Anthropic、最上位AI「Claude Opus 4.6」公開
- 白石 奈々

- 8 時間前
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100万トークンの長文理解、Agent Teamによる自律処理、Microsoftソフト連携などを強化
米Anthropicは現地時間2月5日、Opusシリーズの最新かつ最上位モデル「Claude Opus 4.6」を発表した。コーディング能力、長時間エージェント処理、推論性能を広範に強化し、Opus系として初めて最大100万トークンのコンテキストウィンドウ(β)に対応する。
長文理解と実務知識処理を強化
大規模文書からの情報検索や長文推論能力が向上し、極めて長いコンテキストでも性能低下が起きにくい設計となった。情報抽出評価では旧モデル約18%に対し76%を記録。金融・法務領域の評価でもOpenAIのGPT-5.2を約144 Eloポイント上回り、トップ水準の性能を示した。

エージェント開発機能と推論制御を拡張
推論深度を自動調整する「Adaptive Thinking」や計算量を段階制御する「Effort」を追加。コンテキスト圧縮による長時間処理と最大128kトークン出力にも対応する。開発環境「Claude Code」では複数エージェントが並列協働する「Agent Teams」を導入し、大規模コード解析など分割可能な作業を自律処理できるようにした。
料金は従量制、長文入力はプレミアム
API料金は入力100万トークン当たり5ドル、出力25ドル。20万トークン超の入力ではプレミアム料金となり、入力10ドル、出力37.5ドルへ上昇する。長大コンテキスト運用ではコスト管理が重要となる。
Microsoftオフィス連携と安全性検証
Excel統合を強化し、非構造データ整理や多段処理を単一プロンプトで実行可能にした。PowerPoint連携も研究プレビューとして提供する。安全性面では不正利用協力や虚偽同調を低水準に抑え、過剰拒否率も改善。サイバー防御研究も進められている。
実務AI競争は新段階へ
Web検索やエージェント型コーディング評価でも最上位クラスを示し、実務支援AIとしての完成度を高めた。GPT-5.2やGemini 3 Proとの競争が続く中、長文理解と自律処理を軸とした進化がAI活用の前提を塗り替えつつある。
参照サイト
Anthropic Announcements
Introducing Claude Opus 4.6


