AnkerがAIチップ搭載の完全ワイヤレスイヤホンSoundcore Liberty 5 Proシリーズを国内発売
- 藤崎 翔太

- 2 日前
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アンカー・ジャパンが独自AIチップ「Thus」搭載の完全ワイヤレスイヤホン2機種を5月27日に発売。通話品質でギネス世界記録を取得。
アンカー・ジャパンは、独自開発のAIチップ「Thus™(ザス)」を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 5 Pro」および「Soundcore Liberty 5 Pro Max」を2026年5月27日より販売開始した。
独自AIチップ「Thus」の構造と性能
従来のイヤホン用チップはCPUとメモリが分かれた構造だが、Thusはこの2つを一体化することでデータ移動にかかる消費電力を大幅に削減。この省電力化により演算処理性能が従来比約150倍に向上した。 世界初のニューラルネットCIM(Compute-in-Memory)方式を採用している。

ノイズキャンセリングと通話性能
両モデルには「ウルトラノイズキャンセリング4.0」を搭載。Thusと8つのセンサーがリアルタイムでノイズを処理し、前モデル「Soundcore Liberty 4 Pro」比で約2倍のノイズキャンセリング強度を実現する。
通話性能については、8基のマイクに加えて骨伝導センサーを新搭載し、騒がしい環境でもノイズを除去して声のみを届けられるとしている。完全ワイヤレスイヤホンにおける最高通話性能スコア(G-MOS)としてギネス世界記録に認定(認定日:2026年4月)を取得した。ただし認定対象はLiberty 5 Proのみで、Pro Maxは対象外。

音響仕様と共通機能
両モデルとも9.2mmのダイナミックドライバーを搭載し、LDAC対応によるハイレゾ音源再生、Dolby Atmosに最適化した立体音響に対応する。Bluetooth 6.1、最大3台のマルチポイント接続、ワイヤレス充電に対応。ANCオン時の再生時間はイヤホン単体で最大6.5時間、充電ケース込みで最大28時間。充電ケースにはディスプレイを搭載し、電池残量の確認やモード切り替えが可能。
Pro Maxの独自機能
「Soundcore Liberty 5 Pro Max」は充電ケースにAIボイスレコーダー機能を搭載。ワンタッチで対面の会議や会話を録音し、AIが文字起こしから要約まで自動で行う。
発売時点では充電ケースを使用した対面録音にのみ対応で、スマートフォン使用時の通話やオンライン会議への録音対応は2026年夏頃を予定している。
価格・発売情報
2026年5月27日より、Anker Japan公式オンラインストア、直営店Anker Store、Amazon.co.jp、楽天市場および一部家電量販店にて販売中。
価格(税込)は以下の通り。
Soundcore Liberty 5 Pro:26,990円
Soundcore Liberty 5 Pro Max:36,990円
Liberty 5 Proのカラーはミッドナイトブラック/パールホワイト/スカイブルー/シルバーピンクの4色、Liberty 5 Pro Maxはミッドナイトブラックとシャンパンゴールドの2色展開。


チップ内製化で問われる実力
Ankerがイヤホン向けに独自AIチップを自社開発したこと自体、大手家電メーカーと真っ向から技術競争に踏み込む姿勢を示している。価格帯でいえば、Liberty 5 Pro Max(36,990円)はSony WF-1000XM5やBose QuietComfort Earbudsと直接競合するゾーンに位置し、AIボイスレコーダーという独自機能の差別化が購入判断の焦点になる。通話品質のギネス認定はG-MOSという客観指標に基づくものであり、信頼性は高い。一方でAIボイスレコーダーの機能がスマートフォン連携に未対応という現時点での制限は、ビジネス用途を訴求するうえで注目される点だ。夏頃予定のアップデートを経て、実用性がどこまで高まるかが評価のわかれ目になりそうだ。
Soundcore Liberty 5 Pro Max製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/d1204
Soundcore Liberty 5 Pro 製品ページ:https://www.ankerjapan.com/products/d1203



