Instagram、待望のiPad版アプリをリリース
- 藤崎 翔太

- 9月4日
- 読了時間: 2分

iPadOS 15.1以降のiPadモデルで利用可能
metaの公式ブログにて「以前からご要望をいただいていました」と伝えるほどに待ち望まれていたiPad版のInstagramアプリがいよいよリリースされる。
リール動画をフィーチャー
Instagramは、利用者がコンテンツを発見したり共有したりする場となっており、その中でもリール動画が主要な機能として利用されている。iPad版Instagramは、アプリを起動すると自動的にリールが開き、コンテンツを大きな画面で視聴できる。ストーリーズは画面上部に表示され、メッセージ機能にも1タップでアクセスできる。

新しいフォロー中タブ
iPad版アプリに「フォロー中」タブを新設。フォローステータス別にタブが別れている。
すべて: フォローしているアカウントからの投稿やリール動画のおすすめ
友達: 相互フォローしているアカウントからの投稿やリール動画のおすすめ
最新: フォローしているアカウントからの投稿やリール動画を、最新のものから順に表示

新しいフォロー中タブで友達の近況をチェック
metaによると、iPad版Instagramアプリ開発にあたり以下のように説明している。
iPad用Instagramは、大画面を活かし、少ないタップで多くの機能にアクセスできる設計としました。メッセージとお知らせを同時に表示でき、リールは動画をフルサイズで再生しながらコメント欄を拡大できます。Instagramの機能を維持しつつ、利用できるスペースを広げました。
TikTokを意識?
InstagramがiPad版アプリでリール動画を前面に押し出している背景には、ユーザーの利用動向と競合サービスの影響があると考えられる。近年、TikTokを中心にショート動画の消費が拡大しており、静止画よりも動画でのエンゲージメントが高まっている。Instagramとしては利用者の滞在時間を伸ばし、広告収益につなげるために、動画コンテンツ、とりわけリールを重視せざるを得ない状況にある。iPadの大画面は動画視聴との相性が良く、より没入感のある体験を提供できるため、リールを起点とした設計を採用したと推測できる。
(Source:meta)


