LINE内Web3ウォレット「Unifi」、JPYC実装へ
- 桜井 未来

- 3月3日
- 読了時間: 2分

LINE NEXTがJPYC株式会社と連携、日本円ステーブルコインをLINEアプリ内で活用可能に
LINE NEXT Inc.は、日本円建てステーブルコインを発行するJPYC株式会社と連携し、LINEアプリ内で提供予定のWeb3ウォレット「Unifi」に日本円ステーブルコイン「JPYC」を実装することを明らかにした。両社は1月20日にLINE上でJPYC活用に向けた協業検討開始を発表しており、今回の決定はその具体化にあたる。
LINE基盤で動くノンカストディアル設計
Unifiはノンカストディアル型(自己管理型)ウォレットとして設計されている。LINEアカウントを基盤にウォレットを開設でき、デジタル資産の保有・送受信やWeb3サービスの利用をアプリ内で完結させる構想だ。従来のWeb3ウォレットで障壁となってきた秘密鍵管理や初期設定の複雑さを抑え、一般ユーザーでも扱いやすいUXを志向する。
日本円ステーブルコイン活用の意味
JPYCは日本円と価値連動するステーブルコインで、価格変動リスクを抑えやすい点が特徴だ。暗号資産特有のボラティリティを回避しやすく、少額決済や報酬配布、デジタルコンテンツとの連動など実需領域との親和性が高い。国内で高い利用率を持つLINEのアプリ基盤上で扱えるようになれば、ステーブルコインを決済インフラとして位置付ける動きが具体化する可能性がある。
Web3普及に向けた実装段階へ
Web3の普及には、ウォレット導入の煩雑さやオンチェーン操作の理解といったハードルが存在する。既存の生活インフラ級アプリ内に自己管理型ウォレットと日本円建てステーブルコインを組み込む今回の取り組みは、その摩擦をどこまで低減できるかが焦点となる。ユーザー体験の設計次第で、Web3の実利用の広がりが左右されそうだ。
参照サイト
PR TIMES 株式会社 LINE NEXT Inc. プレスリリース
LINE NEXTとJPYC株式会社、近日リリース予定のWeb3ウォレット「Unifi」での「JPYC」採用を正式決定


