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MicrosoftのAI日本語入力「Copilot Keyboard」が正式版に イルカのカイルも復活

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 19 時間前
  • 読了時間: 2分

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image:Microsoft

MicrosoftのAI搭載日本語IME「Copilot Keyboard」が正式版となった。かつてOfficeに登場したアシスタントキャラクター「カイル」も新たに追加された。




MicrosoftのWindows公式ブログによると、同社が開発したWindows 11向けのAI日本語入力アプリ「Copilot Keyboard」が、2026年4月23日に正式版としてリリースされた。昨年10月のベータ公開から約6か月を経て、各種フィードバックをもとに機能追加と安定性の改善を重ねてきた。


ベータ版から正式版までの主な改善点

ベータ版の公開以降、ユーザーからの要望に基づき複数の機能が追加・改善された。ユーザー辞書キーカスタマイズ機能の実装、かな入力への対応、確定済みの文字を変換キーまたはWin+/で再変換できる機能の追加などが行われた。また、辞書データは毎月更新される仕組みとなっており、新語への継続的な対応が図られている。32ビットアプリ上でのクラッシュ修正やパフォーマンス改善も実施された。


AI変換とCopilot Searchとの連携

Copilot Keyboardは、CopilotのAI技術を活用し、新語を変換候補に自動追加する仕組みを採用している。従来のMicrosoft IMEがユーザーごとの学習辞書をベースにしていたのに対し、定期的な辞書更新によってSNS発の新語なども変換候補に反映される。また、変換候補の画面からそのままCopilot Searchで検索できる機能も備えており、文章作成中にブラウザへ切り替えることなく調べものができる。



着せ替えテーマとキャラクター機能

選択したキャラクターに合わせてキーボードのテーマや配色が切り替わる着せ替え機能が用意されている。キャラクターはナビゲーターとして機能し、Copilotの各機能への導線も提供する。「お前を消す方法」でおなじみの、あのカイルも復活している。



対応環境

Copilot KeyboardはWindows 11専用で、x64版・ARM版の両方に対応している。利用は無料で、追加料金やサブスクリプションは不要。インストールは公式ページから行える。なお、従来のMicrosoft IMEはそのまま残り、設定からいつでも切り替えが可能。既存のユーザー辞書のインポートにも対応している。


「懐かしさ」を起点にしたAIツールの普及戦略

今回の正式版リリースで注目を集めているのが、かつてMicrosoft Officeのアシスタントとして親しまれていたイルカのキャラクター「カイル」の復活だ。機能面での刷新に加えて、旧世代のユーザーにとって記憶に残るキャラクターを前面に出すことで、AI入力ツールへの心理的な距離を縮める狙いがあるとみられる。辞書の毎月更新Copilot Searchとの連携といった実用面での強化と、キャラクターによるUX改善を組み合わせた構成は、AI機能の「日常への溶け込み方」を模索するMicrosoftの一つのアプローチとして読み取れる。


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