iPhone 18には高性能6チャンネルメモリーが採用される
- 藤崎 翔太
- 4月30日
- 読了時間: 2分
更新日：9月1日
AppleのiPhone 18のラインアップはメモリ性能に大きな飛躍をもたらす
Weiboを拠点とするリーカー・数码闲聊站氏によると、Appleは2026年モデルに大容量の6チャンネルLPDDR5Xメモリ構成を搭載し、将来のAI機能やマルチタスクのためにメモリ帯域幅を大幅に向上させる計画であるとのこと。
メモリの「チャンネル」とは？
CPUとRAM（メモリ）の間のデータ転送経路を指す。簡単に言えば、同時にどれだけのデータをやり取りできるかを決める「通り道」の数のようなものである。
シングルチャンネル（1チャンネル）
RAMとCPUが1本の通路で通信する状態である。
デュアルチャンネル（2チャンネル）
通路が2本になり、データを同時並行で送受信できるため、理論上は帯域幅（転送速度）が2倍になる。
トリプルチャンネル、クアッドチャンネルなど
一部のCPUやマザーボードでは3本（トリプル）や4本（クアッド）にも対応しており、さらに帯域が増える。
メモリ帯域幅を拡大することで、より高速なアプリの切り替え、よりスムーズなマルチタスク、AI機能の大幅な向上が可能になる。
AppleはハードウェアとOSの両方を自社開発しているため最適化の自由度が高い。これは、APpleが目指すセキュリティとプライバシーの確保を目的としたローカル環境でAI機能を実行する上で大きなアドバンテージとなり、他社との差別化要因になると予想される。