Google Pixel 10 にMagSafe のようなワイヤレス充電機能が搭載されるかもしれない
- 藤崎 翔太
- 8月1日
- 読了時間: 2分
更新日:9月3日

Google の Pixel 10 シリーズが、内蔵マグネットを含む Qi2 ワイヤレス充電に対応
スマートフォンやガジェットのリーク情報で世界的に有名なアカウント@evleaks、本名はエヴァン・ブラス(Evan Blass)。同氏のXアカウントに複数のPixel 10のレンダリング画像やスペックともに気になる画像が投稿された。
これはMagsafe?
MagSafeとは、Appleが開発した磁力を利用したワイヤレス充電システムである。iPhoneの背面に内蔵された磁石により、充電器が正確な位置に吸着し、効率よく充電できるのが特徴だ。充電器以外にも、カードケースやスタンドなどMagSafe対応アクセサリーの着脱が簡単に行えるものだ。
投稿画像には一切の説明は無いがPixel 10にもMagsafeに似た機能が搭載されているようだ。おそらくQi2によるワイヤレス充電機能だろう。
Q12とは?
Qi2は、ワイヤレス充電の国際標準を定めるWPC(Wireless Power Consortium)が定めた新しい規格。MagSafeと同じ「磁気位置合わせ技術(Magnetic Power Profile)」を採用しているため、MagSafeに似た使い勝手となる。特徴は以下の通り。
磁気位置合わせ(Magnetic Power Profile)
AppleのMagSafe技術を基にした磁石による位置合わせを採用。
充電コイルのズレを防ぎ、より効率的で安定した充電が可能。
最大15Wの充電速度
Qi1(従来のQi)は最大7.5〜10Wが一般的だったが、Qi2では最大15Wに対応。
iPhone 15シリーズなどもQi2対応なら、MagSafeと同じ速度でワイヤレス充電可能。
オープン規格
Apple以外のAndroid端末や周辺機器メーカーも使用可能。
サードパーティ製の互換アクセサリーが広く普及する見込み。
安全性と発熱の低減
コイルのずれがないため、無駄な発熱が少なく安全。
誤充電や異物発見機能(FOD:Foreign Object Detection)も搭載。
今後、Qi2はiPhone・Android両方で広く普及し、「MagSafe互換の新スタンダード」になると期待されている。
(Source:The Verge)