Nothing、新型スマホ「Phone (4a)」シリーズ発表。初のペリスコープ望遠搭載
- 藤崎 翔太

- 3 日前
- 読了時間: 3分

ロンドン発のテックブランドNothingが、ミッドレンジを再定義する新スマートフォン「Phone (4a)」および「Phone (4a) Pro」を正式に発表した。
独創的なデザインと革新的なUIで知られるNothing Technologyは、最新スマートフォン「Phone (4a)」シリーズを発表した。同ブランド初となるペリスコープ(潜望鏡)望遠レンズの採用や、さらに進化した背面ライト「Glyphインターフェース」を搭載。ミッドレンジの価格帯ながら、フラッグシップ級のカメラ体験と洗練されたデザインを両立させている。
ブランド初の「ペリスコープ望遠」でカメラ体験を刷新
今回の目玉は、シリーズ両モデルに搭載された光学3.5倍のペリスコープ望遠レンズだ。上位モデルの「Phone (4a) Pro」では最大140倍ズーム(「光学ズーム」「センサー内ズーム(クロップ)」「AIによるデジタル処理」)を実現し、遠くの被写体も鮮明に捉えることができる。
メインカメラにはソニー製の高性能センサーを採用。独自の「TrueLens Engine 4」により、AIを活用した高度な画像処理が可能となった。不要なオブジェクトを消去するAI消しゴム機能や、12層のAIセグメンテーションによる緻密なポートレート撮影など、クリエイティブな撮影を強力にバックアップする。
さらに明るく、便利になった「Glyphバー」と新デザイン
Nothingの代名詞である背面の光るインターフェース「Glyph」も進化した。「Phone (4a)」には新設計の「Glyphバー」が採用され、従来モデルより40%明るさが向上。屋外でも通知やタイマーの進行状況をひと目で確認できる。
デザイン面では、ブランドが得意とするシースルー構造を維持しつつ、ピンクやブルーといった温かみのある新色を投入した。「Phone (4a) Pro」は、ブランド史上最薄となる7.95mmのアルミユニボディを採用。IP65の防塵・防水性能も備え、美しさと耐久性を高いレベルで融合させている。
独自OSとAIツールがもたらす快適な操作性
ソフトウェア面では、Android 16をベースとした「Nothing OS 4.1」を搭載。新設計のウィジェットやAIダッシュボードにより、直感的かつ高速な操作感を提供する。
特に注力されているのが「Essential AI」ツールだ。キーワード一つでアプリ横断検索ができるサーチ機能や、ユーザーの活動を記憶してパーソナライズするメモリー機能など、日々の生活をスマートにサポートする機能が充実している。
発売日と価格について(日本展開は後日発表)
グローバル市場では、2026年3月5日より順次予約が開始されている。価格設定は以下の通り(一部抜粋)。
Phone (4a): £349(約6.7万円)〜
Phone (4a) Pro: £499(約9.6万円)〜 ※1ポンド=193円換算。日本での詳細な発売日・価格については後日発表予定。
Nothingが狙う「中価格帯のプレミアム化」
今回のPhone (4a)シリーズの発表から見えるのは、Nothingが単なる「コスパの良いスマホ」ではなく、「中価格帯で最もクールな選択肢」としての地位を盤石にしようとしている点だ。
通常、ペリスコープ望遠のような高コストな部品は10万円を超えるハイエンド機に限定されがちだが、これをあえて「(a)シリーズ」という普及モデルに投入した戦略は極めて野心的だ。スペックの数字以上に、質感や光る演出、AIによる使い勝手といった「体験の質」を重視する層にとって、非常に魅力的なプロダクトとなっている。日本での正式展開時期が待たれるところだ。


