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LINE NEXTとJPYCが協業検討開始、LINEアプリで円建てステーブルコイン活用へ

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 5 日前
  • 読了時間: 2分

マイナンバーカードでステーブルコイン決済を検証、実証実験が始動
image : LINE NEXT Start株式会社

日本円連動型ステーブルコインを日常決済に組み込む可能性を検証


 LINE NEXTとJPYCは1月20日、日本円建てステーブルコイン「JPYC」をLINEアプリ上で活用するための協業検討を開始したと発表した。両社は基本合意書(MOU)を締結し、技術検証や具体的なユースケース設計について協議を進める。


日本円連動型ステーブルコイン「JPYC」とは

 JPYCは、日本円と価値が連動するステーブルコインで、価格変動リスクを抑えつつブロックチェーン上での送金や決済を可能にする点が特徴だ。投機目的で利用されがちな暗号資産とは異なり、実利用を前提とした設計により、国内を中心に決済やポイント代替などの用途が注目されている。


LINEアプリ連携で想定される活用シーン

 今回の協業では、LINEアプリ内でのJPYCの流通・決済機能に関する技術検証に加え、リワード配布やユーザー向けインセンティブ施策への活用も検討対象となる。日常的に使われるコミュニケーションアプリにステーブルコインを組み込むことで、Web3やブロックチェーンに馴染みのないユーザー層にも自然な形で利用体験を提供できる可能性がある。


規制対応と利用者保護を前提とした検証

 ステーブルコインの社会実装においては、法令遵守や利用者保護、セキュリティ確保が不可欠となる。今回の協業でも、こうした点を前提とした実装方法が協議されており、LINEのような大規模プラットフォーム上での検証は、国内における実装モデルの一つとなり得る。


 加えて、最近は国内でもステーブルコインを実際の決済や認証と結びつける動きが目立つ。JCBによるステーブルコイン決済の実証や、マイナンバーカードを活用した本人確認と決済を組み合わせる検証など、実用フェーズを意識した取り組みが相次いでいる。ステーブルコインを「保有するデジタル資産」から「使われる決済手段」へと位置づけ直す流れが、徐々に具体化しつつある。


スマホ決済の次を見据えた動き

 スマホ決済が生活インフラとして定着する中、ブロックチェーン技術を活用した新たな決済手段がどこまで一般化するのかは、業界全体の関心事だ。LINEアプリという日常接点での検証は、ステーブルコインの実用性を測る試金石として注目される。


参照サイト

PR TIMES LINE NEXT Start株式会社 プレスリリース

LINE NEXTとJPYC株式会社、LINEを活用した新規ステーブルコインウォレットでのJPYC活用に関する協業検討開始のお知らせ



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