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マイナンバーカードでステーブルコイン決済を検証、実証実験が始動

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

マイナンバーカードでステーブルコイン決済を検証、実証実験が始動
image : マイナウォレット株式会社

公的個人認証とブロックチェーンを組み合わせた新たなキャッシュレス実験


 三井住友カードとマイナウォレットは1月16日、マイナンバーカードを用いたステーブルコイン決済の実証実験を開始した。公的個人認証とブロックチェーン連動型デジタル資産を組み合わせ、デジタル決済の次段階を探る取り組みだ。


ステーブルコインと制度整備の動向

 ステーブルコインは法定通貨と連動し、価格変動を抑えたデジタル資産として知られる。暗号資産の技術を活用しつつ実店舗決済でも扱いやすい点が特徴で、国内では制度整備の進展とともに実用化への関心が高まっている。


マイナンバーカードを軸にした決済の仕組み

 今回の実証では、マイナンバーカードを決済用ウォレットとして活用する。公的個人認証による本人確認と決済処理を連携させることで、専用アプリの導入や複雑な操作を不要にした。既存インフラを使える点が、利用のハードルを下げている。


スポーツイベント会場での実証内容

 第1弾の実証は、福岡市で開催されたプロバスケットボールの試合会場で実施された。決済端末には三井住友カードの「stera」を使用し、来場者はマイナンバーカードをタッチするだけで支払いを行う仕組みが検証された。steraはクレジットカードや電子マネー、QRコードなどに対応する統合型決済端末で、既存の決済基盤上でステーブルコイン決済がどこまで自然に運用できるかが確認された。


スポーツイベント会場での実証内容
image : マイナウォレット株式会社

利用者層を広げるための設計と今後

 背景には、スマートフォン操作に不安を感じる層への配慮がある。多くの人が保有するマイナンバーカードをそのまま使える点は、心理的負担を軽減し、幅広い層へのキャッシュレス浸透につながる。今後はスポーツやエンタメ分野に限らず、商業施設や観光施設、自治体と連携した地域向けユースケースなどでの検証も想定される。デジタルIDとデジタル資産決済を結び付ける今回の試みは、キャッシュレスの次段階を占うものとして注目されそうだ。


参照サイト

三井住友カード株式会社 ニュースリリース

三井住友カードとマイナウォレット、マイナンバーカードを活用した ステーブルコイン決済の連続実証実験を共同で開始


マイナウォレット株式会社 お知らせ

マイナウォレットと三井住友カード、マイナンバーカードを活用したステーブルコイン決済の連続実証実験を共同で開始



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