日本のキャッシュレス化が加速、JCB調査
- 桜井 未来
- 3月10日
- 読了時間: 2分

JCBが2024年度キャッシュレス調査結果を発表
コード決済とクレジットカードが主流、生活費の44%がカードで支払われる
株式会社ジェーシービー(JCB)は、2024年度版「キャッシュレスに関する総合調査」の結果を発表しました。この調査は、JCBが2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人に対して行っています。2024年度の調査結果によると、日本国内でキャッシュレスを利用している人の割合は95%、クレジットカードの保有率は87%、利用率は83%に達しており、過去の調査結果と同様、高い利用率を維持しています。
同調査では、1年前と比べてキャッシュレスの利用頻度が増加していることも判明しています。前年よりもキャッシュレスの利用回数が増えたと回答した人は58%に上り、その中でも特にコード決済(63%)とクレジットカード(52%)の利用が顕著に増加しています。
また、クレジットカードを利用している人々が生活費の44%をクレジットカードで支払っているという結果も出ています。この数字は、クレジットカードが日常的な支払い手段として確固たる地位を築いていることを示しています。
この結果から、日常生活における電子決済の重要性が再確認され、キャッシュレス化がさらに加速していることが分かりました。今後、さらなる決済技術の革新により、より多くの人々が手軽にキャッシュレス決済を利用するようになるでしょう。
調査概要
調査時期 :2024年9月17日~30日
調査機関(調査主体):株式会社プラグ
調査対象:20~60代の一般消費者(学生含む)
サンプル数:3,500
調査方法(集計方法、算出方法):WEB調査