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OpenAI、新AIコーディングエージェント「Codex」を発表

  • 執筆者の写真: 桜井 未来
    桜井 未来
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分
image : OpenAI
image : OpenAI

ChatGPT向けに最適化されたクラウド型開発支援エージェントが、コード生成からレビューまでを自動化


 米OpenAIは5月16日(現地時間)、ChatGPT向けの新たなAIコーディングエージェント「Codex」のリサーチプレビュー版を発表した。Codexは、OpenAIのo3推論モデルをソフトウェア開発向けに最適化した専用モデルを搭載しており、コード生成、バグ修正、テストの実行、コードベースの説明など、ソフトウェア開発タスクを自動かつ並列で処理できるクラウドベースのエージェントである。


 現在、CodexはChatGPT Pro、Team、Enterpriseプランのユーザー向けに提供されており、今後はPlusおよびEduプランにも展開される予定だ。


 

Codexの主な特徴

  • 並列タスク処理:

    複数のソフトウェア開発タスクを同時に処理できる。

  • GitHub統合

    GitHubリポジトリを事前に読み込み、プルリクエストの提案やコードの修正を行う。

  • エージェント設定

    リポジトリ内のAGENTS.mdファイルを通じて、Codexにプロジェクトの標準やテストコマンドを指示できる。

  • 証跡とレビュー

    タスク完了後、端末ログやテスト結果などに基づく行動の証跡を提供。ユーザーはその内容を確認・レビューできる。



 また、OpenAIが実施したベンチマークにおいて、「codex-1」は同社のAIモデルである「o1-high」「o4-mini-high」「o3-high」を上回る正確性を記録している。


image : OpenAI
image : OpenAI

 Codexはまだリサーチプレビューの段階にあるとはいえ、すでに実用的な価値を示している。開発スピードと品質の向上を求める現場にとって、Codexは有力な新たな選択肢となるだろう。






参照サイト

Open AI Introducing Codex



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