地域通貨とキャッシュレス決済が融合「まちトクPay」登場
- 桜井 未来

- 9月22日
- 読了時間: 2分

自治体の還元ポイントが地域内で循環する新しい仕組み
フェリカポケットマーケティングとネットスターズが共同開発した「まちトクPay」が9月19日に公開された。キャッシュレス決済と地域限定ポイントを組み合わせた、新しい地域通貨サービスだ。
従来、自治体が抱えてきた“地域で還元したポイントが外に流れてしまう”という課題に対し、「まちトクPay」は地域内でポイントが循環する仕組みを提供する。これにより、還元の効果が地域経済に直接届くことが期待されている。

利用者はAEON Pay、au PAY、メルペイといった既存の決済サービスを選んで利用でき、今後はd払いや楽天ペイも対応予定だ。店頭で共通QRコードを読み込み、金額を入力して決済方法を選べば支払いは完了。地域限定ポイントとの併用も可能だ。自治体にとっても予算を地域内で確実に循環させられるため、店舗や住民へのメリットが広がる構造になっている。

2025年10月からは広島市の楽々園商店街で実証実験を開始し、初年度で30自治体への導入を目指す。
参照サイト
フェリカポケットマーケティング株式会社 ニュース
フェリカポケットマーケティングとネットスターズが業務提携域外流出しないキャッシュレスポイント還元サービス「まちトクPay」をリリース


