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MicrosoftのAIエージェント「Scout」登場、指示なしで仕事を先回りして処理

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

更新日:16 時間前


MicrosoftのAIエージェント「Scout」登場、指示なしで仕事を先回りして処理
image : Microsoft

OpenClaw技術とWork IQをベースに構築、Teams・OutlookなどM365全アプリに統合


 Microsoftは現地時間6月2日、開発者会議「Microsoft Build 2026」で自律型エージェントの新カテゴリ「Autopilots」を発表した。Autopilotsは常時稼働し、独自のアイデンティティを持ちながらユーザーの代わりに自律的にタスクを実行するエージェントだ。その第一弾として「Microsoft Scout」を発表し、Microsoft Frontier Programユーザー向けの提供を開始した。


新カテゴリ「Autopilots」とは

 Autopilotsは、これまでのAIエージェントとは一線を画す設計だ。バックグラウンドで常時稼働し、アプリやシステムをまたいでどのように仕事が進んでいるかを把握した上で、都度指示されることなく行動する。エージェントごとに独自のアイデンティティが付与されるため、ユーザーと組織が設定した権限・ポリシーの範囲内でタスクを遂行する。指示を待つアシスタントではなく、仕事を前に進め続ける存在として位置づけられている。


Microsoft Scoutが先回りして業務調整を処理

 Microsoft ScoutはTeams・Outlook・OneDrive・SharePointと統合され、チャット・メール・カレンダー・連絡先のデータをもとに動作する。会議準備に必要な資料の生成、タイムゾーンをまたぐ日程調整、カレンダーへの作業時間の自動ブロック、意思決定が停滞しているリスクの早期検知といった業務調整を、ユーザーが指示する前に先回りして処理する。Work IQを通じてユーザーの働き方・関心事・優先事項を継続的に学習し、時間が経つほど精度が高まる設計だ。



セキュリティと監査性を設計の中核に

 Scoutはエンタープライズグレードのセキュリティを後付けではなく設計の中核に組み込んでいる。エージェントごとに独自のEntraアイデンティティが付与され、組織のディレクトリが把握している特定のアクターとして動作するため、エージェントの行動はすべて特定の主体に帰属できる。管理者はポリシールールを設定でき、バックグラウンドでの作業進捗も確認できる。オープンソースのOpenClaw技術をベースにしており、Microsoftはポリシー適合チェック機能をOpenClawのアップストリームにも提供するとしている。



参照サイト

Microsoft 365 Blog

Introducing Microsoft Scout: Your always-on personal agent



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