カメラ付きAirPodsとApple Watch、早ければ2027年に登場
- 藤崎 翔太
- 5月9日
- 読了時間: 2分

カメラから入力される情報はApple Intelligenceと連携
Appleは、カメラを搭載したApple Watchに使用される「Nevis」というコードネームのチップを開発しており、「Glennie」というコードネームのチップはAirPodsに搭載される予定である。これらのチップは「2027年頃までに」準備される見込みで、同年に発売される可能性がある。
Apple Intelligenceとの連携が視野に
以前、AppleのアナリストであるMing-Chi Kuo氏は、Appleが赤外線カメラをAirPodsに組み込み、Vision Proや将来のデバイスと連携して強化された空間オーディオ体験を提供することを目指していると述べている。さらに、このカメラは手の動きを認識する空中ジェスチャーコントロールにも対応する可能性があるという。BloombergのMark Gurman氏もまた、Appleが「AIにデータを供給する」カメラの搭載を検討していることを示唆している。
視覚情報をマップに反映
Apple Watchに関しては、将来のモデルにおいてスクリーン部分にカメラが搭載される可能性があり、Apple Watch Ultraの次期バージョンではデジタルクラウンの近くにカメラが搭載される可能性もある。カメラが搭載されることで、Visual Intelligence(視覚的インテリジェンス)機能が実現し、ユーザーは周囲の状況やより適切な道順を把握できるようになる。
AirPodsおよびApple Watchのいずれにおいても、カメラ機能はユーザーが主導して撮影を行うことを目的としたものではなく、周囲の環境に応じたサービスを提供するために実装されるようである。
(Source:MacRumors)