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Apple、新型iPad Airを発表。M4チップ搭載でAI性能と処理能力が大幅向上

  • 執筆者の写真: 藤崎 翔太
    藤崎 翔太
  • 2 日前
  • 読了時間: 3分


M4チップと12GBメモリを搭載した新型iPad Airが登場。前モデル比で最大30%高速化し、Wi-Fi 7にも対応した最新モデルの詳細。





Appleは日本時間3月3日、独自設計の最新チップ「M4」を搭載した新型iPad Airを発表した。同社のニュースルームで公開された情報によると、今回のアップデートでは処理能力の向上に加え、AI処理を支えるメモリ容量の増量や次世代の通信規格への対応が主な進化点となっている。



M4チップの採用でプロ級のパフォーマンスを実現

新しいiPad Airの最大の特徴は、これまでiPad Proに採用されていた「M4チップ」を搭載したことだ。8コアCPUと9コアGPUを備え、前世代のM3搭載モデルと比較して最大30%、M1搭載モデルと比較した場合には最大2.3倍の高速化を実現している。

また、グラフィックス面ではハードウェアアクセラレーテッド・レイトレーシングに対応。これにより、最新のゲームタイトルや3DCG制作において、よりリアルな光の表現や影の描写が可能になった。


Final Cut Proアプリでのビデオ編集
Final Cut Proアプリでのビデオ編集

AI時代を見据えた12GBメモリへの増量

今回のモデルチェンジでは、ユニファイドメモリが従来の8GBから12GBへと50%増量された。メモリ帯域幅も120GB/sに引き上げられており、複雑なAIモデルの実行や、複数のアプリを同時に動かすマルチタスク操作がよりスムーズに行えるようになっている。

16コアのNeural EngineはM1チップ比で3倍の速度を誇り、iPadOSのAI機能「Apple Intelligence」を最大限に活用できる設計だ。写真からの被写体抽出や動画の背景削除といった高度な処理も、デバイス上で瞬時に完結する。


Neural Engineにより日々のタスクにAIを活用できる
Neural Engineにより日々のタスクにAIを活用できる

Wi-Fi 7対応とApple独自チップによる通信強化

通信機能も大幅に強化された。Apple自社設計のワイヤレスチップ「N1」を搭載したことで、iPadシリーズとして初めて最新規格の「Wi-Fi 7」に対応。さらにBluetooth 6にも対応し、より安定した高速通信と低遅延な接続環境を提供する。

セルラーモデルにおいても、独自の5Gモデム「C1X」を採用。電力効率を高めつつ、移動中も安定した高速データ通信を維持できるようアップデートされている。


N1ワイヤレスネットワークチップとC1Xモデムで通信性能が改善されバッテリーも長持ちに
N1ワイヤレスネットワークチップとC1Xモデムで通信性能が改善されバッテリーも長持ちに

価格と発売日

ラインナップは従来通り11インチと13インチの2サイズ展開で、ストレージは128GBから最大1TBまで選択可能だ。

  • 11インチモデル: 98,800円(税込)〜

  • 13インチモデル: 128,800円(税込)〜

予約注文は3月4日(水)から開始され、3月11日(水)より販売が開始される。


Apple PencilとMagic Keyboardも
Apple PencilとMagic Keyboardも

「Air」の枠を超え、実用性を極めたスタンダード機へ

今回のアップデートは、単なるチップの載せ替えに留まらない戦略的な進化といえる。特に「メモリ12GBへの増量」は、今後のAI機能の普及を見据えた英断だ。これまでのAirシリーズは「軽快さと性能のバランス」が売りだったが、M4チップと大容量メモリを手に入れたことで、クリエイティブな作業においても上位モデルである「Pro」との差を一段と縮めた。

高価な有機ELディスプレイやProMotionテクノロジー(120Hz駆動)を必要としない多くのユーザーにとって、この新型iPad Airは、数年先まで一線で使い続けられる「最も賢い選択肢」になるだろう。



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