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AIによる開発支援競争が加速─Google「Jules」が参戦

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 7 日前
  • 読了時間: 1分
image : Google
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CopilotやCodexに対抗、Gemini 2.5Pro搭載の自律型開発エージェント


 米Googleは5月20日(現地時間)、AI駆動型のコーディングアシスタント「Jules」のパブリックベータ版を発表した。Julesは、同社の次世代AIモデル「Gemini 2.5Pro」を基盤としたソフトウェア開発の効率化と品質向上を目指したツールで、開発者がよりスムーズにコードを作成・管理できるようサポートする。


 Julesは、非同期型で自律的に動作するコーディングエージェントとして、開発者が他のタスクを行っている間にバックグラウンドでコードの修正やバグ修正を行うことができる。この機能により、開発者は重要なタスクに集中でき、作業の効率が向上する。また、JulesはGitHubとの統合が可能で、コードの変更を複数のファイルにわたって行い、プルリクエストを自動で生成するなど、開発プロセス全体をスムーズに進めることができる。





 Julesのパブリックベータ版は現在無料で提供されているが、使用できるプロジェクトの数や処理できるタスク量には一定の制限がある。詳細や登録については、labs.google.com/julesで確認できる。


 今回GoogleからJulesが登場したことで、MicrosoftのGitHub CopilotやOpenAIのCodexといった競合ツールとの競争が激化することが予想される。これにより、AI駆動型のコーディング支援ツールの進化に一層の加速をもたらすだろう。



参照サイト

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