スタートアップ資金調達に新手法「BaaS DEBT」
- 桜井 未来
- 8月27日
- 読了時間: 2分
更新日:9月1日

BlueBankが初適用、GMOあおぞらネット銀行とあおぞら企業投資が支援
GMOあおぞらネット銀行とあおぞら企業投資は8月25日、スタートアップ向けの新たな資金支援スキーム「BaaS DEBT」をBlueBankに対して初めて実行したと発表した。両社は2024年9月にスタートアップ支援プロジェクト「アオゾラスタートアップエコシステム」を立ち上げており、今回の取り組みはその第1号案件となる。
支援対象となったBlueBankは、経営者専用の審査制アプリを展開するスタートアップで、2024年からはGMOあおぞらネット銀行のBaaS機能を活用し、スマートフォン上で口座開設から送金依頼、入金確認までを一貫して行える金融サービスを提供してきた。今回の資金支援により、同社はビジネスカードや請求書後払い機能における立替資金を確保し、業務の自動化や効率化を進めつつサービス強化を図る。
「BaaS DEBT」は、ファクタリングや立替払いなどを対象としたバックファイナンス型の支援で、貸付や社債といった与信を基盤にスタートアップへ資金を供給する仕組み。審査はあおぞら企業投資が担当し、成長ステージに応じて柔軟な資金提供を可能にすることを目指している。

両社は今後も金融とテクノロジーを融合させ、スタートアップの成長を長期的に後押ししていく考えだ。
参照サイト
あおぞら企業投資株式会社 GMOあおぞらネット銀行株式会社 ニュースリリース
あおぞら企業投資とGMOあおぞらネット銀行 スタートアップエコシステム 第1弾BlueBank社へ「BaaS(バース) DEBT(デット)」を実行