企業間取引にキャッシュレスの波 - オリコとVisaが提携しB2B決済を革新
- 桜井 未来
- 1 日前
- 読了時間: 2分

国内1%にとどまるB2Bキャッシュレス比率を拡大へ
オリエントコーポレーション(オリコ)は、Visaと連携し、企業間取引(B2B)向けのキャッシュレス決済普及に向けた新たな取り組みを開始した。国内の事業者間決済におけるキャッシュレス比率は約1%にとどまる一方、個人向け消費では40%を超えており、そのギャップが課題となっている。
オリコは、サプライヤーがカード加盟店でなくても、バイヤーがカードで支払える「Orico Business payment for SME(OBS)」を提供しており、今回の協業でVisaと連携することで、B2B市場におけるカード決済の導入をさらに拡大する狙いだ。オリコによれば、このサービスにより中小規模のサプライヤーも手軽にカード決済を受け入れられるようになるという。
さらにオリコは、決済システム「Orico Payment Plus」を活用し、初期費用や月額利用料を無料とするキャンペーンを展開することで、事業者間決済の利便性を高める。経理担当者にとっては、請求書の確認から入金確認までの手間を大幅に削減できる。
今回の取り組みにより、B2B市場におけるキャッシュレス化が加速し、企業間取引の効率化や経理業務の自動化に寄与すると期待される。
参照サイト
PR TIMES 株式会社オリエントコーポレーション プレスリリース
オリコ、Visaと事業者間決済におけるクレジットカード決済拡大に向けた協業を開始