Appleのジョニー・スルージ、最高ハードウェア責任者に就任
- 藤崎 翔太

- 1 日前
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Appleは2026年4月21日、ジョニー・スルージが即日付で最高ハードウェア責任者(CHO)に就任すると発表した。
Appleは4月21日、公式プレスリリースにて、ジョニー・スルージが同日付で最高ハードウェア責任者(Chief Hardware Officer)に就任したと発表した。スルージはこれまでハードウェアテクノロジー担当シニアバイスプレジデントを務めており、今回の就任により担当領域が拡大する。
役割の変更と体制
スルージはこれまでハードウェアテクノロジーを担当してきたが、今後はジョン・ターナスが率いてきたハードウェアエンジニアリング部門も加え、両部門を統括する。ターナスは翌4月20日にCEO就任が発表されており、スルージへの役割移管はその体制移行に伴うものとみられる。
スルージのこれまでの経歴
スルージは2008年にAppleに入社し、同社が設計した初のシステムオンチップ「A4」の開発を主導した。Apple入社以前はIntelおよびIBMにてプロセッサの開発・設計に携わっていた。テクニオン・イスラエル工科大学でコンピューターサイエンスの学士号と修士号を取得している。
Appleでの在籍中は、Appleシリコン、バッテリー、カメラ、ストレージコントローラ、センサー、ディスプレイ、モバイル通信モデムなど、全製品ラインにわたるカスタムチップおよびハードウェアテクノロジーの開発を統括してきた。
幹部のコメント
CEO(最高経営責任者)のティム・クックは「Appleのシリコン戦略を推進する上で中心的な役割を果たし、その影響力は業界全体に及んでいる」とコメントした。次期CEOのジョン・ターナスは「引き続き緊密に連携していく」と述べた。
CEO交代と同時進行する、ハードウェア体制の再編
今回の人事は、ティム・クックのエグゼクティブ・チェアマン就任およびジョン・ターナスのCEO就任(4月20日発表)と同時期に行われた。スルージへのハードウェア部門一元化は、新体制への移行を見据えた組織再編の一環と読み取れる。Appleシリコンの内製化を主導してきた人物がハードウェア全体を掌握する構図となり、チップ設計からエンジニアリングまでの一貫した意思決定体制が整ったとも言える。次世代製品の開発方針にも影響を与える可能性がある。



