Google「Nano Banana 2」発表 Gemini統合でAI画像生成を刷新
- 白石 奈々

- 2月27日
- 読了時間: 2分

複雑なプロンプトに対応し、GeminiアプリやGoogle検索AIで利用可能に
米Googleは現地時間2月26日、新たなAI画像生成モデル「Nano Banana 2」を発表した。Gemini 3.1 Flash Imageを基盤とし、従来の高速版と有料版「Nano Banana Pro」で提供されていた高度な推論・レンダリング機能を統合したモデルだ。処理速度と描写精度を両立する設計が特徴となる。
post : @GoogleDeepMind
無料ユーザーへの機能拡張
従来、Pro限定だった高度な生成能力の多くがNano Banana 2に取り込まれたことで、GeminiアプリやGoogle検索のAIモード経由でも高品質な画像生成が利用可能になった。ただし、出力解像度や利用回数、細かな制御オプションなどはプランによって制限が設けられており、完全にProと同等というわけではない点には注意が必要だ。
複雑なプロンプトへの追従性を強化
構図指定、複数キャラクターの一貫性維持、多数オブジェクトの正確な再現など、命令追従性が向上している点も特徴だ。テキスト描写精度も改善され、ロゴや多言語表現への対応力が高まった。解像度は512pxから4K相当まで選択可能で、SNS用途から高精細制作まで対応する。

Gemini・検索・Lens・Flowへ横断展開
Nano Banana 2はGeminiアプリの各モードに統合されるほか、Google検索のAIモードやGoogle Lensにも順次展開される。また、AI動画生成ツール「Flow」ではデフォルトの画像生成モデルとして採用される。画像生成基盤を横断的に統一する構成だ。

生成コンテンツの識別技術も実装
生成画像には「SynthID」やC2PA準拠メタデータを付与する仕組みが導入される。AI生成コンテンツの透明性を技術的に担保する狙いがある。
生成AI市場は、単なるテキストからの画像生成を超え、制御性と業務活用を重視する段階に入っている。Nano Banana 2は、Pro機能の統合とサービス横断展開によって、その流れを加速させるモデルと位置づけられる。
参照サイト
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Nano Banana 2: Combining Pro capabilities with lightning-fast speed


