Visa、デビットカードでもApple Payに対応
- 桜井 未来
- 3月3日
- 読了時間: 2分

VisaとApple Payの連携強化、デビットカードユーザーも恩恵を享受
ソニー銀行、三菱UFJ銀行、Revolutが提供するVisaデビットカードに対応
2025年3月3日、ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社は、VisaデビットカードがApple Payに対応することを発表しました。この新たな対応により、VisaデビットカードユーザーもApple Payを使ったタッチ決済が可能になります。iPhoneやApple WatchのApple PayにVisaデビットカードを登録することで、Visaのタッチ決済対応店舗やアプリ、ウェブ上などで、シンプルでスピーディーに支払いが完了します。
これまで、Apple Payはクレジットカード及びプリペイドカードに対応していましたが、今回の拡大により、ソニー銀行、三菱UFJ銀行、Revolutが発行するVisaデビットカードで利用できるようになります。
Apple Payは、Visaのセキュリティ・プラットフォーム「Visaトークンサービス」を採用しています。このサービスは、Visaカードの番号や有効期限などの情報をトークンと呼ばれるデジタル識別子に変換することで、ユーザーがモバイル端末を使用して買い物をする際に実際のカード番号を使わずに決済を行う技術です。これにより、スマートフォンの紛失や利用店舗への不正アクセス等によるカード情報の流出を防ぐことができ、安心・安全なデジタル決済を可能にします。
ビザは今後、さらに多くの金融機関と連携し、VisaデビットカードでApple Payを利用できる範囲を拡大する予定です。このサービスの拡大により、日本国内での非接触型決済の利便性がさらに向上することが期待されます。
参照サイト
VISA プレスリリース