アップル、H2チップ搭載の「AirPods Max 2」発表 ノイキャン性能が1.5倍に向上
- 藤崎 翔太

- 3月18日
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アップルは新型ヘッドフォン「AirPods Max 2」を発表した。H2チップの搭載によりノイズキャンセリング性能が向上し、ライブ翻訳などの新機能に対応する。
アップルは日本時間2026年3月17日、オーバーイヤー型ヘッドフォンの次世代モデル「AirPods Max 2」を発表した。同社のニュースルームによると、独自開発の「H2チップ」を各イヤーカップに搭載することで、オーディオ体験とインテリジェンス機能の双方を大幅に強化したという。
H2チップによるオーディオ性能の進化
心臓部となるH2チップと新しい計算オーディオアルゴリズムにより、アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能が前世代と比較して最大1.5倍に向上した。これにより、航空機のエンジン音や通勤時の騒音をより効果的に低減する。また、周囲の状況に合わせてANCと外部音取り込みモードを自動調整する「適応型オーディオ」や、会話を検知して音量を下げる「会話感知」機能が新たに追加された。

USB-C接続によるロスレス再生と制作対応
充電およびデータ転送端子にはUSB-Cを採用した。付属のUSB-Cケーブルで接続することで、最大24ビット/48kHzのロスレスオーディオ再生が可能となる。超低レイテンシー(遅延)を実現しており、音楽制作アプリ「Logic Pro」などを使用するクリエイターや、高いレスポンスを求めるゲーマーの利用も想定している

Apple Intelligenceを活用した新機能
「Apple Intelligence」との連携により、対面でのコミュニケーションをサポートする「ライブ翻訳」機能に対応した。また、通話時に周囲の雑音を抑えてユーザーの声だけを抽出する「声を分離」機能も、H2チップの処理能力によって精度が向上している。
発売日と価格情報
「AirPods Max 2」の価格は89,800円(税込)。カラーバリエーションはミッドナイト、スターライト、オレンジ、パープル、ブルーの5色展開となる。3月25日から予約注文の受付を開始し、4月上旬に発売される予定。
高価格帯ながら実用性を重視した正統進化
今回のアップデートは、外観デザインを維持しつつ内部構造を最新規格へ刷新した形となる。特にH2チップへの移行は、先行して搭載されていたAirPods Proシリーズの利便性をオーバーイヤー型でも実現させた。約9万円という価格設定はプレミアム層向けだが、ロスレス対応やライブ翻訳などの実用的な機能追加により、プロユースから日常利用まで幅広いシーンでの活用を狙ったモデルといえる。


