Polygon・Solana・Tempo・XRPLの8つのブロックチェーンネットワーク上で利用できるようになる。USDCはすでに一部市場でオンチェーン清算の初期フローを動かしており、他のステーブルコインも順次展開される。
既存インフラと同じ接続で利用可能
この機能拡張はネットワークレベルで設計されており、パートナーは既存のMastercardグローバルインフラへの接続をそのまま利用して、従来の清算とステーブルコインによる清算の両方にアクセスできる。セキュリティ基準・不正利用防止・チャージバック対応といった既存の保護機能もそのまま維持される。特にクロスボーダー決済・資金管理・ペイアウトなど、タイミングと透明性が重要な用途での活用が見込まれるとしている。
ステーブルコインが実用局面に入りつつある
米国・中南米ではARQ(旧DolarApp)・CBW Bank・Cross River・Lead Bank・Nuveiが最初に対応する見通しで、2026年中にさらなる拡大を計画している。Visaも2025年末からCross River BankとLead Bankを通じてSolana上でのUSDC清算を開始しており、2026年中に対象を拡大する計画を進めている。二大国際ブランドがそろってステーブルコイン清算に本格対応する構図が整いつつあり、決済インフラのデジタル資産対応が新たな段階に入った。
参照サイト
Mastercard PRESS RELEASE
Mastercard expands settlement capabilities to include stablecoin, intraday, holiday and weekend options



