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iOS 27のカメラアプリに「Siriモード」追加へ

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 4月30日
  • 読了時間: 3分

Image is for illustrative purposes only.
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AppleがiOS 27のカメラアプリにSiriモードを新設。Visual Intelligenceの機能を強化し、栄養成分表の読み取りや連絡先の自動登録にも対応する見通しだ。




Appleの動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン記者の報道によると、Appleは今秋リリース予定のiOS 27で、カメラアプリにAI機能「Siriモード」を新たに追加する計画だ。同社はVisual Intelligenceをカメラコントロールボタン専用の機能から、カメラアプリ本体に統合する方針で、これによりiOSユーザーがAI機能を見つけやすくなる。


Visual Intelligenceとは

Visual Intelligenceは、iPhoneのカメラを通じて周囲の物体・テキスト・場所などを認識し、関連情報を表示するAI機能。2024年に発売されたiPhone 16シリーズで初めて搭載された。植物や動物の識別、店舗の営業情報の表示、ポスターからのカレンダー登録など、カメラに映したものをそのまま情報源として扱える。処理の一部はChatGPTやGoogle画像検索とも連携する。


カメラアプリに「Siriモード」を新設

カメラアプリには既存の写真・ビデオ・ポートレート・パノラマモードと並んで、専用のSiriモードが追加される。Siriモードに切り替えると、シャッターボタンがApple Intelligenceのロゴに変わり、AIが利用可能な状態であることを示す。

現在Visual Intelligenceは、カメラコントロールボタンの長押しで起動する仕組みになっており、その存在自体を把握していないユーザーも多い。カメラアプリに直接組み込むことで、より多くのユーザーが機能に触れる機会が増える。


Visual Intelligenceの機能拡張

Visual Intelligenceはすでに、カメラで見たものについてChatGPTやGoogle画像検索を通じて情報を取得したり、ポスターからカレンダーイベントを作成したりする機能を備えている。iOS 27ではこれらの既存機能に加え、新たな機能が追加される。

具体的には、食品パッケージの栄養成分表をスキャンして食事記録アプリにデータを登録する機能や、カメラで読み取った情報から連絡先を自動登録する機能が加わる予定だ。

また、紙のチケットをデジタルパスに変換する機能のほか、ChatGPTへの依存を抑える方向での改善も行われる見通しだ。


発表・リリース時期

iOS 27は2026年6月8日から開催されるWWDC(世界開発者会議)で正式発表される予定で、一般向けリリースは同年秋が見込まれている。


「隠れた機能」を表舞台に出すAppleの戦略

今回の変更で特筆すべきは、機能そのものの刷新よりも「配置の変更」という点だ。Visual Intelligenceは従来からiPhone 16シリーズに搭載されていたが、カメラコントロールボタンの長押しという操作が直感的とはいえず、認知度は低いままだった。カメラアプリの主要モードとして組み込むことで、ほぼすべてのiPhoneユーザーが機能に触れる構造になる。AI競争において出遅れを指摘されることの多いAppleだが、今回の動きは新機能の開発よりも「既存機能の可視化と使いやすさの向上」に重点を置いた現実的なアプローチといえる。栄養成分のスキャンや連絡先の自動登録といった日常的なユースケースへの対応も、AI機能を実生活に定着させようとする意図の表れとみられる。


(Source:Bloomberg)


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