マイクロソフト、Windows AI検索のテストを開始
- 藤崎 翔太
- 1月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2月18日

Windows 11 Insider向けの新ビルドで、AIを活用したWindows検索機能をテスト中。この機能でユーザーは日常的な言葉でローカルファイルを検索できるように。
ローカルファイルの検索もAIで
マイクロソフトは、Windows 11 Insiderテスター向けの新しい開発チャンネルビルドで、AIを搭載したWindows検索をテストしているとのことです。10月に発表されたこの機能は、セマンティックインデックスを使用し、ユーザーがよりカジュアルな言葉でローカルファイルを検索できるようにします。他のマイクロソフトのAI機能と同様、この機能を使うにはCopilot Plus PCが必要になります。
JPEG、PNG、PDF、TXT、XLSファイルの検索が可能になる
この機能は、設定、ファイルエクスプローラー、タスクバーの検索ボックスのいずれを使用していても適用されます。また、Copilot Plus PCに搭載されているNPUチップのおかげで、インターネットに接続していなくても動作します。今のところ、AI検索はWindowsの設定と、JPEG、PNG、PDF、TXT、XLSを含む画像およびテキスト形式のファイルに限定されています。
OneDriveに保存されているファイルも対象に
マイクロソフトによると、検索はインデックスを作成する場所にあるファイルに対してのみ機能するということです。ユーザーは、「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「Windowsの検索」にあるオプションを使用してこれらの場所を微調整したり、マシン全体のインデックスを作成するために「拡張」をオンにしたりできます。同社は、この機能は最終的にOneDriveに保存されているようなクラウドデータにも拡大されると付け加えています。
対象言語は中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語
AIを利用したWindows検索は、「Snapdragonを搭載したCopilot+ PCのWindows Insidersに順次ロールアウトされる」とマイクロソフトは記しており、IntelまたはAMDのCopilot Plusコンピューターも後にサポートされます。この機能は、中国語、英語、フランス語、ドイツ語、日本語、スペイン語に設定されたマシンで動作します。
新しい検索に加えて、このビルドにはClick to Doで提供されるAIライティングツールも含まれます。テキストのブロックをクリックして「Rewrite」を選択すると、文法を修正してくれる「Refine」オプションが用意されています。
(Source: The Verge)