モトローラ、razr新3機種・edge 70 pro・スワロフスキーコラボを同時発表
- 藤崎 翔太

- 6 時間前
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モトローラが2026年4月29日、フリップ型スマートフォン「razr」3機種、「edge 70 pro」、スワロフスキーとのコラボアイテムを含む計5製品を一括発表した。
モトローラは2026年4月29日、公式ニュースサイト「Motorola News」にて、新製品群の一括発表を行った。razrフリップシリーズの新3機種、ストレート型ミッドレンジの「motorola edge 70 pro」、そしてスワロフスキーとのコラボレーションによる「Brilliant Collection」第2弾の合計5製品が対象で、いずれもデザインとパーソナライズを主軸に据えた構成となっている。
新razrファミリー——3機種同時展開
razr ultraはSnapdragon 8 Eliteを搭載し、50MP LOFICセンサーを中心としたトリプル50MPカメラシステムを備える。バッテリー容量は5000mAhで、フリップ型スマートフォンとしては最大クラスとなり、68W TurboPower充電に対応する。外部ディスプレイは4.0インチ、内部は7.0インチのExtreme AMOLEDを採用している。
razr+はSnapdragon 8s Gen 3を搭載し、4500mAhバッテリーと45W TurboPower充電、4.0インチ外部ディスプレイおよび6.9インチ内部ディスプレイを搭載する。razrはMediaTek Dimensity 7450Xを採用し、4800mAhバッテリーと30W TurboPower充電、3.6インチ外部ディスプレイおよび6.9インチ内部ディスプレイを備える。
カメラ機能では、razr ultraのLOFICセンサーが前世代比で最大6倍のダイナミックレンジを実現するとされている。また、razr ultra、razr+、razrの3機種ともにGoogleとの連携機能として「Googleフォト ワードローブ」を初搭載する。これはユーザーの手持ち服をデジタル化し、Googleフォトのギャラリー内でコーディネートの確認ができる機能で、モトローラが初めて展開するブランドとなる。
耐久性については、razr ultraが外部ディスプレイにCorning Gorilla Glass Ceramic 3を採用し、前世代比で75%以上の落下耐性向上を実現したとされる(Motorola社内比較テスト)。razr+とrazrはCorning Gorilla Glass Victusを採用する。

motorola edge 70 pro——新デザインコンセプト「Collections by Motorola」の初搭載モデル
motorola edge 70 proは、モトローラの新しいデザインアプローチ「Collections by Motorola」を初めて採用した機種と位置付けられている。素材ごとに異なる仕上げ(天然木、ウール調、アセテート、シルク調)とパントン認定のデュアルトーンカラーを組み合わせ、4種類のバリエーションを展開する。
スペック面では、Sony LYTIA 710センサーを搭載した50MPメインカメラを含む4眼・全50MP構成のカメラシステムを備え、同価格帯では唯一の構成としている。バッテリーは6500mAh(シリコンカーボン技術採用)で、90W TurboPower充電により9分間で最大12時間分の充電が可能としている。ディスプレイは6.8インチのExtreme AMOLEDで解像度はSuper HD(1.5K)、144Hzリフレッシュレート、最大5200ニトの輝度となる。
チップセットにはMediaTek Dimensity 8500 Extremeを採用し、前世代のDimensity 8400比で最大30%の電力効率改善と最大25%のピークパフォーマンス向上を達成したとしている。OSはAndroid 16を搭載する。

Brilliant Collection第2弾——スワロフスキーとのコラボ
モトローラは「Brilliant Collection」の第2弾として、「motorola signature」と「moto buds 2 plus」にSwarovski Crystal(アメジスト色)を配したモデルを発表した。両製品ともPANTONE Violet Indigoカラーを採用し、星空をモチーフにした3DキルティングパターンにSwarovski Crystalを配置するデザインとなっている。
motorola signatureには20個、moto buds 2 plusの各イヤーバッドには12個のSwarovski Crystalが手作業で取り付けられる。ケースにも41個のクリスタルが配置されている。moto buds 2 plusはSound by Bose技術を採用し、ケース込みで最大40時間の再生時間を確保している。

価格・発売時期
米国での価格と予約・発売スケジュールは以下の通り。
razr ultra(2026):$1,499.99 / 5月14日予約開始、5月21日発売(Best Buy・Amazon・Motorola.com)
razr+(2026):$1,099.99 / 5月14日予約開始、5月21日発売(Best Buy・Amazon・Motorola.com、AT&T同日展開)
razr(2026):$799.99 / 5月14日予約開始、5月21日発売(Best Buy・Amazon・Motorola.com、複数キャリアでも展開)
いずれも欧州・中東・アフリカ・中南米・アジア太平洋地域では「razr 70」シリーズとして数カ月以内に順次展開予定としており、現地価格については各地域の広報窓口から案内するとしている。
motorola edge 70 proは欧州・中東・アフリカ・中南米・アジア太平洋地域で数週間以内に展開予定。Brilliant Collectionのmotorola signatureおよびmoto buds 2 plusも同様に同地域で数週間以内の展開を予定しており、現地価格は各地域の広報窓口から案内するとしている。
なお、価格・発売時期はいずれも発表時点の情報であり、変更となる場合がある。
ファッション化」するスマートフォン戦略の加速
今回の発表で注目されるのは、製品の技術仕様よりもデザインの多様化と自己表現という軸の強調だ。天然木・ウール・アセテート・シルクといった素材フィニッシュの展開、パントンとの継続的な連携、そしてスワロフスキーとの高級コラボは、モトローラがスマートフォンを「身に付けるアクセサリー」として位置付けようとする姿勢を示している。
フリップ型スマートフォン市場ではSamsungとの競合が続く中、razr ultraがフリップスマートフォン初のGorilla Glass Ceramic 3採用や最大5000mAhバッテリーといったスペック面の差別化も図っている点は、選択肢を検討するうえでの判断材料となる。
(Source:motorola)



