次期macOSの名称は「Tahoe」になる
- 藤崎 翔太
- 6月2日
- 読了時間: 2分
更新日:9月1日

カリフォルニアの景勝地であるレイク・タホにちなんで「macOS Tahoe」と名付けられる
BloombergのMark Gurman氏は、本日の「Power On」ニュースレターで、macOS 26はカリフォルニアの景勝地であるレイク・タホにちなんで「macOS Tahoe」と名付けられると述べました。
なぜ「名前」も付けるのか?
マーケティング・ブランディングのため
「macOS Sequoia」のような名前は印象に残りやすく、ストーリーやイメージとともにユーザーに訴求できる。
数字だと「macOS 15と14の違いって何?」とピンと来ないが、名前があると新機能やデザインの刷新を伝えやすくなる。
Appleらしさ・体験価値の演出
Appleは「体験」や「世界観」を重視する企業であり、単なる番号ではなく、自然や地名にちなんだ名前で親しみやすさや感性を訴えようとしている。
かつてはネコ科動物(Tiger、Leopardなど)を使っていたが、今はカリフォルニアの地名シリーズに変わっている(Mojave、Ventura、Sonomaなど)。
ユーザーの記憶への定着
「macOS Big Sur」は多くのユーザーにとって大規模なUI刷新を連想させる名前になった。
バージョン番号は忘れがちでも、名前によって時代や特徴を覚えている人は多い。
WindowsやAndroidのように数字だけで進むOSとは異なり、「Appleらしい個性」としての差別化にもつながっている。そして、バージョン番号は忘れがちでも、名前によって時代や特徴を覚えている人は多い。
また、先日のリークによると、macOSの数字バージョンは西暦ベースになるという情報があったため、今後はマーケティング上は「macOS Tahoe」、サポートなどの実務上は「macOS 26」または「macOS 26 Tahoe」となると予想される。