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モトローラ初の横開き型フラッグシップ「razr fold」8月発売

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 44 分前
  • 読了時間: 4分


モトローラが横開き型の新型スマートフォンを発表した。高評価のカメラと大容量バッテリー、高耐久ガラスを備え、8月4日に29万9800円で発売する。




モトローラが横開き型の新モデルを発表

モトローラ・モビリティ・ジャパン合同会社は、Androidスマートフォン「motorola razr fold」を発表した。同社としては初となる横開き型(Fold型)の折りたたみスマートフォンで、2026年8月4日に発売する。価格は29万9800円(税込)で、予約は同年7月15日から始まっている。

これまでモトローラは縦折り型の「razr」シリーズを中心に展開してきたが、今回のrazr foldにより横開き型を含む2機種体制となる。同社は、折りたたみスマートフォンの利用者がカメラ性能や電池持ち、耐久性に不満を持つ傾向があるとし、この3点を軸に開発したと説明している。


カメラ・バッテリー・耐久性を軸にした設計

razr foldは、閉じた状態で使う6.6インチのアウトディスプレイと、開いた状態で使う8.1インチの2Kメインディスプレイを搭載する。メインディスプレイは最大120Hz、アウトディスプレイは最大165Hzのリフレッシュレートに対応し、開いた状態では複数のアプリを並べて表示することもできる。


背面カメラは広角・超広角・望遠の3眼構成で、いずれも5000万画素のセンサーを採用した。望遠カメラは光学3倍で、AI処理と組み合わせた最大100倍のズームに対応する。このカメラは、カメラ評価機関DXOMARKによる2026年3月時点の評価で、折りたたみ端末として最高評価となるゴールドラベルを取得した。


バッテリー容量は6000mAhで、モトローラは2026年7月時点の自社調査として、折りたたみ端末では過去最大級の容量になるとしている。有線で最大80W、ワイヤレスで最大15Wの急速充電に対応する。


耐久性の面では、アウトディスプレイにCorning Gorilla Glass Ceramic 3を採用した。この素材のスマートフォンへの採用は世界初とされ、高さ2メートルからコンクリート状の面に落下させる試験をクリアしている。ヒンジ部分はチタン製で、80万回の開閉試験に対応するという。防水防塵性能はIP48・IP49に対応する。


チップセットにはクアルコム製のSnapdragon 8 Gen 5を採用し、メモリは12GB、ストレージは256GBを搭載する。上位モデルのSnapdragon 8 Elite Gen 5と比べると処理性能はやや抑えられているが、発熱を抑えやすい構成とみられ、ゲームなど高負荷な用途でも支障のない水準の性能を備える。OSはAndroid 16で、今秋にAndroid 17へのアップデートが予定されている。


カラーはPANTONEカラーから選定した2色を用意する。本体重量は約243g、厚さは開いた状態で4.55mm、閉じた状態で9.89mmとなっている。


主要スペック

項目

motorola razr fold

OS

Android 16(秋にAndroid 17へアップデート予定)

チップセット

Snapdragon 8 Gen 5

メモリ/ストレージ

12GB/256GB

メインディスプレイ

約8.1インチ 2K(2484×2232) 最大120Hz

アウトディスプレイ

約6.6インチ(2520×1080) 最大165Hz

バッテリー

6000mAh(有線最大80W、ワイヤレス最大15W)

リアカメラ

広角5000万画素(F1.6)/超広角5000万画素(F2.0)/望遠5000万画素・光学3倍(F2.4)

フロントカメラ

インカメラ約3200万画素/アウトカメラ約2000万画素

耐久性

Corning Gorilla Glass Ceramic 3、IP48/IP49、ヒンジ開閉80万回試験

サイズ(開/閉)

約160.05×144.47×4.55mm/約160.05×73.6×9.89mm

重量

約243g

カラー

PANTONE Blackened Blue/PANTONE Lily White

通信

5G/4G、nanoSIM+eSIM(DSDV)、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0


価格・発売情報

razr foldは2026年8月4日に発売する。価格は29万9800円(税込、MOTO STORE販売価格)で、予約は7月15日から始まっている。

国内では、モトローラ公式オンラインストア「MOTO STORE」のほか、通信事業者のIIJmio、全国の主要家電量販店、Amazonなどのオンラインショップで販売する。購入者特典として、端末購入日から1年間、ディスプレイ破損を1回まで無料で修理するサポートが付く。対象となる購入期間は2026年11月1日までとなっている。


専用スタイラス「moto pen ultra」も同時発売

同日には、デジタルスタイラスペン「moto pen ultra」も発売する。価格は1万2000円(税込)で、予約開始日と発売日はrazr foldと同じ。筆圧を感知する機能を備え、線の太さや描画内容に応じた書き心地を再現する。画面の一部を拡大したり、ツールにすばやく切り替えたりする操作機能も備える。

連続使用は約3時間で、付属の充電ケースと合わせると1日以上使用できる。充電は2分で約1時間分の使用時間を確保できるという。重量はペン本体が約4.7g、充電ケースが約29.7gとなっている。IIJmioでは、razr foldの発売にあわせてmoto pen ultraが付属する専用セットも用意する。


カメラと耐久性で差別化を狙う一台

razr foldは、横開き型という新しい形状に加え、カメラ評価や電池容量、耐久試験の数値を前面に押し出した構成になっている。同種の横開き型端末は他社からもすでに販売されており、画面サイズや重量、価格帯で比較されやすい市場に投入される形だ。29万9800円という価格は上位モデルとしては高めの水準にあり、他社の主力モデルとの価格差が今後の販売動向に影響しそうだ。発表時点では実機を使った検証結果はまだ出ていないため、ヒンジの耐久性や実際のバッテリー持続時間、大画面向けのアプリ最適化については、発売後の実機レビューを踏まえた判断が求められる。


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