銀行アプリ実態調査 利用スタイルに変化、AI活用への期待も
- 桜井 未来

- 8 時間前
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銀行アプリ利用率は約8割。地方銀行アプリの利用が拡大し、AIによるお金の管理・相談機能には56%が利用意向を示した
企業向けアプリの企画・開発を手掛けるアイリッジが、「2026年版 銀行アプリ実態調査」の結果を公表した。全国の20~69歳の男女を対象に実施した調査で、アイリッジによると、銀行アプリの利用率は約8割に達したほか、保有口座数では前回調査まで最多だった「2口座」を「3口座」が初めて上回ったという。用途に応じて複数の銀行を使い分ける利用スタイルが広がっていることが分かった。

地方銀行アプリの利用が拡大
月1回以上利用している銀行アプリでは、「地方銀行」を挙げた回答者が前年から10ポイント増加し、「その他銀行」を上回った。直近1年間の新規口座開設先でも地方銀行が上位に入り、口座開設の理由では「ライフスタイルの変化」が約3割を占めた。転居や転職、結婚といった生活環境の変化をきっかけに地域金融機関を利用し、その後もアプリを継続的に活用する利用者が増えていることがうかがえる。調査では、こうした結果について、銀行アプリの利用が地方銀行にも広がり、デジタルチャネルとして定着しつつあることの表れと分析している。

AIによる資産管理・相談への期待も高まる
生成AIの普及を背景に、銀行アプリでAIを活用した金融サービスへの期待も高まっている。調査では、銀行アプリ内でAIによるお金の管理や相談機能を「利用したい」「やや利用したい」と回答した人が56%を占めた。利用したい機能では、「投資・資産運用の相談」や「投資・資産運用の代行」が上位となり、AIを活用した資産形成への関心の高さがうかがえる。一方で、約4割は利用に慎重な姿勢を示しており、AIを活用した金融サービスの普及には、利便性だけでなく信頼性や安全性の確保も重要になりそうだ。


銀行アプリの役割はさらに広がる
銀行アプリは、残高照会や振込といった基本機能に加え、資産形成や各種手続きなどを担うデジタルチャネルとして利用が広がっている。

今回の調査では、地方銀行アプリの利用拡大に加え、AIを活用した金融サービスへの期待も明らかになった。今後は、利便性と安心感を両立したAI機能の実装が、銀行アプリの競争力を左右する要素の一つとなりそうだ。
参照サイト
株式会社アイリッジ プレスリリース
「銀行アプリ利用者の56%が『AIにお金を任せたい』と回答|2026年版 銀行アプリ実態調査」




