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OpenAI、ChatGPT標準モデルを「GPT-5.5 Instant」に更新

  • 執筆者の写真: 白石 奈々
    白石 奈々
  • 9 時間前
  • 読了時間: 2分

ChatGPTに「workspace agents」登場 業務自動化へ進化
image : OpenAI

ハルシネーション削減やWeb検索強化で回答精度と実用性を向上


 米OpenAIは現地時間5月5日、ChatGPTの標準モデルを「GPT-5.5 Instant」に更新した。従来の「GPT-5.3 Instant」を置き換える形で提供され、応答速度を維持しながら回答精度やパーソナライズ性能を強化したという。




高リスク領域でハルシネーションを削減

 OpenAIによると、GPT-5.5 Instantは医療・法律・金融など高リスク領域の評価において、GPT-5.3 Instant比で52.5%のハルシネーション削減を実現。ユーザーが誤情報として報告した難度の高い会話でも、不正確な回答を37.3%減らしたとしている。


Web検索や画像解析の性能も強化

 今回のアップデートでは、日常利用時の使い勝手改善も重視された。画像解析やSTEM分野の質問応答性能を高めたほか、必要に応じてWeb検索を利用する判断能力も向上。回答スタイルも従来より簡潔になり、冗長な説明を減らしたという。


「メモリ」機能を拡張し透明性も向上

 また、ChatGPTの「メモリ」機能も拡張される。過去の会話履歴や外部サービス連携を参照し、ユーザーごとに応答を最適化する仕組みを強化。一方で、保存済み情報の確認や削除が可能な「Memory Sources」機能も追加され、透明性向上も図る。


上位モデルの技術を低遅延モデルへ展開

 GPT-5.5 InstantはChatGPTユーザー向けに順次展開される。一方、高度なパーソナライズ機能については、まずWeb版のPlusおよびProユーザー向けに提供を開始し、近日中にモバイル版にも展開予定。今後数週間で、Free、Go、Business、Enterpriseユーザーにも対象を拡大するとしている。


 OpenAIは2026年4月に上位モデル「GPT-5.5」も公開しており、高度な推論やコーディング、研究支援用途で性能向上を打ち出していた。今回のInstant刷新は、その技術を一般利用向けの低遅延モデルへ展開した動きとみられる。



参照サイト

OpenAI

GPT‑5.5 Instant: smarter, clearer, and more personalized



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