iPhone 17 Pro?街なかで目撃される
- 藤崎 翔太

- 7月29日
- 読了時間: 2分
更新日:9月3日

「野生のテスト開発用iPhoneを目撃しました」とXに投稿される
2025年7月28日、おそらく一般の方だと思われるFox Pupy氏(@Skyfops)は自身のXアカウントでiPhone 17 Pro 試作機を野外で目撃したとされる写真を投稿した。この投稿が複数のテックメディアに取り上げられ、注目を集めている。
これはiPhono 17 Pro?
左手で持っているブラックの端末のカメラ位置やLEDフラッシュ位置からiPhone 17 Proではないかと推測されている。Bloomberg のマーク・ガーマン氏やThe Verge、MacRumors、iClarified、9to5Mac などが記事化しており、「This looks legit」(これは本物らしい)と述べられるなど、信頼性が高く判断されている。
なぜ未発売のiPhoneが街なかにあるのか?
実地テスト(フィールドテスト)
Appleは、新製品の発売前に実際の使用環境での「フィールドテスト(field testing)」を行うことがある。
通信機能の検証(5G・Wi-Fi・Bluetoothなど)
カメラの性能テスト(自然光下や夜間など実環境での描写確認)
放熱・バッテリーの耐久性
センサやモーション系の挙動
これらはラボだけでは検証しきれないため、実際の都市部や郊外など様々な環境で試されることがある。
Apple社員やパートナーによるテスト
Appleでは、信頼できる社員またはパートナー(通信キャリアや部品メーカーの技術者など)に試作機(プロトタイプ)を預けてテストさせることがある。ただし、通常は以下のような厳重な偽装が施される。
外見が旧型iPhoneと似せたケースに入れてある
特殊なダミーシェルでカメラやロゴを隠している
OSのUIも一部制限されている(表示モードを変えている)
今回の目撃例でも、ケースに入っていたとの報道がある。
過去の類似例
iPhone 4の「バーに置き忘れ事件」(2010年)→ Apple社員がプロトタイプを飲食店に置き忘れて騒動に。実は社内テスト中だった。
iPhone 12のフィールドテストが中国で目撃(2020年)→ ケースに入った試作機が地下鉄で撮影された。


