iOS 27でSiriが刷新か、専用アプリ化と拡張機能に対応の噂
- 藤崎 翔太

- 3月30日
- 読了時間: 3分

iOS 27ではSiriが専用アプリとして独立し、外部AIと連携する「拡張機能」が導入されるとの予測が報じられた。
Apple製品の動向に詳しいBloombergのマーク・ガーマン氏は、次期OSである「iOS 27」「iPadOS 27」「macOS 27」において、音声アシスタント「Siri」が大幅に刷新されると報じた。この情報は、同氏が配信するニュースレター「Power On」の中で明らかにされたものである。
Siriの専用アプリ化と新インターフェース
iOS 27では、Siriが従来のシステム機能から独立し、専用のアプリとして提供される見通しだ。
チャット形式の採用: ChatGPTやGemini、ClaudeなどのAIアプリと同様、テキストと音声の両方による対話に対応する。
履歴管理: 過去の会話内容をリストやグリッド形式で表示し、検索や保存が可能になる。
デザインの刷新: ダイナミックアイランド(Dynamic Island)を活用した新しいアニメーションや、キーボード上に「Siriで書く(Write with Siri)」ボタンが配置されるなど、UIが全面的にアップデートされる予定である。
サードパーティAIとの連携「拡張機能」
今回の刷新における最大の特徴は、「拡張機能(Extensions)」と呼ばれる新機能の導入である。
外部AIの統合: ユーザーは設定画面から、ClaudeやGeminiといったサードパーティ製のチャットボットをSiriに統合できるようになる。
専用ストアの設置: App Store内に「拡張機能」セクションが設けられ、サードパーティ製AIのマーケットプレイスとして機能する。
動作の仕組み: インストールされたアプリのAIエージェントがSiriと連携し、ユーザーの要求に応じて適切なAIサービスへ橋渡しを行う仕組みがテストされている。
リリーススケジュール
iOS 27の展開時期については、例年通りのスケジュールが予想されている。
初披露: 2026年6月8日開催予定の「WWDC 2026」にて発表。
ベータ版: 発表直後に開発者向けベータ版を公開。
正式リリース: 2026年9月に一般ユーザー向けに提供開始。 なお、これら全ての機能が旧モデルのiPhoneで利用可能か、あるいはApple Intelligenceに対応したiPhone 15 Pro以降のモデルに限定されるかは現時点で不明である。
AIプラットフォームとしてのAppleの転換点
今回のアップデートが実現すれば、Siriは単なるアシスタントから、複数のAIを束ねるプラットフォームへと変貌を遂げることになる。自社製AIに固執せず、他社の有力なチャットボットを「拡張機能」として取り込む戦略は、ユーザーの利便性を高めると同時に、App Storeを通じた新たな収益モデルの構築を狙ったものと考えられる。AppleがAI分野において、OSレベルでの「ハブ」としての地位を確立できるかが今後の焦点となる。
(Source:Bloomberg Power On)


