Google AI ProにYouTube Premium Lite追加、日本でも提供開始
- 藤崎 翔太

- 2 日前
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GoogleはAIサブスク「Google AI Pro」の特典にYouTube Premium Liteを無償で追加。日本も対象で5月21日から順次適用中。
Googleは2026年5月19日(現地時間)、開発者向けイベント「Google I/O 2026」において、有料AIサブスクリプション「Google AI Pro」(日本では月額2,900円)の特典として、「YouTube Premium Lite」(通常月額780円)を追加料金なしで提供すると発表した。5月21日から対象国の契約者への適用が順次開始されており、日本も対象に含まれる。
YouTube Premium Liteとは
YouTube Premium Liteは、YouTubeの有料プランのひとつ。動画の広告非表示(ただし音楽動画やShortsは対象外)、バックグラウンド再生、ダウンロード機能が利用できる。フルプランのYouTube Premium(月額1,280円)との主な違いは、YouTube Music Premiumが含まれない点と、Shortsや音楽コンテンツでは広告が表示される点だ。
なお、2026年2月のアップデートでバックグラウンド再生とオフライン再生がLiteプランにも追加されており、動画視聴を中心とする利用者にとっては実質的な差が縮まっている。
Google AI Proの特典構成
Google AI Proは、GoogleのAIサービスをまとめたサブスクリプションで、日本では月額2,900円。今回の追加により、含まれる特典は以下の通りとなった。
Gemini上位モデルの利用枠
5TBのGoogleドライブストレージ
NotebookLMの拡張機能
Google Home Premium(Standard)
Google Health Premium
YouTube Premium Lite(月額780円相当、今回新規追加)
Google One AI Ultraプラン(月額100ドル相当)では、LiteではなくフルのYouTube Premiumが付帯する。
なお、Google Workspaceアカウントはこの特典の対象外と、Googleの公式サポートページに明記されている。
料金・対象地域
対象は30か国以上で、米国・英国・カナダ・オーストラリア・ラテンアメリカ・ヨーロッパの大半が含まれる。日本も対象地域に含まれており、すでに適用が開始されている。Google Oneの「特典」ページから確認・有効化が可能だ。
なお、今年4月にはGoogle AI ProのストレージがそれまでのデータからGoogle AI Pro 5TBへ増量されており、今回のYouTube Premium Lite追加はそれに続く特典拡充となる。
既存のYouTube Premiumを個別契約している場合、Google AI Proに加入しても自動的に解約はされない。重複契約に注意が必要だ。
Google One、ついにAIとエンタメを一本化
Google OneとYouTube Premiumは長年にわたって別々のサービスとして存在しており、統合を求める声は以前からあったが、今回ようやく実現した。
AIサブスクにエンタメ特典を組み込む動きは、単なるコスト削減の話にとどまらない。Googleとしては、AIプランへの加入動機を広げつつ、ユーザーをエコシステム内に深く取り込む狙いがある。月額2,900円でAI・ストレージ・動画広告なしがまとまる構成は、複数のサービスを個別に契約しているユーザーには乗り換えの検討材料になる。一方で、Shortsや音楽コンテンツには広告が残るなど、Liteプランとしての制約も引き続き存在する。契約中のサービス内容と比較したうえで判断したい。



