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Apple、次世代チップ「M5 Pro/Max」搭載の新型MacBook Proを発表

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 42 分前
  • 読了時間: 3分


Appleは新チップ「M5 Pro/Max」を搭載したMacBook Proを発表。AI性能が最大4倍向上し、プロのワークフローを劇的に加速させる。





革新的なハードウェア開発で知られるAppleは、自社設計の最新シリコン「M5 Pro」および「M5 Max」を搭載した、新しい14インチと16インチのMacBook Proを公式に発表した。今回のアップデートは、単なる処理速度の向上にとどまらず、デバイス上でのAI(人工知能)処理能力を極限まで高めることに主眼が置かれている。


「Fusion Architecture」が実現する圧倒的な演算能力

今回の新チップの核となるのが、2つのダイを一つのシステムに統合する「Fusion Architecture」だ。これにより、M5 ProおよびM5 Maxは最大18コアのCPU(6つのスーパーコアと12のパフォーマンスコア)を搭載。前世代と比較してCPUパフォーマンスは最大30%向上し、複雑なデータ解析や高度なプログラミング、シミュレーションといった高負荷な作業をかつてないスムーズさで実行可能にする。


各コアにNeural Acceleratorを備えた次世代GPU、より高いユニファイドメモリ(CPUとGPUが同じメモリプールを共有する仕組み)帯域幅を備える
各コアにNeural Acceleratorを備えた次世代GPU、より高いユニファイドメモリ(CPUとGPUが同じメモリプールを共有する仕組み)帯域幅を備える

各GPUコアに「Neural Accelerator」を搭載、AI性能は4倍に

特筆すべきは、GPUの各コアに「Neural Accelerator(ニューラル・アクセラレータ)」が直接統合された点だ。これにより、AIの計算処理能力は従来の最大4倍という驚異的な飛躍を遂げた。クラウドに頼ることなく、大規模言語モデル(LLM)のローカル実行や、リアルタイムでの高度な画像・動画生成をデバイス単体で行えるようになり、クリエイターや研究者の作業環境を根本から変えようとしている。


高性能なAI(LLM)を外部のサーバー(クラウド)に頼らず、手元のデバイス(ローカル)で完結させる
高性能なAI(LLM)を外部のサーバー(クラウド)に頼らず、手元のデバイス(ローカル)で完結させる

SSDの高速化と最新の接続規格への対応

基本スペックの底上げも抜かりない。SSDの読み書き速度は最大2倍に高速化され、巨大なプロジェクトファイルも瞬時に読み込みが可能となった。また、Apple独自の通信チップ「N1」を搭載したことで、最新のWi-Fi 7およびBluetooth 6に対応。さらに、最大128GBのユニファイドメモリをサポートし、複数のプロ用アプリケーションを同時に起動しても、遅延のない安定した動作を保証する。


最大で14.5GB/sの速度に達する最大2倍高速な読み込み/書き込みパフォーマンスを実現

発売日と価格:プロの道具としての新たな基準

新型MacBook Proは、3月4日より予約注文を開始し、3月11日(水)に発売される。日本国内での主なラインナップの開始価格は以下の通りだ。

  • 14インチ MacBook Pro(M5 Pro):279,800円(税込)〜

  • 16インチ MacBook Pro(M5 Pro):約38万円〜($2,699〜)

  • 14インチ MacBook Pro(M5 Max):約51万円〜($3,599〜)

  • 16インチ MacBook Pro(M5 Max):約55万円〜($3,899〜)


AI時代における「真のプロ専用機」への進化

今回の発表は、Appleが「AIのローカル処理」という未来に大きく舵を切ったことを象徴している。これまではクラウド側のパワーを必要としていた高度なAI処理が、鞄の中に入るノートPC一台で完結する。これは単なるスペックアップではなく、プロフェッショナルの創造性を「場所」や「通信環境」から解放するパラダイムシフトだと言えるだろう。MacBook Proは、もはや単なる高性能な道具ではなく、AIと共に働くための「知能的なパートナー」へと進化したのだ。


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