Appleの各種OSバージョン表記は西暦ベースに統一へ
- 藤崎 翔太
- 2 日前
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Appleは、iOSをはじめとする各種オペレーティングシステムのバージョン表記を、従来の番号付けからリリース年に基づく命名規則へと変更する模様
Bloombergが先日報じた情報によると、今年のWWDCで発表される新しいiOSは「iOS26」になる模様だ。また、主にAppleやGoogle、Microsoftなどの大手テック企業に関する最新ニュース、リーク情報、製品発表の速報を投稿しているMarko Zivkovic氏によると、macOS内の内部バージョンに「macOS 26」というラベルを確認したらしい。
これらのことから、Appleの各種OSは西暦ベースに統一されることがほぼ確実と見られている。実現すると以下のような表記になる。
macOS 26
iOS 26
iPadOS 26
watchOS 26
tvOS 26
visionOS 26
バージョン番号から西暦ベース表記に変更する理由(推測)
一貫性の向上:各OSが異なるタイミングでリリースされていたため、バージョン番号にばらつきが生じていた。西暦ベースを基準にすることで、すべてのプラットフォームで統一感を持たせることができる。
ユーザーの混乱の軽減:macOSのように動物名や地名が使われている場合、どのバージョンが新しいのか直感的に理解しづらいという指摘があった。西暦ベースを用いることで、ユーザーがバージョンを容易に識別できるようになる。
開発・サポートの効率化:技術サポートや企業でのデバイス管理において、西暦ベースの命名規則はデバイスの識別を直感的にし、管理効率を向上させると期待されている。
他社は追随するのか?
Microsoft Windowsは、当初Windows 95やWindows 98など、リリース年をそのまま製品名に使用していた。現在は「Windows 10」や「Windows 11」といった名称が一般的である。数字が増える分にはバージョンを認識しやすいが、過去に95や98を使ってしまっているため2桁の数字にするのは難しいかもしれない。Windows2000のように4桁であれば。。。
Google Android:以前はデザート名(例:Cupcake、Donut)を使用していたが、Android 10以降は数字ベースに移行した。年号管理による利便性が認識されればAppleに追随して西暦ベースに変わるかもしれない。
Samsung Galaxyシリーズ:モデル名に「Galaxy S21」や「Galaxy Note 20」など、リリース年を含めた命名を行っている。ただしこれは偶然の一致であり西暦ベースは意識していない模様。
この変更により、ユーザーは各デバイスのOSバージョンをより簡単に把握できるようになり、製品選択やサポート時の混乱が軽減されることが期待される。