みんなの銀行、ブックオフと金融機能連携に向けた基本合意を締結
- 桜井 未来

- 11月11日
- 読了時間: 2分

BaaSを軸にリユース体験をアップデート
みんなの銀行は11月7日、ブックオフコーポレーションと金融を活用した価値共創に向けて基本合意書を締結した。今回の提携は、デジタルバンキングとリユース業界を横断する新たなBaaS(Banking as a Service)モデルの実装を見据えたものとなる。
ブックオフは全国約800店舗を展開し、書籍や衣料品、家電などのリユースを通じて循環型社会の実現に貢献してきた。近年では「キャッシュレス買取」や会員アプリの強化など、デジタル技術を活用したユーザー体験の向上にも注力している。
一方のみんなの銀行は、スマートフォン完結型のデジタルバンクとして、銀行機能をAPIで提供するBaaS事業を展開している。今回の連携では、ブックオフのサービスにみんなの銀行の金融機能を統合することで、顧客が「モノを売る・買う・つなぐ」体験の中でよりスムーズな決済や資金管理を実現できる仕組みを構築する狙いがある。
両社は今後、具体的なサービス内容や提供時期を改めて発表する予定だ。リユースビジネスとデジタル金融が融合することで、日常の消費体験に新たな価値が生まれる可能性がある。
参照サイト
株式会社みんなの銀行 ニュースリリース
ブックオフコーポレーション株式会社との金融を活用した価値共創にかかる基本合意書の締結について


